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もう、ずいぶん前の話である。ものすごく気になってた曲があった。なんだろう、とてもノスタルジーをゆさぶる懐かしさあふれるメロディ、声、サウンド・・・。たぶん有名な曲なんだと思う。でもそのときの自分は知らなかった。ときどき耳にはするものの、誰が歌っていて何というタイトルなのかも。歌詞だってよくわからないので誰かに訊く手段もナシ。もちろんネットなども一般化されてない時代のことである。そういう状態がしばらく続いていた。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,
今回のそんなに陽のあたらない名曲では、わりと近年になって知ったお気に入りの曲を薄~く紹介したいと思います。想い入れは一つひとつにあり、それぞれを記事にしたいとは前々から考えていたのです。しかし、ただふつうにレビューするだけではよそのブログと同じになってしまいます。ですが当ブログでやるとなりますと単品では記事として弱くなるかなーと困っていたものを、特集記事にしちゃえば楽しくなるのではないか――?そんな狙いのもと企画したのが、このたびの記事なんであります。そして今回はテーマを「せつない」
名曲『東村山音頭』は1963年、東京都北多摩郡東村山町制定で、東村山町農業協同組合がレコード発売したのがもともとの発祥。歌はキングレコード専属歌手の三橋美智也・下谷二三子・春日八郎・大津美子を起用。その後、志村けんにより『志村けんの全員集合東村山音頭』としてカヴァーされたものが爆発的なヒットを記録したのは承知のとおり。いまにして思うと何がそんなによかったんだか不思議といえば不思議であるが、筆者もこれが大好きな時期があって、よく志村の真似をしたものである。同曲は東村山4丁目⇒3丁目⇒1
このそんなに陽のあたらない名曲シリーズ、前々から書こう書こうと思ってるのがいくつもあるのね。だから、今回こそはやるぞー!と思ってたんだけど、またまた気が変わりました。気を変えさせた張本人とはズバリ、モジャモジャのカリスマ(?)こと石立鉄男!ということで、まずはこちらを聴いてみてください。『女嫌いのバラード』『さらば女ともだち』作詩:福田陽一郎/作曲:三木たかしこの『女嫌いのバラード』というのは一部マニアのあいだでは有名な曲でして、'83年のドラマ『さらば女ともだち』の
前回もそうだったんですが、今回もホントは他のこと書こうと思ってたんですけど気が変わったので違う記事にしたいと思います。朝倉理恵。この方のお名前を認識したのはwishy-washyさんの記事「【独偏ベストテン19-1】坂田晃一作曲シングル」という記事で扱われてました、『風のマドリガル』という曲を聴いたのが初めてだったと思います。いつもwishy-washyさんの記事では未知の素敵な音楽を紹介してくださるので楽しく拝見してるのですが、このときはとくにツボでしてね。もちろん坂田晃一
さあ、ついに2015年が来ます!個人的には先に2016年をやっといて、そのあとでゆっくり2015年にお越しいただきたいと思うのですが、もう世間では問答無用で2015年を迎える気満々なムードでございます。2015年といえば・・・・・・そうです、あのジェッターマルスがいよいよ誕生を迎える年なのですよ!とあればこの時期、これを採り上げないわけにはいきません。――時は2015年。科学省にて1体の少年ロボット=マルスが誕生した。マルスを作った科学省長官の山之上博士は、どうしても最
インディー団体IWAジャパンが、10月13日の興行をもって活動を休止した。20周年にして区切りをつけることに。振り返れば、昭和の時代と違い、決して儲かるとはいえないプロレス業界で、よくも20年も続いたものだと、その逞しさには感心するしかない。本当にお疲れさまでした。いや、じつは私、Iジャの試合はほとんど観たことがないんですよ。ただ、かつてはテリー・ファンク、タイガー・ジェット・シン、ジプシー・ジョー、スティーブ・ウィリアムス、レザーフェイス、フレディ・クルーガー・・・などなど、往年の外
