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1ヶ月前に他院で鼻尖形成術(鼻翼軟骨形成+耳軟骨移植)を受けたのですが、鼻尖が下方に延び過ぎて精神的に辛いと来院されました。また鼻尖と鼻翼の境界が鮮明になり、ピンチノーズが鼻の長さを強調していました。希望される点は以下でした。①鼻の長さを短く見えるようにしたい②鼻尖鼻翼境界の溝(陥凹)を軽減したい③鼻尖の一番高いポイントを頭側に挙げたい④鼻唇角を狭くしたい・・・・でしたが、①と③を実現するには④の鼻唇角は広げる必要があり、患者様には解剖学的に④は達成できな
他院で肋軟骨による鼻中隔延長術、鼻孔縁挙上術、鼻翼縮小術を受けたのですが、想像していた鼻先より高く、アップノーズになったため術後9ヵ月目、修正希望で来院されました。また鼻先が硬く、左右上下の動きに制限があり、笑ったときに鼻先が尖ったようになることも苦痛だったようです。左:術前右:修正6ヵ月後この患者様の悩みの解決には延長移植軟骨全摘が適しており、鼻中隔における移植片である肋軟骨をすべて摘出することになりました。修正術は鼻中隔延長術を受けてから1年
他院で6回目の手術を受けたのですが希望とはかけ離れた結果となり、修正希望で来院されました。この患者様の今までの手術はL型シリコンプロテーゼ留置術2回、I型シリコンプロテーゼ留置術+耳軟骨移植術I型シリコンプロテーゼ交換術+耳軟骨移植術そして最後が鼻背部肋軟骨移植術+肋軟骨による鼻中隔延長術で記憶にない不明な手術を含め計6回の手術でした。他院6回目のオーダーは鼻根~鼻背を低くし、鼻尖を現状の高さのまま鼻柱を下方に延ばすことでしたが、砕片肋軟骨によって鼻背がさら
初診時から4年前に海外で隆鼻術を受け、鼻尖の偏位、尖り、高さの修正を希望し、来院されました。なお術前には鼻尖偏位はなく、術後4ヶ月頃から鼻尖が傾き始めたそうです。前回受けた手術は、鼻根~鼻背部シリコンプロテーゼ留置術、鼻中隔軟骨による鼻中隔延長術、鼻尖部耳軟骨移植術で、シリコンプロテーゼのサイズは術後に告知されておらず、鼻中隔軟骨採取は術前に採取の可能性はあると説明は受けていました。CT検査を行ったところ鼻中隔軟骨鼻尖側は著しく左に偏位し、それに伴っ
他院で保存軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高く、尖ったので当院を受診しました。修正希望で他のクリニックにも相談に行かれており、保存軟骨の減量を提案されたようですが、自家組織と異なり、保存軟骨の減量はお勧めしませんでした。過度な延長による鼻尖部の著しい違和感と知覚鈍麻、また鼻孔の狭小化による鼻閉もあったので、手術より2ヶ月15日後に保存軟骨全摘および下外側鼻軟骨形成術を行いました。なお患者様は耳珠軟骨採取に抵抗があり、同軟骨を使いませんでした。
1ヶ月前、他院で耳甲介軟骨による鼻中隔延長術を受けたのですが、鼻尖が高いので、2週間後、同クリニックで移植軟骨の減量をさらに受けました。しかし鼻尖が依然として高く感じ、また延長術で鼻先が下がったので、当院を受診されました。以上に加え、鼻尖鼻翼境界の陥凹、鼻尖鼻柱偏位についても気にされていました。同じ執刀医で2回の手術を受けており、下外側鼻軟骨(鼻翼軟骨)の強度と形態については、全く保証がないため全摘を選択せず、減量術となりました。また患者様は全摘による鼻
1年前に寄贈軟骨で鼻中隔延長術を受け、以下の点で来院されました。・寄贈軟骨を完全に摘出したい・鼻先が予想外に高くなり、皮膚が薄くなった・笑うとき、鼻柱基部が固定されており、違和感がある・鼻柱が太くなった・鼻尖鼻柱が左に傾いた患者様は詳細の手術内容について知らされていなかったため、修正術を行う前に鼻中隔MRI検査を行いました。MRI画像より以下が判明しました。・鼻中隔軟骨後方が採取され、この軟骨と寄贈軟骨による鼻中隔延長術であったと考えられた
2020年のコロナ禍から、マスク着用の機会が増えたことはもちろん、現在も国際線CAとして、お客様に飲食を提供する際にはマスクを着用するようにしています(原則、マスクの着用は各CAの判断に委ねられています)。マスクが手放せなくなってから3年が経過したちょうど1年ほど前、少し気になり始めていたことがありました。それは、マスクの圧力により圧迫される「鼻」。なんだか、鼻が低くなってきたように感じたのです。調べてみると、同じ悩みを抱えている人は多くいるようでした。以前から、年齢を重ねるとともに、