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絹本に描かれた美人画になります。浮世絵風に描かれていますが昭和に描かれた物だと思いますが、縦長の額が欲しくて買った物の中に入っていた絵で、丸めておいた物を撮影しておいた物です。今日の本題は、ずいぶん前になりますがNHKでロスト北斎「幻の巨大絵に挑む男たち」という番組を放送しました。世界に誇る天才浮世絵師の北斎が晩年に描いた、幅が2m76㎝にも及ぶ「須佐之男命厄神退治之図」(すさのおのみことやくじんたいじのず)という肉筆巨大絵がありましたが、関
100号の主題はもう出来ているのですが、背景に悩んでいました。何通りも下絵を描いて後、全てボツにして主題の大きな木はやはり山に置けと心の中に浮かんできました。鞍馬か大原にでも写生に行こうと思っていたところ兄の件。今までは帰省してもさほど出かけることもなく過ごしてましたが、今回は滞在が長かったので気晴らしに出かけると探していた山があったのです。まだ描き足りませんが見てください。金封用の筆ペンで描きました。
続きになります。1791年発行の山東京伝(さんとうきょうでん)の黄表紙「箱入娘面屋人魚」(はこいりむすめめんやにんぎょう)です。浦島太郎が不倫のすえに生まれた人魚。漁師の平次と暮らすことになるが、貧しい平次に恩返しと遊女になることに。いよいよ人魚の吉原デビュー。山東京伝箱入娘面屋人魚:3巻(画像提供:国立国会図書館ウェブサイト)薄暗くなって人魚の花魁道中がはじまる。尾ひれが出ているし、鱗も出てる。(もっと白粉を厚く塗れ
今日は人魚を題材にした江戸時代の本を見つけたので、その内容の下らなさが、ばかばかしくて面白かったので紹介することにしました。1791年に発行された「箱入娘面屋人魚」(はこいりむすめめんやにんぎょう)山東京伝(さんとうきょうでん)の黄表紙です。山東京伝は画号を北尾政演(きたおまさのぶ)という浮世絵師でもあります。黄表紙とは成人向けの絵本で、当時の流行などをパロディーにしていて分かりにくいのですが、挿絵だけ見ていても十分に「何だコレ~」と吹き出してしまいます。絵を
昨年のコンクール九州山口ジュニアドリカムコンクールPTNAドリカムコンクール地区予選御木本メソッドレッスン第一回他弾き合い会AMAピアノと歌と管弦のコンクール課題曲決定と充実。先日のドリカムコンクールでの生徒たちへのコメントもリズム手の形強弱音の美しさも褒めていただき少しは伝えられているかとホッとしています!ただ時代が変わり社会が変わり、子どもも変化している!良い教育とはと考えるばかりです♬変わってはいけないものもあると信じていますし、与え
今日の作品は軸装された紙本に描かれた物になりますが、作者については落款は入っていないのですが、山岸翠山の作であるとされています。箱に山岸翠山の天保頃(1830~1844)の作と書かれた紙が貼ってありました。しかし山岸翠山について検索しても何も見つからない為に、実在した人物なのかも確認できていません。作品についても今回は何も分かりませでした。和歌のようなものが書いてあり、和歌の作者らしき名
上方の絵師による雪中傘持美人図になります。無落款の為に作者不明。黒い御高祖頭巾(おこそずきん)の中の美人の唇は笹紅で緑色に描かれています。雪をかぶった傘を大きく取り入れる構図で、見るべき点は雪の表現方法でしょうか。一般に日本画では雪景色などを描く場合は、雪の積もった所などは地の白を生かす為に、その場所は絵の具を使わないで塗り残して雪を表すのですが、この作品は純白の胡粉を蒔き散らす胡粉散らし
小林清親清親畫帖久松町ニテ見る出火(画像提供:国立国会図書館ウェブサイト)昨日は八百屋お七の話でしたが、今日は江戸の火事について少し書いていこうと思います。江戸の町は武家の町と言っても良く、江戸の総面積の70%は武家地で寺社地が15%、のこりの15%の狭い土地に50万人を超す町民が住んでいました。人口密度が高く、しかも木造建築の為にいったん火が出れば、たちまちのうちに大火事となりました。「火事と喧嘩は江戸の花」といわれるほど、江戸の町では頻
月岡芳年松竹梅湯嶋掛額(八百屋お七)部分天和3年(1683年)3月29日、品川の鈴が森刑場にて日暮れの晩鐘とともに一人の少女が火刑となりました。少女の名は、お七罪は自分の家に火を付けた「付け火の罪」。実際はボヤで収まって火事にはならなかったのですが、火事の多い江戸では放火はとても重罪でした。16歳の少女の火あぶりの刑は当時としても、珍しい事だったとは思いますが歌舞伎や浄瑠璃などの題材となり、さらに
