※上記に書いたとおり、奄美大島や徳之島の黒砂糖生産は調所が考える薩摩藩財政立て直しのメインともいえる政策。これにより黒砂糖だけで、3年後には200万両以上の貯えが出来たのですから、効果大で有りました。、しかも表に出せる金であったことが大きいのです。元本250年払いの利息なしにしなかったら、今まで通りに毎年利息を80万両払っていたら、黒砂糖の利益が200万両出ても、利息だけで3年間240万両支払いますから、相変わらず薩摩藩は借金地獄から抜け出せなかったはずで有ります。ここに調所の決意・腹の括り方が