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かつて小学校の校長だった切れ者の祖父は、71歳となった現在、幻視や記憶障害といった症状の現れるレビー小体型認知症を患い、介護を受けながら暮らしていた。しかし、孫娘の楓が身の回りで生じた謎について話して聞かせると、祖父の知性は生き生きと働きを取り戻すのだった!そんな中、やがて楓の人生に関わる重大な事件が……。「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか?孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人。日々の出来事の果てにある真相とは…?認知症の祖父が安楽椅子探偵となり、不可能犯罪に対する名推理を披露
昨日、図書館で借りてきた本。図書館内を歩いていて、タイトルが目にとまって手にしました。表紙もタイトルに合っているようで気に入ったというのもあります。紙鑑定が神探偵と勘違いされたことから始まるという、少々強引にも思える切り口。(笑)そこにプラモデルをヒントに事件のカギを探るという、これまた私には新しいストーリー展開。主人公の紙鑑定士が、彼の持ついろいろな人脈を駆使して少しずつ事件の全貌を明らかにしていく…はず。(笑)まだ、読んでる途中ですから。(笑)なかなか面白い展開だな〜と思って
ファラオの密室Amazon(アマゾン)第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作!紀元前1300年代前半、古代エジプト死んでミイラにされた神官のセティは心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日ミイラのセティは、自分が死んだ事件の捜査を進めるなかでやがてもうひとつの大きな謎に直面する棺に収められた先王のミイラが密室状態であるピラミッドの玄室から消失し外の大神殿で発見されたというのだ
今年の「このミステリーがすごい大賞」受賞作の「ファラオの密室」を買って読みました。(2/25読了)久しぶりのミステリーです。古代エジプトで死者が蘇る話でしたが、荒唐無稽ではなくスンナリ入って行けました。ピラミッドから何故ミイラが消えたか、を巡って謎解きが始まっていきます。面白かったです。著者の白川尚史(本名山田)さんはマネックスグループの取締役で東大卒です。最近は高学歴の作家で多くなってきましたね。ファラオの密室Amazon(アマゾン)${EVENT
★★★☆☆記念すべき第20回、『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作。これまであまり耳馴染みのない、「弁理士」にスポットライトを当て、特許機侵害に絡む、若き女性弁理士!と言えば聞こえは良いが、一癖も二癖もあるヒロイン。ハラハラ・ドキドキのリーガルサスペンス張りの、士師ミステリー物。ややマニアック的な専門用語も飛び交うものの、補って余りある展開の早さと、キャラ立ちした登場人物に否が上にも惹き付けられてゆく。一つ期待を込めて言えば、ちょっぴりライト過ぎるところか。半沢直樹や
【メーカー特典あり】怪物の木こりBlu-ray豪華版(メーカー特典:モノ未定)[Blu-ray]Amazon(アマゾン)十三人の刺客豪華版(Blu-rayDisc)/役所広司,山田孝之,伊勢谷友介,三池崇史(監督),遠藤浩二(音楽),池宮彰一郎(原作Amazon(アマゾン)妖怪大戦争(Blu-rayDisc)/神木隆之介,宮迫博之,近藤正臣,三池崇史(監督、脚本),荒俣宏(原作),遠藤浩二(音楽)Amazon(アマゾン)無限の住人(Blu-ray
BOOKデータベースより「『このミス』大賞シリーズのなかから、著者自ら選んだ“人の死なないミステリー”のみを集めました!抽選くじの番号が重複してしまった理由とは……岡崎琢磨「ビブリオバトルの波乱」。危険なダイエットを続ける女子大生に隠された秘密とは?友井羊「ふくちゃんのダイエット奮闘記」。日常に潜む謎を名探偵たちが華麗に解決!怖がりさんでも楽しめるとっておきのミステリー集。【目次】ビブリオバトルの波乱(「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズより)岡崎琢磨緋色の脳
