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「傘の野鳥図鑑」のお誂えのつづきです^^/東京手描き友禅作家の佐藤洋宜(さとうひろよし)さんの工房へ再び!その理由は…、誂えだからこそできる「楽しいコト」をさせていただくためです(≧∇≦)それは、友禅挿し。佐藤洋宜(さとうひろよし)さんの工房では、振袖をお誂えになった方が友禅挿しをしていらっしゃるそうです。ワタクシも東京キモノショーのイベントの中で、佐藤さんに指導していただき帯あげの友禅挿しをしました。帯あげは、失敗しても隠れてしまうので、チャレンジしやすいので
9月になったら衣替えというよりも、季節の端境期である9月こそ多種多様な着物を楽しむと考えたら、着物生活はより楽しい☆*:.。.o(≧▽≦)o.。.:*☆絽縮緬のオアシスにラクダ模様の付け下げ小紋。ようやく絽縮緬の落ち感が心地よく感じられる季節になりました!帯は紗地に更紗や名物裂の古裂を切り嵌め刺繍も入れた夏帯。草履の鼻緒は龍村の裂地でつくったオリジナルのカレンブロッソ。昨夜の謎解きメニュー♪めめめめ🐟blue焼wait十+十+耳01+Ag木口コロッケ100合根↑
入り待ちでみた力士の着物モンゴル国ゴビアルタイ出身の東龍躍動感ある龍が描かれています。昨日の九月場所九日目の炎鵬との取組は軍配差し違え物言いの末に軍配があがる。
茶道会館の秋の研究茶会へ♪お茶席の装いは、室礼やお道具、そして店主もお客様も揃ったほうが美しい…というお考えからか、厳格な着用ルールを守られる社中もあるとお聞きしておりますが、昨今では社中の皆様で申し合わせたり、そのときの気候に合わせて臨機応変にされたり、多様化されてきたように思います。この日は、台風15号がやってくる影響のフェーン現象で、最高気温は34℃。日中もザーザーと雨が降りだしたりと湿度の高い陽気でした。お客様の装いも、絽、絽縮緬、紗合せ、単衣と様々。多種多様な後染
横綱不在となってしまった九月場所…。横綱鶴竜から2場所連続で金星獲得☆快く写真を許してくださった、友風関と。弓取り式の後なので、入り待ちではなく、帰りがけの出待ち。友風の浴衣は五線譜でした♪スポーツ新聞によると、小学生のころはピアノの天才といわれ、母校の宮前小学校では今も友風が作曲した曲が運動会でつかわれているのだそう。音大へ進学も考えたアーティスト力士として紹介されています。付き人の方々と揃って歩くと魅力倍増〜♪この浴衣いいな〜。入り待ちでみた着物に
「世界の絣」展の最終日、文化学園服飾博物館へ(会期は終了しています)ワタクシ、絣好きです♡「絣」は、意匠になるように糸の状態で染め分けた絣糸をつかって織りあげるもの。糸を染め分ける方法は、大きく分けると3パターンあります。()の中はパッと思いついた例。●括り◇文様となるところを括って防染(琉球絣や弓浜絣)●締め◇文様となるところを板や機などで締め付けて防染。板締め(村山大島、能登上布)織締め(大島紬、宮古上布の締機)●捺染◇織りあがりを想定して文様をつける
9月も中旬となりましたが、日常の着物生活を快適に過ごしたかったら、涼しい着つけがまだまだ必要。●薄物は墨色の長襦袢で透け感を抑える一見、単衣のようにもみえて、且つ涼しい。そして透け感のある真っ赤な壁上布は深い真っ赤になってすごく良い♡着物生活を快適に過ごすコツ涼しい着つけその1/肌襦袢は着ない涼しい着つけその2/腰紐1本で着る涼しい着つけその3/出かける前に冷やす涼しい着つけその4/頭にも保冷剤涼しい着つけその
いざ、リアル三国志へ参らん!おおっ!赤壁の戦いの「草船借箭の計」をテーマとした展示室は圧巻でした!矢が飛んでる!というインスタレーションの展示は臨場感ありあり。赤壁の戦いの赤壁は湖北省赤壁市西南の長江南岸に位置する赤壁山有名な三国志演義の中では、孔明の知略を恐れた周瑜が孔明に難題を持ちかけ失敗させて処罰しようと「10万本の矢を集めて欲しい」と依頼。周瑜の思惑を看破しつつさらに孫権と曹操を争わせて呉に勝利を齎さなければならないという複雑な立場である孔明は「3日で集めま
