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近所のスーパーマーケット(私鉄系)でギフトカタログをもらいました。中身を見てみると*北海道の産直毛ガニ*青森のリンゴ*稲庭うどん*老舗のお菓子etcがズラリと並んでいますが、私は全く魅力を感じませんでした。だって、表紙に印刷しているスーパーのロゴマークが、仮に別のお店のものだとしても全く気が付かないくらい個性がないんです、、、お中元、お歳暮はほぼ「定価販売」ですから、どうせ贈るならばスーパーマーケットの包装紙よりも、三越とか高島屋の包装紙で贈ったほうが「拍が付く」
現在読んでいる本は壇蜜と林真理子の対談集です。これがなかなか面白いんです。独自の視点で男女の恋愛等について語っているのですが、今は「失敗が許されない社会」になっていて、恋愛や結婚についても失敗したくない。(小さなリスクにも慎重になりすぎている)だから、独身が増えているというのが壇蜜の意見です。なるほど!本の中では、「皆がほんの小さなリスクも恐れて恋愛も結婚もしなければ、子供が生まれなくって人類が滅んでしまうかも」なんてことまで(冗談で)書かれていました。
先日、尊敬するCOSUCOJIの小杉さんの看板を参考に一歩堂でも看板を作りましたが、実際にやってみて「やっぱり、一歩堂らしく改良をしよう!」とスタッフが看板を作り変えました。一歩堂のスタッフの素晴らしいことは、失敗を恐れず、何でもすぐに行動に移すことだと思っています。さらに素晴らしいのは、「やりっぱなし」で終わらせるのではなくって、「もっとよくできる!」って気が付いたら自分がやったことに固執するのではなくって、すぐに改良をすることです。どちらもなかかな出来ることでは
時々お客様から「店長さんは話が上手だね」と言われることがあります。おそらく、この話を学生時代の友人が聞いたら「あの川井が話し上手だって?」と、疑問に感じることでしょう。そのくらい、学生時代は話をするのが不得手で、女性を口説くなど論外でした。人によっては「無口」とか「根が暗い」と思われているかもしれません。今でも他人と話のは緊張の連続です。そんな私がよくしゃべることができるようになったのは、会社員時代に営業部に配属されたからじゃないかと思います。営業部では「お話し」
他のお店を見学したり、あるいは商売の師と仰ぐ先輩たちのSNSを見ていると、商売についてとっても参考になる企画に巡り合えることがあります。「これは素晴らしい!」「一歩堂でも応用できるかもしれない!」と思ったら、恥も外聞もなくすぐに真似をしちゃいます。ただ、真似をするのは表面的なことではなくって「原理原則」というか「心」の部分です。例えば「お客様にプレゼントを渡したら繁盛した」という情報を得ても、「じゃあ、一歩堂もプレゼントを用意しよう!」とするのではなく、「なぜプレ
お店の販売促進や広告、街を元気にするためのイベントなど、私たち商店街の零細店舗は予算がないので大手チェーンのように素晴らしいものを作ることができません。ただ「予算が無い」を言い訳に何もしくては大資本の大手チェーンに勝てるわけがないのです。知恵と工夫と努力と団結があれば、いろいろなことができるんですね!国立の商店主が自主的に集まって、21日~25日にクリスマスキャンペーン&ギフトキャンペーンを行います。そこにかかる費用は1店舗当たり1000円~3000円程度。店主
いつも「お客様に喜んでいただくにはどうすればよいのか?」「一歩堂を繁盛させるためにはどうしたらよいのか?」「街を元気にするには何をすべきか?」と考えています。そして、いろいろなアイデアが出てきます。実際に頭をひねってみると、意外とここまではすんなりと良い企画が出てきます。ただ、これらのアイデアを実行するとなると結構大変です。「これは面白い!」というアイデアとか企画って、たいてい「前例」のないものです。失敗したらどうしよう?ってついつい二の足を踏んで、無意識のうちに