一色さゆりさんの『神の値段』を読みました。神の値段(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}マスコミはおろか、ギャラリーのスタッフの前にも顔を出さない現代画家・川田無名。この謎の画家の作品を一手に扱うギャラリーのオーナー・永井唯子が、ギャラリーが持つ倉庫の中で首を絞められて殺害された。スタッフの田中佐和子は、生前唯子が香港のオークションに出品しようとしていた無名の1959年の作品を、彼女の遺志どおりに販売するため、唯子の代役となっ
今日もありがとうございます父をディサービスに送り出し、もう・・・つ・か・れ・た・・・(笑)その後、そういえばやっておかないと・・と思い立った手続きを、思い立った直ぐに行ってこようと出かけて、その待ち時間に読了です「ファラオの密室」白川尚史著ピラミッド、ミイラ、信仰される神々、古代エジプト好きにはワクワク、でしょうか(笑)紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取
歌田年宝島社2020年1月発行第18回「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作とのこと。お初の著者さんですが・・流石に大賞受賞だけのことはある!そして・・「紙鑑定士」というだけあって装丁も凝ってるんですよ。見返しのところに・・本の各部の名称とともに・・使っている用紙が何なのか、記載されてます。別丁扉もあれば貼り込みという部分もあり。本文の用紙も4種類も使われておりまして・・色も風合いも違います!さて内容はといえば・・紙鑑定士である主人公の渡部。紙鑑定事務所を
乾緑郎さんの『完全なる首長竜の日』を読みました。完全なる首長竜の日(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}漫画化の和淳美は、15年続いた連載が、新編集長の方針の下、打ち切りとなってしまう。その淳美には、自殺未遂を図って植物状態になった弟の浩市がいたが、植物状態になった患者とコミュニケーションがとれる〈SCインターフェース〉を介してセンシングを続けていた。しかし、浩市はいつも自殺という方法を用いて一方的にセンシングを終了してしまう
レモンと殺人鬼くわがきあゆ第21回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作あらすじ十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。しかし、妹の妃奈が遺体で発見されたことから、運命の輪は再び回り出す。被害者であるはずの妃奈に、生前保険金殺人を行なっていたのではないかという疑惑がかけられるなか、妹の潔白を信じる姉の美桜は、その疑いを晴らすべ
水原秀策さんの『サウスポー・キラー』を読みました。サウスポー・キラー(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}球界きっての人気球団・オリオールズの2年目左腕・沢村航が、八百長の疑惑をかけられた。沢村は自宅謹慎後、2軍に降格となるが、証拠のない疑惑であったことや、投手の駒不足から、再度1軍へ呼ばれる。しかし、1ヶ月のブランクを経ての1軍での先発試合を前に、球団に再度沢村の八百長を告発するメールが届けられる。第3回『このミステリーが
今読んでいる本『ファラオの密室』この本は2024年第22回このミステリーがすごい!大賞大賞受賞作ですカバーのイラストが漫画なのかな?と一瞬思うくらい綺麗ですがミステリー小説です舞台は私の大好きなエジプトテレビでこの作品を知った時絶対読まねば!!と本屋さんに走りましたーミステリーとかはあまり読んだ事がないのですが結構面白いですエジプトの歴史などを多少知っていれば尚更面白いかも??私は子供の頃からエジプトが大好きで子供の頃の夢が歌手かエジプト考古学者
