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今回ご紹介するのは、古谷一之内閣官房副長官補です。東京大学法学部を卒業し、昭和53年、1978年に大蔵省に入省。主計局主計官(防衛係担当)や主税局税制第一、第二課長などを経て、平成21年7月に主税局長のポストに就きます。その主税局長時代の国会答弁で、「デフレ下で増税をしたら、税収は減ります。」と答えた人物です。そんな古谷氏は現在、内閣官房副長官補という役職に就いています。この内閣官房副長官補という役職は、内閣総理大臣の申出により、内閣で3人の内閣官房副長官補を決
いや~各方面でいろいろな報道が飛び交っていますね。次の主計局長どころか事務次官が誰になるのかも雲行きが怪しくなってきたのでしょうか?今回は、昭和58年、1983年入省組の3名をご紹介したいと思います。まずはこの人、太田充理財局長。岡本薫明主計局長の対抗馬になりえるか?それともただの「あて馬」で終わってしまうのか?昨年11月28日、衆議院予算委員会で立憲民主党の逢坂誠二議員の質問に対して、「(森友の件は)総理、大臣ではなく、私ども事務方の責任である」と答えた人物
勝手に財務官僚紹介の3回目は、この人物を挙げたいと思います。可部哲生総括審議官。自民党の次期総裁候補の1人、岸田議員の義理の弟。岸田総理誕生なら、事務次官は俺に任せろ!消費税増税の為に、義理兄(アニキ)を説得(せんのう)してみせるぜ!!昭和60年、1985年入省組のエースは、凡流の矢野なんかじゃない!この俺だ!!私は今年の財務省人事では、今回紹介した可部vs矢野の戦いに注目しています。一橋大学(経済学部)出身の矢野官房長と東京大学(法学部)出身の可部総括
今年の財務省ダービー開催前のほんの少しのスパイス的な意味で始めた記事ですが、まさかこんなに早く開催されるとは(笑)気になる読者様は、チャンネルくららでご確認ください。そして今回ご紹介する人物は、矢野康治官房長(事務次官代理)です。※昭和60年、1985年入省組狙うは、一橋大学(経済学部)卒初の財務事務次官!消費税10%?ここらでお遊びはいい加減にしろってとこを見せてやりたい(国民に)目指せ、消費税20%!30%!!東京大学卒が当たり前の戦場で、一橋大学(経
今年の財務省ダービーの開催前に、少しでも皆様にダービーを楽しんで頂く為に、私が勝手に、独断と偏見で選んだ財務官僚を1人1人ご紹介したいと思います。紹介の前に、まずはこの記事をご覧ください。次官“更迭”で…財務省、ポスト福田で「エース隠し」組織防衛に汲々事実上更迭された財務省の福田淳一事務次官の職務は、本命候補とされた岡本薫明(しげあき)主計局長ではなく、当面は矢野康治官房長が代行することとなった。この岡本氏、省内では「エース中のエース」との呼び声が高い人物。森友学園
プライベートでバタバタしていて、財務省や日銀をウォッチしきれていない時に、福田事務次官が辞意表明!?これは財務省の内部で、昭和57年(1982年)入省組に責任を取らせるという事で落ち着いたのか?それとも、次の事務次官(岡本主計局長)と次の官房長に対する「見せしめ」の為の処刑だったのか?まだ私にはわからない事だらけで、まったく自分なりの結論が出ていません・・・それにしても、財務省の有事の際の対応の良さには、本当に敬服します。話は変わりますが、4月に放送開始したアニメに
今回は議事録の最後に載っていた安倍総理の発言をご紹介したいと思います。安倍議長・・・今日は、第一に、経済・財政一体改革の中間評価を行った。今後の一体改革においても、経済再生なくして財政健全化なし、との基本方針を堅持し、経済成長と財政健全化の両立を目指していく。新たな計画の策定に向けては、PB黒字化目標の実現を図るため、取組の進捗を評価しつつ黒字化目標と毎年度の予算編成を結びつける枠組みを検討する。また、歳出改革の進化に向けて、公的サービスの産業化やインセンティブ改革、見える
3月29日に開催された経済財政諮問会議の議事要旨が公表されたので、一部を抜粋してご紹介したいと思います。議長安倍晋三内閣総理大臣議員麻生太郎副総理兼財務大臣同菅義偉内閣官房長官同茂木敏充内閣府特命担当大臣(経済財政政策)兼経済再生担当大臣同野田聖子総務大臣同世耕弘成経済産業大臣同黒田東彦日本