昨夜は女房と仕事の休みが一致したので、久しぶりに二人で近所の居酒屋へ!名物の「特大海鮮かき揚げ」を注文したのですが、これが予想を上回る大きさで、、、さすがに私も女房も音を上げてしまいました。そこで、店員さんに「せっかく美味しいのを作ってくれたんだけど食べきれないんだ。これを持ち帰りたいんだけど、容器を売ってくれませんか?」と、相談いたしました。「実は、当店の規定でお持ち帰りはご遠慮いただいているのですが、、、一応責任者と相談してきます」その1分後に戻って
私が独立起業してお店を出すことを決めた際、「どの町でお店を開こうか?」と情報収集に利用したのが床屋さんです。大抵どの街にも古くから営業しているお店があって、その床屋さんに集う人が世間話をするので、床屋さんには町の情報が集まると思ったからです。実際にその通りで、髪を切ってもらいながら得た情報が参考になって、国立でお店を開業することにしました。今日は自宅近くの床屋さんで髪を切ってもらいましたが、その床屋さんを利用する理由は、技術があって気持ちよく髪を切ってくれることは
今日お越しのお客様は本当に凄かった!すでにご年齢が80歳を超えているにもかかわらず、いまだに奥多摩などの山に登られているのだとか!70歳までは北アルプスなどの高い山に登り、日本百名山を踏破し、さすがに70歳を超えてからは高い山ではなく平地を歩くようにしているそうですが、江戸から始まる五街道をすべて歩き切り、さらには四国のお遍路も、熊野古道もすべて歩き、スペインの巡礼の道サンティアゴも1か月以上かけて歩き、80歳を超えてなお新しいことにチャレンジしているのだとか。私
寒さが厳しくなってきたので、暖かいブーツが好評です!ただ、ブーツは着脱を考慮して、かかとのフィット感が甘くなってしまうという問題点があります、、、本日お越しのお客様も暖かいブーツをお気に召していただき、その歩き心地にもご満足いただいたのですが、確認をしてみると「もう少し歩き心地を良くできそう!」って判断しました。中敷きを外して足の(特にかかと)ブレを解消する部品を挿入したところ、さらに安定感が増しました。最初に試し履きしていただいたときに顔がパッと輝くのがわか
オーダーブーツをご注文のお客様の靴が仕上がりました。実際に足入れをしていただきましたが、これがカッコイイのなんのって!思わず自分でも欲しくなってしまいました、、、英国風のウィングチップで、つま先部分を「焦がし加工」でいい味を出しています。ブーツインでワイルドに履きこなすもよし、スーツに合わせるとパンツで足首まで隠れますので普通のビジネスシューズにも見えます。実は私、靴屋の店主でありながらこの3年間自分用の靴を買っていないんです、、、一歩堂で販売している
一歩堂では業務拡大のためスタッフを募集中です。売り手市場の今、吹けば飛ぶような零細企業を希望する人はそんなにいませんから、「優秀な人材を!」などと贅沢は言えません。普通の人でも私たちと一緒に成長ができればいいと思っています。でも、最低限クリアして欲しいことがあります。それは一歩堂の企業理念と価値観を共有できることです。特に口では上手く説明出来ない価値観は大切です。そこで、新しいスタッフを採用する際は既存のスタッフ全員がOKを出さないといけないことにしています。
本日ご来店のお客様に素敵な飲食店を紹介しようとしたら、「実は前回紹介いただいた千成寿司がとっても美味しかったから、今日はこれからお寿司を食べに行くんです!」とのこと!やったー!国立には素敵なお店がいっぱいあるのですが、これらのお店がとっても気持ち良い対応をしてくださるので、こうしてお店のファンが増えてゆくのです。国立の商店街で行っている「紹介システム」ですが、仲間のお店を紹介するだけだったら簡単にできます。でも、その仲間のお店が本当に良いサービスを提供してく
月刊商業界を読んでいると、「ダイレクトメールは大好きな人に思いを伝えるラブレターを書くつもりで作りなさい」とありました。なるほど!もっともだと思います。女性を口説くときには「どうしたら喜んでくれるだろう?」「どうしたら自分に関心を持ってくれるだろう?」って一所懸命に考えますよね。商売もそれと一緒です。ただ、私はずっとモテなかった、、、口説くのも下手くそです。女房とは縁あってうまく結婚できましたが、若いころは玉砕の連続です。中高年になったこの歳になって