いつもまとめてドーンとご紹介するのですが、「入り待ちでみた力士の着物」今場所はチビチビとアップすることにします♡昨日の取組では、80kg差の大翔鵬を突き落とした炎鵬。蒼い炎で鳳凰とENHOの文字四股名が炎になっている今日は入り待ちしやすそうな天気。つづきます!。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆Facebookページに「いいね!」をくださる皆さまありがとうございます。相互交流までの余裕がなく心苦しく
今日は中秋の名月ですね🌕ようやく、最高気温が30℃以下へと落ちつきそうです。角界の衣更えは基本的に年2回。九月場所では行司装束は夏物、幕内力士の染め抜きの着物や十両の着物、そして親方衆の五つ紋付羽織も絽です。なので、相撲観戦の装いは、夏物でも単衣でもどちらでも国技館では違和感はありません。お茶屋さんの出方さんは年中木綿の浴衣に裁着袴(たっつけばかま)。茶屋通りの花道の飾り付けは、初場所が正月飾り、五月場所は藤、九月場所は紅葉で彩られます。透け感の少ない菊唐草模様
国技館は満員御礼新メニューのチヂミ&ポテト美味しい♪ちゃんこは時津風部屋の塩ちゃんこ入り待ちと行司装束チェック!相撲観戦は忙しいのだ@@朝乃山が鶴竜に金星(・□・;)
残暑厳しい東京ですが、美術展と染織関連の展示会が充実しています。いけなかったところ、ご紹介しそびれたところ、色々ですが、まだ会期が間にあうところを先に。「まつざわ美柑型絵染」展がギャラリー愚怜にて開催中(〜9月14日まで)※正午〜20時最終日は17時までカタコトの会で知った型絵染の作家さんです。大らかでいて可愛らしさもある作品をつくられています。天然顔料に天然染料を重ねた深みのある色の作品。顔料は粒子が布の表面に付着するので強い発色となりますが、それに染料
昨日の東京の最高気温は37℃!重陽の節句を過ぎてもこの暑さ…とてもとても、単衣のきものを着ることはできず、、、そして、透け感を抑える気持ちにもならなかった。薄物は濃い地色のものほど透け感がでます。9月になったら「墨色の長襦袢で透け感を抑えて単衣のようにみせる」というのが、ワタクシなりの工夫(最近は多くの人の中で広まりつつあり嬉しい!)なのですが、あまりの暑さにあえて透け感を残して着用してみました。琉球壁上布に栗山工房の「スポーツ2020」の麻帯あれ…っ?、と
本場所の国技館に通いはじめて15年。入り待ちでみた力士の着物姿をご紹介しておりますが、この度「FRAIDAYデジタル」より取材いただきました。「九月場所が見納め!お相撲さん19人の夏着物ファッションショー」四股名、郷土愛、スポンサー提供のもの、そして角界のオシャレ番長!講談社の編集部の方には、私の取材力では足りないところも補っていただき、とてもいい記事になっています。ぜひご一読くださいませ♪https://friday.kodansha.co.jp/art
毎年とても楽しみにしている「沖縄の工芸展」つくり手から話が聞けることが楽しみ、実演も楽しみ、そしてワタクシは会場にいらっしゃるお客様の着こなしを拝見することも楽しみとさせていただいております。芭蕉布、八重山上布、宮古上布、花倉織、そして与那国花織を普通に着こなしていらっしゃる方々がいっぱい♡眼福とはまさにこのこと!お客様のコーディネートはご紹介できないので、つくり手の皆様との写真を♪「きものカンタービレ♪」は、着物業界のブログ版、徹子の部屋を目指しております。
京都きもの学、ICOM京都大会、本日が最終日。どちらも最後まで見届けず、こちらへ帰ってきました。そして今日は琉球染織コーディネート♪紅芋色の琉球壁上布に「べにきち」のブーゲンビリアの紅型帯、帯〆は貝紫染帯と日傘は色違い第26回沖縄工芸ふれあい広場「沖縄の工芸展」へ♪時事通信社ホールにて開催中(〜9月8日まで)琉球染織好きには嬉しすぎる充実の展示会。喜如嘉の芭蕉布、読谷山花織、読谷山ミンサー、知花花織、首里織、琉球絣、南風原花織、琉球びんがた、