拓未司さんの『禁断のパンダ』を読みました。禁断のパンダ上(宝島社文庫Cた4-1)Amazon(アマゾン)禁断のパンダ下(宝島社文庫Cた4-2)Amazon(アマゾン)〈ビストロ・コウタ〉のオーナー兼シェフ・柴山幸太は、妻・綾香の友人の結婚式に出席することになった。披露宴が行われるのは、神戸のグルメガイドブックで堂々の1位に君臨する〈キュイジーヌ・ド・デュウ〉。幸太は石国努シェフの味に魅了されてしまう。しかし翌朝、〈キュイジーヌ・ド・デュウ〉
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「猿と人間」増田俊也作者は(シャトゥーンヒグマの森)で、このミステリーがすごい!大賞の優秀賞を受賞してデビューした元新聞記者・デビュー作は巨大なヒグマの恐怖を描いた作品でした。今作はタイトルから分かるように猿。規模はちいさくなったけどどうでしょうか?主人公は高一の青年。父と母が離婚したため、普段は母親と暮らしているのですが、母親が再婚するにあたり久々の父親と会う事に。父親はジビエレストランを経営し
209冊目読了~(単行本454P)2001/04/1発行この所、ハマって続けて読んでいる奥田英朗氏の警察ものの作品評価の方は・・・・星3.5★★★★☆色んなジャンルを書く著者の中でも、ミステリー作品は一読の価値あり2002年版「このミステリーがすごい!」第2位作品。<内容>及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供2人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫へ
歌田年さんの『紙鑑定士の事件ファイル模型の家の殺人』を読みました。紙鑑定士の事件ファイル模型の家の殺人(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)"紙鑑定士"の渡部圭の事務所に、"神探偵"と間違えた米良杏璃が、カレシの浮気の相談にやってきた。杏璃のカレシが捨てた財布の中から見つかった紙片から、カレシが外国人パブに入れ込んでいることを突き止めた渡部だが、今度は杏璃から、妹が行方不明になっているという曲野晴子を紹介される。第18回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作です
安生正さんの『生存者ゼロ』を読みました。生存者ゼロ(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)根室沖に浮かぶ石油掘削プラットフォームからの連絡が絶たれた。嵐の中プラットフォームへ降り立った陸上自衛隊の廻田三佐は、職員全員が死亡しているのを発見する。感染症学者の富樫は感染源の究明にあたるが、同業者からの抵抗を受けている内に、北海道本土で同じ悲劇が繰り返されてしまう。第11回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作です。良くも悪くもハリウッド映画的と言いたいところですが、悪
(ややネタばれアリ)読んだことがない作家を開拓しようと書店を物色中、帯に「このミス大賞作」とあるのを「このミス1位」と早とちりして手に取り、新人賞の応募作とは知らずに読み始めた。2度、3度のどんでん返しを盛り込んだストーリーを編み出す着想力や構成力はすごいかもしれないけれど、リアリティーの欠如をはじめとする違和感だらけの読後感だった。大学事務室で派遣職員として働く若い女性が主人公。小学生の時に父親を少年による猟奇的犯行で殺害され、その影響で精神を病んだ母親は行方不明になり、親戚の家に預けられ
先日のショットショーへ行った際に,、サークルの代表otto氏から、これ、読んでみると渡されたのが、紙鑑定士という、聞いたことない(私的にね)仕事をやっている主人公の元に勘違いした女性からの依頼で探偵もどきの仕事をすることになったのが始まりで、模型、ジオラマが、謎を解くカギになっていって・・・という話で、モデラーにとっては、非常に面白いだけど、だけどですわ、後半というよりラストに近づくと、ギミック付きのスーパーカーに乗った美女が登場って・・・のOO7としか思えないしかも
友人の小西マサテルさんの新作「名探偵じゃなくても」読了しました。広川ひかる/上島光『続編、待ってました』おはようございます!ヤー「届いた?」と小西マサテルさんからのLINEでポストを見に行ったら届いてました~「名探偵のままでいて」の待望の続編「名探偵じゃ…ameblo.jp私、本を早く読み切るタイプなのですが、今回は私の日頃の時間の使い方下手のせいで読み始めるのが遅くなってしまいました。期日があった、デスクワークに時間を取られていましたクリ