岩田規久男前日銀副総裁、私はこの方の名前は50年後、100年後の日本史に残ると確信しています。「昭和の高橋是清、平成の岩田規久男」として、デフレ脱却の為に尽力した功績を私は生涯忘れません。2013年10月に中央大学で行われた講演で、岩田先生の話を生で聞きましたが、あの時の講演は消費税増税決定後だったので、願わくば消費税増税の延期や凍結が決まった状態で、岩田先生が話す日本経済の未来を聞いてみたかったと思います。ニッポン放送のラジオ番組の「ザ・ボイスそこまで言うか!」の3月
以下は財務省のホームページの財政制度分科会の議事要旨から引用したものです。1.日時平成30年1月26日(水)10:00~11:403.出席者(委員)赤井伸郎、遠藤典子、倉重篤郎、黒川行治、佐藤主光、角和夫、武田洋子、竹中ナミ、土居丈朗、中空麻奈、宮島香澄、伊藤一郎、井堀利宏、宇南山卓、老川祥一、岡本圀衞、葛西敬之、喜多恒雄、小林慶一郎、進藤孝生、末澤豪謙、十河ひろ美、田近栄治、田中弥生、冨田俊基、宮武剛(敬称略)(財務省)木原副大臣、長峯大臣政務官、岡本主計局長、茶谷
「人づくり革命」などの政策パッケージのとりまとめを主導したことなどを受けて財務省内で”茶坊主”こと太田理財局長の存在感が強まっているのだそう。”茶坊主”こと太田理財局長といえば、森友学園問題について逢坂議員から前任の佐川理財局長(現国税庁長官)の答弁の不適切さ、および行政手続きの不備、今後の対応について詰め寄られた際、「(これらの問題は)総理、大臣ではなく、私たち事務方の責任である」と答弁した人物。いくら会計検査院から指摘を受けているからとはいえ、あんなにも率直に省としての行政手続きの不
3年間の雌伏の時を経て、めでたく事務次官に成り下がった、コードネーム、ブウ。「”息をするのもめんどくさい”が口グセ」と揶揄されるぐらいのメンドくさがり屋であり、”財務省のジャバザハット”とも言われるブウ。そのせいか、シゲーリンに下から監視されるどころか、センサーに年次逆転を許してまで監視されるハメに。それどころか「国家予算の膨張と福田(局長)の出世、そして体重が見事に比例している」と揶揄され、デイリー新潮に『新財務次官、妻は「リクルート汚職次官」の娘だった』と記事にされ、最近でもZA
自民党の石破茂議員についてのニュースがあったので、ご紹介したいと思います。自民圧勝は消去法…石破氏、首相母校で対抗心自民党の石破茂・元幹事長は18日、安倍首相の母校の成蹊大(東京都武蔵野市)で講演し、首相批判に熱を入れた。石破氏は講演の冒頭、「呼ばれたから(首相の母校に)来ただけで、殴り込みに来たわけではない」と笑いを誘ったが、首相が掲げた消費増税の増収分の使途変更について「『首相が何でも決められるのなら自民党は要らない』との意見もある」とチクリ。衆院選での自民圧勝は、首相の政
シゲーリンと愉快な仲間たち動静宇波弘貴(財務省総合政策課長)将来の事務次官候補とも称される”剛腕エース”宇波弘貴総合政策課長が18年7月医療介護福祉政策研究フォーラムで講演。一般社団法人医療介護福祉政策研究フォーラムhttp://www.mcw-forum.or.jp/report-getsurei.html#20170720第49回月例社会保障研究会(平成29年7月20日開催)演題:「財政からみた社会保障の現状と課題」講師:宇波弘貴氏講演の参
ある税理士の先生の話を聞く機会があったので。その税理士先生曰く、先日税務署主催の税理士向け研修会に参加して来たそうなのですが、そこで仕入れてきた情報だということで、以下の内容を話してくださいました。・消費税引き上げに伴う軽減税率の説明会を実施したが、キャパ120名のところ10名程度の参加しかなかった。・理由はシステム会社を中心に軽減税率対応への機運が一向に盛り上がっていないため。・対応が進んでいない背景には2016年の消費税引き上げ延期の影響が大。民間企業は皆、「二度あることは三度あ