行水を終えたばかりなのでしょうか、手ぬぐいで拭っている美人が描かれた夏の情景の肉筆美人画になります。紙本で額の中に入れられた状態でオークションに出品された物ですが、本来は掛軸として描かれた物でしょうが、古くなり表装が痛んだ為に切り取られて額装にされたものなのでしょう。古くなった掛軸などは興味のない人からすればゴミ同然に扱われてしまいます。表装が破れてゴミ扱いされて捨てられた浮世絵も、世の中には沢山あったでしょ
河鍋暁斎地獄太夫図河鍋暁斎の「地獄太夫図」ですが、何とも変わった絵です。豪華絢爛な着物をまとった遊女の横で、骸骨が踊り、三味線を弾いています。しかもドクロの上で踊っているのは一休禅師です。狂画を得意とした明治の浮世絵師である暁斎の代表作とも言える作品です。同じような作品が複数存在する事でも知られています。(真贋含めて)地獄太夫の美人画という物は浮世絵を趣味にしていれば、時々見る機会があったので知っていましたが、実
みなさま、おはようございまーすっ♪\(^▽^)さてさて、今日も引き続き、【ちり紙細工で、鬼っぽい物を作る♪】で、(3/8)ですよー♪ドガガガガ!!!!!本体のキール製作です♪今回は、実質・両手だけで、それが下~足部分につけば良いので、この点も、まあ、楽ですね♪アルミワイヤーで、骨組を作り、両面テープ化・セロテープで、コーティングします♪ドドドドド!!!!最初に作った、土台の、磁石パーツを持ってきてーと。これは、そのまま、セロテープで
歌川国芳月日貝阿堂類友引(画像提供:国立国会図書館ウェブサイト)歌川国芳月日貝阿堂類友引部分(画像提供:国立国会図書館ウェブサイト)普段は浮世絵に関する本も全く読まずに、目にする浮世絵作品も深く観察することもなく流し見をしてしまうのですが、最近少し気になった作品がありました。それが今回の国芳の団扇絵の「月日貝阿堂類友引」になります。団扇絵に描かれた美人画になりますが、第一印象が「これ何をかいてるの?」でし
紙本に描かれた肉筆美人画になります。印章があるのですが、残念ながら篆書体が読めないので、作者不明です。着物に亀の模様が描かれていますが、光琳百亀のデザインでしょうか。実はこの作品は、今まで鳥籠を持つ美人の図だと思っていたのですが、ブログに載せるにあたって見直してみると鳥籠にしては、中の鳥が描かれていなくて少しおかしいかなと感じました。手で持っている赤い紐も籠を吊るす目的にしては上等すぎる様な気もします
軸装された歌麿の木版画になります。二人の美人が鏡を持っている作品ですが、少し変わっているのは左側の立っている女性が持っているのは、鏡箱(鏡ケース)の蓋の方で漆塗りの光沢の中に顔を映しているのではないかと思われます。右の座っている女性が持っている方に鏡面が見えます。左の女性の持ち方がやけに、ぎこちないのは何か作品の意味するところがあるのでしょうか。少し薄汚れていて退色していますが、摺りの状態が綺麗なので復刻版の
三代豊国今昔忠孝家賀見鬼王新左衛門三代目歌川豊国「今昔忠孝家賀見鬼王新左衛門」いつもはブログに自分の持っている浮世絵を載せる時には、画像だけ上げるのも芸がないので、少し調べてから文章を書くようにしているのですが、今回の浮世絵に関しては意外や意外、同じ作品の画像を一点も見つける事が出来ませんでした。希少な作品なのでしょうか。でも三代豊国ですから、そんな事もないのでしょうか。「今昔忠孝家賀見」とは文字か
無落款の紙本に描かれた肉筆作品になります。描かれているのは官女が子供を抱き上げて、桜の花を見ている所でしょうか。官女(女官)とは、宮廷において君主や后妃の身の回りの世話をする官職をもつ女性のこと。皇室に関係のある子供の世話をしている女官の姿でしょう。普段は肉筆浮世絵というと江戸の美人画という感じが強いのですが、上方の絵師の作品もオークションなどには沢山と出て来ます。
ゆいゆい本舗のダムカレーを食べてきました。かぐらっきーの旗ごとハンバーグを持ち上げて移動させるとあら♬カレーが放流!黒豆へ流れ込みました。東神楽産のグリーンアスパラ付き。冬にアスパラが食べられるなんて幸せ♬実はこのダムカレーをモチーフに被り物をオーダーされてました。こちらは後ろダムLOVE❤️ですパターンその1お皿のカレーと東神楽のお花を🌸パターンその2忠別ダム湖をカレー色に染めましたこのカレー色の生地が見つからなくて苦渋の決断!手芸店で売られていた新品のワンピース
前に書いた「浮世絵誕生する前の美人画-舞踊図」では、浮世絵版画の創始者と呼ばれる菱川師宣より前の時代の、近代初期風俗画に含まれる「舞踊図」を紹介しました。舞踊図は屏風絵ですが、一扇ごとに一人の美人が描かれていて浮世絵の美人画につながる作品とも言えます。今回紹介するのは、舞踊図の描かれた後の寛文期(1661~73)に描かれた肉筆の美人画の「寛文美人図」を見てみましょう。寛文美人図寛文美人寛文美人図(かんもんびじんず)と
