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青森が生んだ昭和時代の大歌手淡谷のり子(1907~1999年)の生家は、現在の青森県立郷土館(青森県青森市本町)の近くにあった「大五」阿波屋という大きな呉服屋です。明治時代、市内で有名な商家でした。店には、30人を超える奉公人がいたといいます。本家は、現在の安方付近(現在の観光物産館アスパム近く)にあった「大世」阿波屋です。郷土館が所蔵する当時の市内の様子を建物の外観とともに詳しく描いた絵地図『青森実地明細絵図』(明治25年・1982年、複製)の中でも、「大世」は紹介されています。
先日、貴重な植物が開花したというニュースを見て夜越山森林公園を訪れ、目的の植物があるサボテン園・ラン園に向かった。サボテン園に入ると、どこもかしこも、サボテンや多肉植物であふれている。目的の植物は、サボテン鑑賞温室の通路を少し進んだ先にあった。先端が温室内の天井につくほどに大きく成長していた(写真下:拡大図)これは、リュウゼツラン属の一種で、「spNo.1」というプレートがついていた。地面から葉が放射状に開く植物で、葉の回りにノコギリのよう
毎週木曜日の東奥日報紙上に、青森の歴史・文化・自然を当館の学芸員が紹介する連載記事「青森郷土見聞録」が掲載されています。今回は、この連載〈94〉で紹介した「岩石が造る景観③大島」(令和5年2月9日掲載)について、先日、現地を訪れた際の様子をレポートします。この連載では、下の写真を掲載し、大島の地形の特徴や成り立ちを紹介しました。大島は夏泊半島北端の陸奥湾上にある島ですが、陸と細い砂州でつながっていることが写真からわかると思います。このような地形を「陸繋島(りくけい
みなさんこんにちは青森県立郷土館指定管理者TTHAグループの櫻庭です郷土館では先日鏡開きが行われました櫻庭はこの日お休みをいただいていたので参加できませんでしたが、美味しいお雑煮や石臼きな粉餅を職員のみなさん食べたことでしょう昨年の鏡開きの様子(絶品!石臼きな粉餅)そして次の日、櫻庭のデスクの上には・・・お餅ピラミッド参加できなかった櫻庭のために積んでくれたそうです(笑)あ、ありがとうございます・・・(;゚Д゚)
北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産になり、2022年7月27日で1周年を迎えました。三内丸山遺跡センターでは特別展「北海道・北東北のJOMON」を開催しています(会期7/16~10/2※9/26は休館)。展示会には当館から重要文化財2点・県重宝(青森県指定文化財)11点を含む考古資料25点を出品しています。ここでは出品資料を展示順に紹介します。○「津軽海峡を挟んだ文化圏」コーナーでは、縄文時代草創期・早期・前期・中期・後期・晩期毎に土器・石器等を展示し、縄文時代の始まりから終わりまで