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令和5年11月20日、「渡くんの××が崩壊寸前」の最終刊である第16巻がいよいよ発売となります。(第16巻表紙)表紙を飾るのは、この物語の絶対的ヒロインである館花紗月です。その装いは第1巻を彷彿をさせるものでありますが、浮かべる微笑みは随分と異なる印象を与えるようにも感じられます。(第1巻表紙)第1巻表紙の微笑み、それは何とは無しに曖昧で、そして何処か不安にも感じられるものでした。それは第1巻や第2巻に漂っていた、彼女が醸す儚さや自意識の低さなるものを暗示しているようにも
「祭り」、それは非日常のものであり、何時しか終わるものなのです。何時か終わりが訪れる非日常、それが「祭り」なのでしょう。(第13巻表紙)然れど、もしも終わることの無い「祭り」があるとするならば…それは最早、「日常」と言うべきものなのです。嘗てはこの物語において「祭り」であった「嶋田さん」しかし、この第13巻を契機として、彼女は「日常」へと変貌を遂げたのです。この記事を書いているのは令和4年7月30日、「渡くんの××が崩壊寸前」第13巻の発売日である令和4年7月20日の10日
令和5年9月20日、月刊ヤングマガジン第10号にて「渡くんの××が崩壊寸前」は遂に最終回を迎えました。(終幕)「またね」の吹き出しの彼方へと歩み去ろうとする館花紗月と石原紫。その様は、物語の終焉をこの上無く雄弁に物語っていると言えましょう。セピアの彩りと相俟って、見る者の心に切々とした哀しみを呼び起こすものなのでしょう。「渡くんの××が崩壊寸前」は、角川書店の「ヤングエース」にて平成26年9月から連載が開始され、途中で講談社の「月刊ヤングマガジン」へと移籍し、令和5年9月20日までの約
「特別編その7渡鈴白について」の投稿等をまとめます。↓↓関連リンク先↓↓①そもそも「渡くんの××が崩壊寸前」って何?って方へ作品・登場人物・あらすじ・作品概観など②このブログって一体何?どんな感じで考察してるの?って、方へ考察の全体計画・各考察へのリンクページ③この作者の他の作品ってどんなのあるの?鳴見なる作品紹介等①その1渡鈴白の紹介及び1巻第1話~第4話の渡鈴白の言動について考察しています。②その21巻第5話から2巻第1話における渡鈴白の言動について考察しています。
本ブログにおいては「渡くんの××が崩壊寸前」について妄想満載の考察を述べさせて頂いてますが、この作品って一体何?って思われる方もおられるかと思います。なので、本投稿では本作品の紹介をさせて頂きたく思います。よろしければご覧ください。8.1311巻関連記事まとめ『「渡くんの××が崩壊寸前」考察第11巻関連記事まとめ』令和3年8月5日に発売となった「渡くんの××が崩壊寸前」第11巻に関する記事のまとめページです。(第11巻)記事その1:第11巻全般紹介第11巻に関する全般的…ameblo