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2024年6月25日午後7時サントリーホールヤニック・ネゼ=セガン指揮/METオ-ケストラ公演2024第1夜曲目前半ワ-グナ-作曲:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲ドビュッシ-:歌劇「ペレアスとメリザンド」組曲後半バルト-ク:歌劇「青ひげ公の城」演奏会形式Ms:エリ-ナ・ガランチャ、バスバリトン:クリチャン・ヴァン・ホーン現在英国ロイヤル・オペラと日程がかち合い1階後方と2階左右は空席がある。英国ロイヤル・オペラより管弦楽はMETオケの方が上、全
バルトーク唯一のオペラ「青ひげ公の城」は一風変わったオペラです。オペラというより劇音楽と言った方がいいかも知れません。”青ひげ”伝説はヨーロッパではよく知られた話だそうです。🔸バルトーク「青ひげ公の城」登場人物は”青ひげ公”と家族を捨て彼の元に来た”ユディット”の二人だけ。ただ、オペラが始まる前に”前口上”を語る語り手と姿だけ見せる青ひげ公の三人の前妻たちがいます。青ひげ公の元に身を寄せたユディットは、青ひげ公の再三の説得にも応じず城に留
ヤニック・ネゼ=セガン指揮METオーケストラ来日公演2024を、サントリーホールにて。METオーケストラ(管弦楽)ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)エリーナ・ガランチャ(メゾソプラノ)クリスチャン・ヴァン・ホーン(バスバリトン)ワーグナー:歌劇『さまよえるオランダ人』序曲ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』組曲(ラインスドルフ編)バルトーク:歌劇『青ひげ公の城』(演奏会形式・日本語字幕付)これはものすごい公演だ。2024年のベスト・コンサート間違いなし!東日本
(6月25日・サントリーホール)13年ぶりのMETオーケストラの来日。前回2011年6月は東日本大震災と福島の原発事故の直後。来日公演のほんどが中止となる中、METは日本公演を敢行した。あの時はメト総裁ピーター・ゲルブが演奏前にスピーチに登場、危機的な状況の中、コンサート実現に努力したルイージとオーケストラ、歌手を讃えたことは印象的だった。思い出のコンサート5メトロポリタン歌劇場管弦楽団特別コンサート(2011年6月14日)|ベイのコンサート日記(ameblo.jp)13年ぶ
⚪︎2024年6月25日(火)ソワレ(19:00-)ヤニック・ネゼ=セガン指揮METオーケストラ来日公演於:サントリー・ホール世界3大歌劇場の一つ、中でも最高峰とされるNYメトロポリタン歌劇場オケの来日公演、13年ぶりだそうですいつもMETライブ・ビューイングで目にしているカリスマ的な音楽監督、ヤニック・ネゼ=セガンの姿を一目見ようかと、これまた先日の英国ロイヤル・オペラの来日公演に劣らぬ高額チケットですが、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入(比較的お安い席はすぐ売り切れて、残って
「クラシックはこれを聴け」、今回はバルトークのオペラ「青髭公の城」です。バルトークはクラシック音楽の本流からは少し離れたところに位置しますが、その楽曲には独特の孤高さがあり、そう言った点ではベートーヴェンを継ぐ作曲家とも言えると思います。「青ひげ公の城」はバルトークが遺した唯一のオペラです。一幕もので独特の響きを持った音楽に聴き入ってしまいます。バラージュ・ベーラの台本によるオペラですが、その元ネタは”青ひげ伝説”でヨーロッパではよく知られているようです。一般にはペローの書いた