外反母趾というと「高いヒールの靴が原因」と言われていますが、現在の整形外科の学説では「原因の一つではあるが、主たる原因ではない」が主流のようです。というのも、外反母趾はヒールの高い靴の影響で足に負担がかかるのではなく、ゆるい靴で足が広がってしまったり、左右にグラグラすることで親指が曲がってしまうことが原因だからなのです。ですので、ヒールがある程度高くってもしっかりと足を固定することができれば、結構快適に歩くことができるんです!「外反母趾が痛いからヒールの高い靴は無理
各種メディアでは「働き方改革」という言葉が頻繁に出てきますが、内容を見ると「働き方」ではなくって「休み方」改革じゃないかと思うのです。その根底には「働くって仕方くするもの」「生活があるからいやいやながら働く」「できれば楽をしたい」「お金儲けをするのは卑しいことである」「社会に貢献する文化芸術活動こそが崇高なことである」のようなものがあるのではないかと感じてしまいます。嫌々ながらやることだから、休みが必要なんだと。でもね、働くことってとっても楽しいことだと私は思っ
「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」という山本五十六の有名な言葉がありますが、まったくその通りだと思います。で、この言葉のポイントは「やってみせ」じゃないかと思うのです。まずは自分が出来なくちゃいけないんです。なので、私はスタッフの仕事を依頼する際に自分じゃできないことを無理強いしないようにしています。それと、コンサルタントなどが経営改善のために夢のような企画を提案してくれることがありますが、それが実現できないのはコンサルタントが
「一歩堂と出会えてよかった!」お客様から言われて一番うれしい言葉です。今日ご来店のお客様からもそうおっしゃっていただき、天にも昇る気持ちです。大きな励みになりますし、何よりお客様のお役に立てたことがとっても嬉しいのです。ただ、残念ながらこの言葉は「今まで知らなかった」という意味もありますので、一歩堂の宣伝活動がまだまだ不十分だということも実感します。お店にいらしていただいたお客様に喜んでいただけるように商品やサービスを向上させていく努力は続けてゆくつもりですが
現在86歳の母は施設で暮らしていますが、病気のせいで足も不自由だし、頭のほうもかなりボケが進んできてしまっています、、、でも、時々「外食」に連れ出してて美味しいものを食べることを生き甲斐としているようです。それだけじゃ物足りないと感じて、外出した際の写真を絵葉書にして親せきや田舎の友人に送ることをさせております。こうすると親せきや友人から「返信」があって、これももう一つの「生きる楽しみ」になっています。長生きって素晴らしいことだと思いますが、ただ飯を食って生きて
一歩堂にはステキなお客様がいっぱいいらしてくださいます。そんなお客様とお話をすると、こちらの知識も教養も高まって行きそうです。いや、実際にお客様とお話をしていて、今まで私が知らなかった世界のことを知ることが出来たり、新しいことに興味がわくきっかけとなったり、素晴らしいことだらけです。お客様とお話をしていて「一歩堂さんは色々なことを知っているのね~」と言われることがありますが、なんてことはありません。多くはお客様からの受け売りだったりします。先日もお客様から京都
一歩堂で販売している靴は、残念ながら棚に置いてある状態ではあまり魅力がない靴と言われています、、、ただ、靴に足を入れると、俄然輝いて見える靴が多いのです!靴には店頭に置いて魅力を発揮するものがありますし、そういった靴のほうが販売しやすいのですが、一歩堂では敢えて棚に置いて目を引く靴よりも、実際に履いてみて脚がきれいに見える靴を選んで仕入れているのです。売り上げをあげることを至上目的としたやり方からするとまことに「損」な商売なのですが、靴を購入した後のお客様の喜