秋らしい芒に雁の模様の紗紬地の小紋。紗紬は透け感が少ないので、残暑厳しいの9月の装いにとても重宝します。に志田の文箱に秋草の夏帯をコーディネート。に志田は、伝統的技法をつかった加飾表現の塩梅が絶妙。京都に志田へ、里帰りコーデなのです。いただいた主菓子は二條若狭屋の撫子♡「まだやってたの〜!?」と、驚かれるのですが…。全ての工程をひとつひとつ自分の眼でチェックすると、スケジュール的にこんな感じになってしまうのです江戸小袖の意匠を復刻したお誂えは、ようやく刺繍に入りま
「京都きもの学」は染織文化を多角的に学ぶ夏期集中セミナー当初は京都学園大学、現在は京都産業大学が一般に大学レベルの高度な学習機会を提供することを目的とし、大学の正規科目として開講しているものです。講師陣も京都ならでは。大学時代「図書館か雀荘にいる」といわれたワタクシが、遠方まで足を伸ばして講義を聴くようになるとは…ひたすらに興味を持つことが向上心へと繫がる。京都きもの学は7年ぶりの受講。時の流れは早い!取材や諸々と合わせての京都入りなので、全ての講座は受講はでき
京都に来ています。迷わず夏物。色と文様で秋を表す。9月といえば、お月見🌕お月見色の琉球壁上布にれえすの花の木賊にウサギの刺繍帯をコーディネート。月のうさぎ🐇「木賊に兎」は間接的に月を連想させる文様。能「木賊」の中では、信州の園原という木賊の原っぱの中で月の代わりに兎が登場します。バッグも兎日傘は大井川葛布の葛布
蒸し暑く厳しい残暑は身体に堪えますね。着物は季節を先取りの装いが良いといわれますが、この陽射しでは秋の気分は遠い…。【9月2日の装い】東京◇晴れ(湿度80%)/最低気温25℃最高気温33℃強すぎる陽射しが、強烈なレフ版となっております。有松の旅でお願いした、張正の木綿の竪絽の雪花絞り。雪花絞りは板締め絞りです。底辺染めの雪花絞りに頂点染めの赤がポイント。(底辺染めと頂点染めの話は有松レポで)竪絽の木綿浴衣ですが、長襦袢を着て着物として着用しています
有松絞り庄九郎カフェ〜張正/2019年夏有松〜名古屋の旅その3のつづき^^/「仕事をする上で学歴は関係ない」という人がいます。その通りだとは思いますが…、それは学歴があってこそ言えるもの。その立場になってみなければわからないし、よほどの成功者でなければ負け惜しみのようにも聞こえます。「きもの文化検定1級に受かっても意味がない」という人にも同じことが言えるように思います。実際のところ、合格したところで何があるわけでもないのですが…、結果よりも学び知り得ること
お気に入りの帯と色違いのスマホケース♪栗山工房デザインの型絵染のスマホケース。「オーケストラ」もつくってくださいました♡手帳型はシンプルでとてもしっかりしたつくり。夏の音楽祭用に、オーケストラの帯をつくって欲しい〜と、誂えをお願いしたことからはじまったデザイン。チェンバロ、ファゴット、チューバ、トロンボーン、トランペット、ホルン、クラリネット、オーボエ、チェロ、ヴァイオリン、タンバリン、マラカス、ウッドブロック、ハープ、サックス、ティンパニーの16種類の楽器が描かれ
激しい雨ですね…。梅雨といえば6月ですが、夏〜秋にかけても雨が多い。もう雨の季節が長いなら、雨を楽しむしかない。というわけで、傘フェチで鳥好きなワタクシのお誂えが進行中。題して「傘の野鳥図鑑」東京手描き友禅作家の佐藤洋宜(さとうひろよし)さんにお願いしました。イマジン・ワンワールドのKIMONOプロジェクトのノルウェーとシエラレオネの着物をつくられています。福岡の小学生88人のデザインを天人が吹くシャボン玉の中に取り入れるという発想。そして大きな帆船のバイキ
雨の日でも、麻のきものと帯なら、雨コートがなくても歩けます。雨に濡れることよりも、湿度が高い中歩いて蒸れてできる汗シミのほうがずっと厄介なので、夏の雨の日にはできるだけ雨コートは着ません。小千谷の織田工房のマンガン捺染の絣の小千谷縮に素描で犬が描かれた麻帯。帯あげは笹色、帯〆は臙脂色でアクセントに。バッグも犬この帯で行きたい美術展があるので、会期中に行かなくっちゃ♡睫毛の長い犬だったことに今さら気がつく…。。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:.