みなさま、おはようございまーすっ♪\(^▽^)さーて、今日からは、【ちり紙細工で、鬼っぽい物を作る♪】で、(1/8)ですよー♪ドガガガガ!!!!!節分対策で、鬼を作ろうかと思ったのですが…まあ、やっぱり「節分鬼」辺りで検索すると、それなりに手間、かかりそうですねえ☆なんとか手を抜く、方法は無いかな?と、考えていると。あっ!?と、思って、今年はもう、まるっこ型?で、行くことにしました♪「マルに顔と手のみ!」ですね♪^^うん、これな
晩器柱絵「権八小紫」落款に晩器とある歌麿風美人の描かれた柱絵になります。晩器とは恋川春政という浮世絵師の別号になります。恋川春政(こいかわはるまさ)恋川春町の門人、または二代目春町の門人といわれる。北川や恋川の画姓を称し、晩器、花月斎、春政と号す。作画期は享和から文化の頃にかけてとされ、喜多川歌麿風の美人画や読本の挿絵などを描いている。晩器春政と落款のある歌麿風
平福穂海「小野小町図」大振りの作品で、畳一畳ほどの大きさの美人画になります。作者については詳細不明になりますが、ヤフオクに出品された時に武村文海の弟子と説明されていたので、秋田の人なのかもしれません。江戸の浮世絵美人とは違う、はんなり(華やかでありながら気取りがなく上品さと気品を兼ね備えてるさま)した様は、男ならやはり見惚れてしまいます。武村文海は寛政9年~文久3年(1797~1863
歌川国貞の掛物絵の「娘道成寺」です。オークションにうぶ表装の状態で出た物なので、状態はあまり良くありません。浮世絵専門店で販売している物などは、表装を剥がして洗浄してシワなども伸ばして綺麗にしてから店先に出しているのでしょうね。オークションなどの品は、状態は悪くても価格は安いので、仕方ありません。色からすると明治に入ってからの後摺りと思われます。烏帽子をかぶった白拍子が描かれていますが、目線が気になります
みなさま、おはようございまーす♪先月~今月の、ちりがみ新キャラで、「鬼っぽいもの」です♪ドゴゴゴゴ!!!!!去年の節分では、普通に赤鬼、作ったんで、同じパターンで、青鬼作ろうか?とも、思ったんですが…なんとなく、ちゃんとした人間フォルム作るのが、めんどくさい気がして、そんな時…と、言う気がして、マルに顔と手だけの、まるっこ型の鬼に、してみました♪いやー、楽チンですわ(笑)それでも、一応、ここまでのノウハウを、踏まえて、平面&円柱バー
絹本に描かれた肉筆の美人画になります。時代焼けの為に全体に茶色っぽくなっていますが、若い娘の立ち姿が描かれていて、何か少し微笑んでいる様にも見えます。落款があるのですが、最初の字が良く分からないのですが耕雲斎道義でしょうか。一応調べてみましたが、何もヒットせずで作者については毎度の事ですが詳細不明です。美人画とは、女性を主題に描いた絵、女性の美をテーマに描かれた作品のことを言いますが、浮世絵版画(錦絵)では
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舞踊図舞踊図現代では浮世絵版画の創始者は菱川師宣(作画期1671~1694)とされています。師宣は肉筆画の「見返り美人」で有名な浮世絵師ですが、初めは墨一色の墨摺の絵入本が主でしたが人気の高まりと共に、一枚絵の浮世絵版画が誕生しました。この時の浮世絵も墨摺でしたが、手彩色により色付けされた物も制作されました。私たちの知っている様なカラフルな多色摺の錦絵が発明されるのには、約100年後の明和二年(1765)まで待つことになります。
勝川春扇の掛物絵で「羽子板を持つ美人」です。当時人気絵師だった菊川英山の影響を感じる作品です。一見、ベロ藍のみで摺られた藍摺りのような色合いの浮世絵ですが、これは経年の紫外線の影響で退色した結果だと思われます。掛物絵とは安価な掛軸として仕立てられた物ですので、長年掛けられていたのでしょう。錦絵に使われている染料は植物由来のものが殆どですので、色が褪せてしまいましたが、文政期に輸入された化学合成顔料のベロ藍の色は鮮やかに残って
ちりがみ細工♪ちりがみ細工は、ティッシュ、トイレットペーパー、キッチンペーパーのような、やわらかい紙を、丸めて形にして、セロテープで止めて作ります。「ティッシュ丸めて、セロテープでとめる」これだけで、安価・簡単に、何でも作れますよ~♪(*´▽`*)ノ☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*☆*゚¨゚゚・*
ジョルゼット・タベ「コーヒ-ポットのダンス」彼女はフランスの画家ですが、日本では全く知られていないみたいで検索しても、何も出て来ません。タベは、その師であるフェルナンド・レジエ、アンドレ・ロート、アンドレ・スベルビィに才能を高く評価され,誰にも真似のできない彼女自身の世界観の中で、豊かな色彩を用いて静物、人物、風景と幅広くエレガントで魅力的な作品を描きました。この作品はかつて日本で個展を開いたときに、発表された作品