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心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセラーを目指す方は、講座などで訓練を積んでいくと思います。その講座の訓練以外にも、将来のカウンセリングの仕事を見据え、自主的に訓練に取り組まれる方も多くおられます。私は、そんな方々に、「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組の視聴をおすすめしています。ただ視聴するだけの受け身な方法と思われるかもしれませんが、確実にカウンセリングの仕事に役立ってくれるのです。そのようなことから、当ブログでは、これまでにも探偵ナイトスクープからの学び
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセラー開業を目指している。」「でも、なかなか準備の時間がなくて、気がついたら時間だけが過ぎている。」カウンセラー開業を目指す方から、このようなご相談をいただくことがあります。忙しい、時間がないと言っているうちに、数カ月~1年くらいあっという間に過ぎるというお悩みです。その中には、数年間という時間が過ぎてしまっているというお悩みもあります。この状態を経験する方の多くが、「BIGSTEP」という考えをお持ちです。これ
心理カウンセラーの藤木ミホです。「カウンセリングに行くと、心の痛みが軽くなっていく」というイメージを持っている方が多いと思います。たしかにその通りなのですが、カウンセリングは、心の痛みを軽くすることだけを目的にしているわけではありません。カウンセリングでは、・心の痛みが教えてくれることを受け取る・心の痛みを資源(リソース)として捉えなおすなども行ないます。今日のブログは、そのことについて知ることが出来る、あるマンガの1シーンをご紹介したいと思います
心理カウンセラーの藤木ミホです。私は、小学生6年生の頃、学校の図書委員会に入っていました。図書委員には、本の貸し出しの係をやったり、本の整理をしたりという役割がありましたが、学校が購入する本を最初に読めるという特権がありました。読書好きな私にとって、図書委員はピッタリな活動でした。ただ、その中で、気にはなっているけれど、どうしても借りる気になれない本がありました。実はその本は、購入されて何年もたっているのに、私だけでなく、学校中の誰にも読まれたことがないピカピカのま
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリング講座に参加すると、聴きなれない言葉を聴くことが多くなります。その中でも、「心のプロセス」という言葉をよく聴くようになります。プロセスとは、過程、経過の道筋という意味ですから、心のプロセスとは、「心の経過の道筋」ということができます。また、心のプロセスには、カウンセリングを受けることではじまる、「心の回復の経過の道筋」もあります。さらに、人が何かショックを受けるような出来事に遭遇したことではじまる、「出来事の消化の道筋」も
心理カウンセラーの藤木ミホです。年齢を理由に、カウンセラーとして活動したいという自分の思いに遠慮する方々がおられます。特に40歳代後半以上の方に多いように思います。その方々は、年齢を重ねることにマイナスイメージを感じておられるようです。しかし、カウンセリングの学習と訓練、そしてカウンセラーとして活動するにあたって、年齢を重ねたからこその利点がたくさんあります。その利点の一つに、「ライフタイム・エデュケーション」があります。ライフタイム・エデュケーションとは、ア
心理カウンセラーの藤木ミホです。カウンセリングに寄せられるテーマに、「喪失体験」や「喪失感」というものがあります。ですので、カウンセラーを目指す方は、このテーマにも対応できる勉強をしておく必要があります。ただ、カウンセリングには、喪失体験や喪失感そのもののではなく、喪失体験や喪失感から派生する問題が寄せられることもよくあります。そこで今日のブログは、喪失体験や喪失感から派生する問題について少しお伝えしたいと思います。喪失体験、喪失感を描いたイラスト喪失体験