音楽記号にみえなくもない、琉球絣の音楽コーデ、第三弾🎶丹後の小林染工房と京都の栗山工房の初コラボ帯。デザインは栗山工房の西田裕子さん。紅型染めと暈し染めという、違う技法の工房のコラボによって新しい染織の世界が奏でられますように〜♪と願ってお誂えした帯なのです。こうしたお誂えって経緯も含めて楽しい。自分で釣った白烏賊のゲソを投入する、たこ焼き職人が妙に板についている染め職人花火大会の屋台にいそう…。たこ焼き焼くのがお似合いすぎるんですけどーさて、着物で烏賊釣り。
杜のある素敵な社屋だった☆*:.。.o(≧▽≦)o.。.:*☆取材&打ち合わせマングース、講談社へ里帰り♪こちらは1933年(昭和8年)に曾禰中條建築事務所の高松政雄の設計で建てられた旧本社。ここから「キャンディ•キャンディ」「はいからさんが通る」などなど…、が生まれたと思うと感慨深い…。新社屋には「センゴク」の顔出しパネルがあったので記念にパチリ^^センゴク作者の宮下直樹先生にいただいた明珍の火箸はワタクシの宝物♡その音色は浄化と癒しとなっております。目指せ
琉球絣は音楽記号のようにみえなくもない。大城廣四郎工房のカラフルな縞格子に大きな絣の琉球駒上布に小千谷の織田工房の鍵盤文様の楮布の八寸帯をコーディネート。音楽祭の季節です♪
軽井沢の動物警戒標識はムササビ!警戒というより軽快♡ちなみに、ムササビは、万葉集でも詠まれています。「むささびは木末求むとあしひきの山のさつ男にあひにけるかも」〜万葉集志貴皇子御歌一首〜遭遇してみたいなあ…。
有松絞り井桁屋/2019年夏有松〜名古屋の旅その2のつづき^^/1日目のランチは庄九郎カフェ♪言わずもがな、有松絞りの開祖でもある竹田庄九郎の名前であり、竹田家分家筋の方が竹田邸の離れの一部をクラウドファンディングを活用してオープンさせたカフェです。有松には飲食店が少なく…、2日目もこちらのカフェを利用することに。そして、豆絞り、雪花絞り、折縫い絞りの張正へ!ワタクシが着ている雪花絞りは6年半前にこちらで発注をお願いしたもの。張正さんは現在は製作がお忙
レポより先にお仕立てがあがってきた井桁屋の有松絞りの浴衣。補正無し、帯結びは適当の着付け。本藍染めは身体に気持ち良い♡有松絞り有松の街並みと服部家/2019年夏有松〜名古屋の旅その1のつづきです^^/有松へいったらぜひ行きたいと思っていたのが、井桁屋。有松絞りは、図案製作は国内であっても、型彫り、下絵刷りの工程を経て、括り、染め、糸抜き、仕上げまで国内で行なわれるものは数少なく、流通でもあまりみかけません。井桁屋さんには、括りも染めも有松で、しかも阿波