数少ない大蔵官僚である、真砂靖元財務次官は全国盲ろう者協会の理事長の他、NPOフィリピン戦没者慰霊碑保存協会会長も務められているそうです。文中にある「国のために戦ってくれた先人に対する感謝や敬意なくして、真の平和も実現しないのではないでしょうか」という言葉や、実際にこれらの団体で要職を務められている姿を見るにつけ、熱血民間外交官だった故・中島慎三郎先生や故・小田村寅二郎先生にも通じる愛国精神をお持ちなのだろうと思わずにはいられません。小田村四郎先生も元大蔵官僚ですし。きっと中島
2信組破綻、政治介入呼んだ西村元大蔵省銀行局長https://seijika.click/%E6%94%BF%E6%B2%BB/829581994年から96年まで、大蔵省銀行局長として不良債権問題に取り組んだ西村吉正氏(76)。当時、国会で大議論になった住宅金融専門会社(住専)処理問題などを手掛けた。住専問題処理などを手掛けた西村吉正・元大蔵省銀行局長――銀行局長時代、政府が住専処理に6850億円の公的資金注入を決めました。「戦後長い間、金融行政は政治から距離を置くこと
倉山塾掲示板での議論のお題~高収入会社員増税https://office-kurayama.co.jp/20171114095701#倉山満の砦なかなか興味深いお題です。財務省ウォッチャーとしては、答えずにはいられませんねwまずは、財務省の意図を探るために、下記の論文に目を通してみました。〈財務省財務総合政策研究所「フィナンシャル・レビュー」平成28年第2号(通巻第127号)2016年10月〉日本の所得税改革―経済,財政と社会保障の現状を踏まえた提言―
広島大学「財務省主計局長による講演会および講義を開催しました」https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/42450平成29年10月23日、財務省岡本薫明主計局長による教職員への講演会および学生への講義を東広島キャンパスで開催しました。教職員への講演では「日本の財政の現状と課題」と題し、国立大学の運営にも関係する国の財政状況について、歳入は伸び悩んでいる一方、歳出では社会保障関係費が増大しているなど、歳入と歳出を比較しながら説明がありました。少子高齢化も進行す
財務省設置法の第二条に以下のような一文があります。財務省の長は、財務大臣とする。財務省の長が財務大臣?麻生財務大臣が、今の財務省のトップ???実際の力関係は岡本主計局長〉〉〉〉〉麻生財務大臣のように感じているのですが・・・この財務省設置法に新しい条文を追加できるのなら、私は以下の条文を追加します。財務官僚は日本経済を成長させる事に尽力し、1人でも多くの日本国民が職に就けるように雇用環境を整える事とする。財務省設置法を改正してくれる現役の政治家は、ど
財務省のホームページの新着情報(11月9日)に、とても興味深い議事録があったので、ここで皆様に簡単に紹介したいと思います。出席者麻生財務大臣、うえの副大臣、木原副大臣、今枝大臣政務官、長峯大臣政務官、財務省福田事務次官、岡本主計局長、茶谷次長、大鹿次長、神田次長、青木総務課長、中野司計課長、奥法規課長、若原給与共済課長、関口調査課長、竹田官房参事官、江島主計官、安出主計官、湯下主計官、小宮主計官、高橋主計官、中島主計官、阿久澤主計官、岩佐主計官、前田主計官、中山主計官、
金密輸、罰金を大幅上げへ=水際監視も強化-財務省財務省は7日、急増する金の密輸に歯止めをかけるため緊急対策を発表した。2017年度内をめどに、入国者向けの金属探知機を導入し、水際での監視を強化。密輸の調査を専門に行うチームを東京、大阪などの税関に設置する。消費税法など関連法も改正し、罰金を大幅に引き上げる方針だ。緊急対策は、水際での監視強化と厳罰化、情報収集・分析機能の拡充が柱だ。具体的には、主要空港の税関のスペースにゲート型金属探知機を約90台配備。スーツケースなどを調べるX
今年の6月、財務省大臣官房秘書課長の伊藤豊氏が母校で講演会を行ったそうです。なんでも『木を植えた男』は財務省新人職員必読の本なのだそう。ちょっと読んでみなければなりませんね。木を植えた男ジャンジオノhttp://amzn.to/2heKnrh@amazonJPさんからhttp://bit.ly/2hcGZgs(以下抜粋)現職の新人教育担当者の目線から社会で必要とされる人物像についてのお話でした。自分の頭で考え、継続力を持ち、周囲の状況をよく見る力が大切なのだ
