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今回は鴨長明に倣い、「心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」という感じの記事です。三国ヶ丘駅に行くために大阪環状線に乗りました。スマホで最適経路を検索したところ、ここでは、「南海乗り換えではなく、次の関空・紀州路快速に乗れ」という卦(笑)が出ましたので、大正駅で323系から225系の快速に乗り換えました。225系の関空・紀州路快速です。225系の車内にある三菱電機の「トレインビジョンシステム」に張り紙が貼ってあり、システムが稼働して
昨日、京都満月の阿闍梨餅の記事をアップしていたら、鴨長明「発心集」(13世紀)の中に出てきた叡実阿闍梨のエピソードを思い出したので紹介します・・・・・・比叡山に、阿闍梨という僧の資格を持つ、叡実という尊い人がいました・・・帝が重病になり、宮廷からお召しがありましたが、気が進まず何度も辞退していたところ、断り切れなくなった。仕方なく参内する途中、みすぼらしい病人で、足も手も動かず、築地塀のそばで腹ばいになっている者がいた。阿闍梨はこれを見て、悲しみの涙を流し、牛車
今回は射手座から始まる満月ですもうちょっとでボイドタイムなので仕事帰りに願い事を独り言普段頑張っているところを自分で過剰なまでに褒めてあげると良いらしいです毎日ピアノ練習してて偉いよ私って…当たり前なんだけどな週末の本番も楽しみにおさらい今日のタロットはスターの逆位置でした仕事の合間に鴨長明の方丈記を2日で完読普通に面白い川の流れのところは美空ひばりだし、知性と情との世渡りは夏目漱石の草枕を思い出した天災も疫病もずっと繰り返してるんですねなにはともあれみんなの願
発心集橘逸勢の女子、配所に至ること昔、橘逸勢と云ふ人、事ありて東の方へ流されける時、其のゆかりの人、嘆き悲しむ類ひ多かりける中に、情けなき女子の、殊にとりわきさりがたく思ふありけり。主も、かくうき事にあへるをばさるものとして、これに別れん事を思へり。娘は云はぬ事を憚り忘れ、恥を捨てて、悲しみをたれて、もろともに行かんとす。おほやけ使ひ、限りなくいとほしく覚ゆれど、流さるる人の習ひにて、事の聞こえも便なかるべければ、堅くいさめて免さず。せめて思ひあまりけるにや、其の宿を尋ね
下鴨神社の河合社と八咫烏金澤成保糺の森の南端に、河合神社がある。下鴨神社の境内摂社であるが、廻廊や塀で囲まれ規模も比較的大きい。境内には独自の末社を祀り、一つの独立した神社の風格がある。この地が賀茂川と高野川が合流して一本の鴨川になる地点にあることから、男女の仲を取り持つ神として信仰されてきた。ご祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀る。タマとは「神霊」のことで、ヨリとは「憑りつくこと」、ヒメは「巫女」を指す。すなわち、タマヨリヒメとは「神霊の依り代となる巫女」を