ここんとこ、身体のあっちこっちに激痛が走っておりまする。こうして記事を書くのも往生するほどでございまして。いや、厳密にはもっと前から兆候はあったのです。たぶん腰からくるものだと思うのですが、尻の左側から左脚にかけて神経を圧迫するような鈍い痛みが出ておりまして。歩けないほどではないものの、あるポイントに重心がかかりますとチーンと痛みが走るのです。ラジオ体操でいえば、斜め前屈の動き。あの体勢になるのがいちばんキツいです。あ、ピョンピョン跳ねるやつもダメです。それが、ここ2~3週間
濱田金吾さんというアーティストをご存知でしょうか?私はよく知らないんですけども、むかし貸しレコード屋さんへ行ったときに浜田省吾コーナーと隣接して濱田金吾コーナーが設けられていたくらいですから、たぶんけっこう有名な方なんだと思います。わりと最近、Wikipediaでも調べてみたんですよ。そしたらこの方、クラフトというフォークソンググループにいたそうで、現在は作曲家としても活動されてるとのことでして。でも残念ながら、私が濱田さんの作品で知ってるのはあんまりなくって。あ、クリスタルキングの『愛
『NAI・NAI16』。シブがきトリオあらためシブがき隊(キャッチフレーズは“YMF正面突破”)のデビューシングル。発売から30年以上も経ってるのに未だ「ジタバタするなよ」のフレーズがネタにされるという、ある意味ロングヒットなナンバーでもあります。ジタバタするなよ世紀末が来るぜこの歌詞、意味わかる人いますか?世紀末が来たらどうだというのでしょうか?曲がリリースされたのが'82年。タイトルの「16」というのが登場人物の年齢だとしたら、'99年の世紀末になるころには33歳と
ミュージシャンの大瀧詠一さんがお亡くなりになったわけですが。私、大瀧さんのことはそんなに詳しいわけではありませんし、とくにこれといった想い入れがあるわけでもないのですが、せっかくなので記事でも書いておこうかと思いまして。私がイメージする大瀧作品というと、ジューシーといいますか常に瑞々しさにあふれていたという印象が強い。聴いただけで「あ、これ大瀧作品ね」って、すぐわかりました。私でも思うくらいですから、そこらへんのファンの方なら言わずもがなでありましょうな。しかし正直に言いますと、好
虎だ、虎だ、おまえは虎になるのだ!原作・梶原一騎による劇画『タイガーマスク』('69年10月~'71年9月放送)は暴力アニメの金字塔である。これを観てしまったチビッコが、どれだけ大きなトラウマを負ってしまったことか・・・。漫画にしてもアニメにしても、主人公・伊達直人の精神的にも肉体的にも痛めつけられる様がエグイほど伝わってくる内容でした。まず、主人公が怯えたり泣いたり悪のかぎりを尽くしたり・・・と、およそ他のそれとはかけ離れた人間くさいヒーロー像だったことからしてショックを受けます。
今回のそんなに陽のあたらない名曲は“ザ・昭和歌謡”と呼びたくなるようなやつでいきます。じつは前記事におけるカラオケで、私が選んだもののなかで妹尾青洸さんが面白い反応をされてたのがありました。イントロから歌の途中まで「?」っていう顔だった妹尾さんでしたが、サビに入るや「あーっ、あーっ!((ヽ(゚〇゚;)三(;゚〇゚)ノ))コレなんだっけなんだっけ?」と、明らかに長きのあいだ忘れ去っていた記憶に刺激を受けたと思われる表情になったのです。「“江戸を斬る”ですよ」「そうだそうだ、う
夏真っ盛りですのぅ。でも最近は夏の陽気に浮かれ気分になるのは7月上旬までで、それ以降は夏の終わりを意識するようになってしまいました。私がそう思うようになったのは、日本という土地は寒い時期よりも暑い時期のほうが圧倒的に少ないことを実感し始めてからです。もはや「夏休み」という言葉すらも、もの悲しさを覚えますわ。ターザン山本さん曰く「夏は始まるんじゃなくて、夏の終わりが延々と始まっているだけ」なんだそうです。さて今回のそんなに陽のあたらない名曲は、昨夏に続きまして杉山清貴&オ
書かなきゃいけないことが溜まってるんですけど、当方、なかなか作業が進まない有り様でございまして。「早よ書かんかい」と、お叱りを受けそうなんでありますが、まーぼちぼち書いてますよ。にもかかわらず、本日は恐縮ですが休憩的な記事です。いまレポート系の記事を執筆中なんですがね、アレ疲れるんですよ。なので、こういうのも書いて気分転換させてください。肉ばっかり食べてたら野菜も食べたくなります。今回のそんなに陽のあたらない名曲は、大場久美子版『コメットさん』の主題歌『キラキラ星あげる』