一杯飲んで酔っているからこそ、本音で話せることってあるような気がします。これは酒好きの言い訳なのかもしれないけれど、そして本当は素面でまじめな話ができればいいのかもしれないけれど「見栄」だとか、そんな自分の殻を破って、気分が高揚したところで未来や仕事について語り合える時間って、私は大好きです。昨夜はお世話になっている嘉悦大の教授と一杯飲みながら、熱く仕事について語り合うことができました。もちろん多少の費用は必要なのですが、この時間で得られるものって、それ以上のものが
「スエードの靴は雨染みができるので雨の日は履かないほうが良い」と言われてきましたが、最近は「実はスエードは雨に強い」と説が変わってきたようです。実は私の登山靴も起毛革を使っていますが、撥水スプレーをかけると水がコロコロと玉になって転がり落ちるくらい水を弾いてくれます。シューケアの専門家にお話を伺っても、同様のことをおっしゃいますし、スエードの手入れは水洗いともいわれます。手入れさえ怠らなければ、スエードは水に強いんですね!そして、なんといってもこの季節のス
会社員時代は月に1回程度、営業部員を集めての勉強会がありました。そこでは第一人者の講師を招いてマーケティングだとか企画の立案とか、様々なテーマで学ぶことができました。また、会社内外の人たちとの勉強会にも参加しておりました。これにはお金も時間もかかって、こんな学習の機会を与えてくれた勤務先に心から感謝しております。でも、独立起業して、ましてや都心ではなく郊外で仕事をしていると、こういった学びの機会は激減してしまいます。零細企業の経営者と話をしていると「大企業のチェーン
12月に入ったので、一歩堂では店内をクリスマス向けのディプレーに変えました。これはすべてスタッフ和田が自主的にやってくれるんです。しかもお金をかけずに!私たち零細店舗は大資本のチェーン店のようにお金をかけてお店を華々しくすることはできません。でも、アイデアと工夫と努力で大手資本に負けない飾り付けができるんですね!一歩堂スタッフは必要な小道具を百均などで購入し、それを見事にやってくれます。大手資本と違ってお金はありませんが、私たちには「やる気」とか「お客様に喜んで
一歩堂ではスタッフとともに靴メーカーを訪ねて行って直接お話を伺ったり、製造現場の見学をさせていたいています。こうして現場の方々とお話をすると、一歩堂で扱っている商品がどんな思いで作られているのかがひしひしと伝わってきます。作り手は「どうしたら快適な歩き心地の靴ができるのか?」「どうしたら脚がきれいに見える靴ができるのか?」「どうしたら長持ちする靴ができるのか?」と日々真摯に考え、そのために技術を磨き、素材を選び、靴の思いを込めています。そんな作り手の思いがこもった靴な
メルカリのおかげで、かなり個性的でめったに着ない服を購入してそれを友人たちとインスタに投稿するなどして楽しみ、すぐに売却するという新しいスタイルが出来上がったようです。これはこれでとっても楽しいやり方なんじゃないかなって思います。ただ、私は良い物を大切に長く使うというやり方が好きです。今日来ているツイードのジャケットも20年近く前に安くはない価格で購入しました。もちろんこまめにブラシをかけたり、ボタンを替えるなどの補修は行っていますが、まだまだ十分に着ることができます。
何度もブログで書いていますが、一歩堂の企業理念は「靴を通じてお客様の行動半径を広げ、新しい体験をしていただいたり、今まで知らなかった価値を知っていただくことで、お客様に喜んでいただく」ことです。確かに多くのお客様に喜んでいただくお店にはなってきたと思います。でも、、、事業としての目的があいまいだったと反省しているんです。もちろん、売り上げがいくらとか利益がどうかとか言った目標はあります。でも、一歩堂が10年後にはどんな姿で成功しているかっていう未来像が描けていなかっ
残念なことに国立旭通商店街を歩くお客様は確実に減少しているようです。正確なデータはありませんが、一歩堂が開業した10年前と比べると肌感覚で「寂しくなった」と感じます。でも、仕事を終えて家路につくと、その時間は意外と人が歩いているんです。通勤時も同様に感じます。もしもこの人たちがお店に立ち寄ってくれたら、、、そう考えて一歩堂は営業時間を変更することにいたしました。朝は7時半からスタートして、夜は21時半まで営業します!これで、出勤前や仕事帰りの方でも安心し