日本リザルツ公式ブログよりGGG+フォーラム2017(特別会合編)http://resultsjp.sblo.jp/article/181250953.html財務省のスターリンこと、岡本薫明主計局長は、和泉洋人内閣総理大臣補佐官とともに日本リザルツ主催のGGG+フォーラム2017の特別会合に出席した模様。このGGG+フォーラム、「UHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)とSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けて」を主目的とした会合のようです。http://www.jsi-m
総選挙が終わり、株価が2万2千円に届きそうな位置に来ました。そんな中、ネットのある人達は山尾議員の選挙区で、無効票が1万票近くあった事に激怒しているようです。もう山尾議員で遊ぶのは止めて、他の事に目を向けたら・・・と思うのですが・・・今月の30日と31日は、日銀の金融政策決定会合の日です。9月では、片岡バズーカを炸裂させる事が出来ませんでしたが、今月はどうなるのか?読売新聞では、今月の金融政策決定会合では「新たな金融緩和は行わない」という、飛ばし記事を書いていました
明日は衆議院解散総選挙の投開票日です。天気は悪天候が予想されています、投票に行く読者様はお気を付けて行ってきてください。※私は明日は仕事なので、期日前投票をしてきました。今回の選挙戦を振り返ってみて思うのは、小池都知事に対して小泉元総理はどんなレクをしたのか?という事です。マスコミの逆風があったにしても、あまりにも選挙対応がおそまつすぎたように感じます。今回の小池都知事の失速は、小泉元総理のレクが要因なのか?それとも、敵勢力に「トロイの木馬」をされてしま
やはり佐藤慎一前事務次官の次官就任を強力に後押ししたのは小川氏だったということでよさそうですね。所得税の配偶者控除見直しについては否定的な意見だったように受け取れますが、どのような見解を示したのか、是非聞いてみたかったですね。↓小川是さん(元大蔵次官)税制の「北極星」を追って:日本経済新聞http://s.nikkei.com/2ywxlJK決して人を威圧するタイプではないが、理屈の通らない話とみると譲らなかった。2年前に所得税の配偶者控除見直しが必要ではないかと尋ねると「税制が就業
週刊ダイヤモンドの記事に、次の日銀正副総裁人事について記述がありました。その内容は、黒田総裁は続投で、副総裁に日銀の企画担当理事の雨宮正佳氏が就任するのでは?というような内容でした。そして雨宮氏は、「次の次の日銀総裁」の最有力候補だそうです。「日銀のプリンス」との呼び声もある雨宮氏。2013年の日銀正副総裁人事では、撃退に成功しましたが、また「天王山の戦い」に挑んでくるようです。倉山先生は御自身のブログで、勝栄二郎氏(元財務事務次官)を「小物」と切り捨て、木下康司
【緊縮財政と外交、安全保障】財務省の緊縮路線というものが、外交、安全保障政策にどれほど多大な影響を及ぼしているのか、歴史の事実からよくわかりますね。「平和」という病樋口恒晴著http://amzn.to/16wk2sZ-日本の防衛費削減に失望したダレス-29年3月、MSA(相互防衛援助)協定が締結され、そして4月6日には1月から行われていた防衛分担金についての交渉が妥結して書簡を交換した。それは、昭和29年内に日本が、地上兵力を11万人から13万人へ2万人増強して管区隊(師
文藝春秋11月号の霞が関コンフィデンシャルより。消費税10%引き上げ時の使用使途変更は、財務省の”ジャバザハット”こと福田淳一事務次官、財務省のスターリンこと岡本”シゲーリン”主計局長も容認済みとのこと。「名より実を取った」とかほざいていますが、要は増収分の使い道を教育に回すといっても、近い将来、少子化社会になるのだから、教育に回す分などどうせ大した額にならない、そうすれば10%引き上げ後の増収分は、おのずから借金返済に充てることが出来ると目論んでいるのだそうです。これが事実な