以前、スプライトの記事をupしてみたところ思いのほか反響がありまして、最近でもアクセスされる方がおられるようで驚いております。そんなわけで、今日は久しぶりに飲料系CMソングの記事を書いてみたいと思います。本日とりあげますのは、ポカリスエット初代CM曲『まぎれなく恋』であります。これを歌っていたのは水城英明さんと合澤尚子さんによる、レモン・トリーという男女デュオなんだそうです(ただしレモン・トリーが歌う前年はBUZZが歌い、レモン・トリーの翌年はチェリッシュが同曲を歌唱)。CMが
卒業シーズンだからというわけではありませんが、今回は“卒業”に因んだ曲の記事です。というか、紹介しようと思ったものが、たまたま卒業にまつわる曲だっただけなんですけど。ほれ、キャンディーズじゃ。私はとくにキャンディーズのファンというわけではないのですが、ちょっと前(田中好子さんが亡くなるよりも少し前)に私のなかでキャンディーズがプチブレイクを起こしたことがありました。『暑中お見舞い申し上げますPart2』とか『悲しいためいき』などを聴いたり、彼女たちが出演したコントなどを拝見して「キ
最近、小林幸子さんが人気急上昇中(?)とのこと。私はとくにさっちゃんファンというわけでもないのですが、せっかくなので彼女の曲を紹介してみたいと思います。さっちゃんの代表曲『おもいで酒』といえば'79年度『ザ・ベストテン』年間1位や第12回全日本有線放送大賞グランプリを獲得など、さまざまな賞を総なめにした名曲なのですが、ここでは、そのカップリング曲であった『六時、七時、八時あなたは・・・』にスポットを当てたいと思います。この曲はTBSの昼ドラ『母子草』の主題歌でして、もともとは『おも
夏のうちにクリスタルキングの記事を書いておこうと思います。クリキンといえば低音のムッシュ吉崎さんとハイトーンヴォイスの田中昌之さんによるツインヴォーカルが強烈な魅力だったバンドですね。そして彼らの大ヒット曲といえば『大都会』や『蜃気楼』となる向きが大半だと思いますが、もちろん当ブログでそれらをわざわざ紹介したりはしません。まずは夏らしいナンバーからいきましょう。コカ・コーラ夏のスーパーレコードキャンペーンソング『海南風(KAI-NAM-POO)』。景品につき非売品なんだそうな。
本日は意表を突いて、杉山清貴&オメガトライブの1stアルバム『AQUACITY』に収録されたナンバーを紹介いたします。杉山清貴&オメガトライブといえば『SUMMERSUSPICION』を引っ提げ、第12回東京音楽祭でTBS賞を獲得し、デビューするやヒットチャートの上位に何度もランキングされるバンドでした。とくに「夏」や「海」をテーマにした楽曲が多かったですね。『AQUACITY』はアルバムチャートのTOP5入り、レコードとカセット合わせて10万枚を超える売上げを記録したこともあり、
近年、いつのまにか見かけなくなっていたスプライトが、去年くらいから本格的に復活したもよう。というか、あれは普通に売ってて当然のものだと思っていたから、それまでは「もし本当に販売中止になってたら・・・」と思うと怖くて調査してなかったのです。でも今回の復活は嬉しいかぎり。ガラス瓶じゃないのが残念だけど、ペットボトルタイプにはトレードマークだったイボイボが再現されてます。んで、今回のそんなに陽のあたらない名曲はスプライトのCMソングから。五十嵐浩晃さんのデビューシングル『愛は風まか
このところ電車へ乗るたび、近くにいる人のクシャミによりツバをかけられる。連日です。ほぼ無防備なところへミスト状で浴びせてきますから防御のしようがないのですよ。悲しい。というわけで、ハードボイルド・アクションドラマ『白い牙』の主題歌『悲しみにつばをかけろ』を私と一緒に聴いてください。――かつては警視庁捜査一課のエリート刑事・有光洋介。そしていまは、幼なじみの同僚刑事・村木を殺した卑劣な悪徳刑事と蔑まれ、ツバされる男・有光洋介。事実は逆だった。村木こそ悪徳刑事であり、暗黒街の命