八木圭一さんの『一千兆円の身代金』を読みました。一千兆円の身代金(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)国武元副総理の孫息子・篠田雄真が誘拐された。犯人の要求は、日本の財政赤字額である1085兆円の身代金。または、財政危機を招いた責任についての謝罪と、具体的な再建策の提示を行うこと、という、前代未聞のもの。警察は、平岡ナオトという人物が書いた『嘆願ブログ』に着目するが…第12回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞作品です。大賞受賞時は、『ボクが9歳で革命家になった理由
南原詠さんの『特許やぶりの女王弁理士・大鳳未来』を読みました。特許やぶりの女王弁理士・大鳳未来(宝島社文庫)Amazon(アマゾン)特許権を盾に、企業から巨額の賠償金をふんだくっていた元パテント・トロールの大鳳未来のもとに、VTuberが使用している撮影システムが特許を侵害しているとの警告書が届いたと、相談が持ちかけられた。権利者は、撮影システムの使用中止と破棄、ならびに売り上げの10%を要求するという、他に類を見ない内容だった。このシステムを使用する人気VTuber
おはようございます。今朝はそんなに寒さを感じないな、日中も20℃まではいかないけどそこそこ暖かいみたいだ。過ごしやすい週末になりそうですね!さて購入本シリーズ今日はこちら『名探偵のままでいて/小西マサテル』SNSである作家さんが書いたレビューを見て購入してみたこの本の続編が最近発売されたみたい。面白かったらそちらも買ってみようかな。認知症の老人が名探偵たりうるのかていう内容みたい。なかなか衝撃的な設定ですよね。どんな感じでストーリーか展開されていくのか楽しみだ
『さよならドビュッシー』最終話Ⅴ~熱情をこめて祈るように~ピアノコンクール当日。香月遥の出番となる。ピアノと一体となって素晴らし演奏。発表が迫る中、事件の真相が岬洋介から語られる。大どんでん返し。これ以上は書けません。素晴らし小説でした。こんな📚もあるんですね。ミステリーは奥が深い。中山七里さんのファンになりました。面白い📚本、小説をありがとうございました🙇ゲンタ
『さよならドビュッシー』Ⅱ~静かに声をひそめて~奇跡的に一命をとりとめた遥。玄太郎おじいちゃんもルシアも死んでしまった。全身皮膚の移植。身体が思うように動かない。岬洋介によるピアノの練習。驚くほどの身体能力の回復。そこで起こった2つの事故。階段の滑り止めの剥離、松葉杖の留め金の破損。犯人は家の人か?岬洋介の推理が冴える。いよいよ事件発生。探偵、岬洋介の活躍が始まる。ゲンタ。
『さよならドビュッシー』Ⅰ~嵐のように凶暴に~香月遥、片桐ルシ登場。ピアノの練習中。岬洋介登場。香月玄太郎。他登場人物紹介。父母の留守中、火事起る。玄太郎と遥とルシアの運命は。物語のスタート。さ、始まりました。楽しんで読みましょう。ゲンタ😊🤔😀
くわがきあゆ2023年このミステリーがすごい!大賞文庫グランプリ受賞作大賞、の中にはホントの大賞と文庫グランプリがあるのですねあんまり好みじゃなかったです何て言うんだろう、トリックというかどんでん返しというかビックリポイントが読み手を誘導する読ませ方からくるものというのは作者のテクニカルな部分であって内容勝負じゃない気がしてそれも含めて内容というか作者による作品ではあるのだけどあんまり好きじゃないかな「葉桜の季節に君を想うということ」みたいな7時だいたい10分をお知らせしま
皆さんこんばんは。恒例の夜中の本紹介。「ダブルバインド」城山真一このミステリーがすごい大賞で大賞を受賞してデビューした作家さん。デビュー作は読んでないんですが、(看守の流儀)↓という作品を初めて読んで出来栄えが良くて驚いた作家さん。横山秀夫推薦の一文は間違いなかった!(「看守の流儀」城山真一)|「天に月、地に山」愛知・豊橋で日本酒なら(ameblo.jp)それ以来気にしている作家さんですが、中々見つけられなかったんですが、要約今作をGET!