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以下、戸矢学『縄文の神――よみがえる精霊信仰』(河出書房新社、2016年)から引用です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー第5章ムスヒ信仰―縄文人の霊「ヒ」の道p.172「ヒ」は、靈、日、火などとも書き、太陽信仰のことである。太陽は光を発することから光の信仰であり、太陽光を集めて日を生み出すことから火の信仰でもある。古代において、火は太陽の産物であると理解されていたのだろう。また風の信仰、空気の信仰でもある。太陽は地上のすべてのものに降り注ぐところか
等彌神社(とみじんじゃ)大和国城上郡奈良県桜井市桜井1109(P有)■延喜式神名帳等彌神社の比定社■旧社格県社■祭神[上津尾社]天照皇大神[下津尾社](右殿八幡社)磐余明神品陀和気命(左殿春日社)高皇産霊神天児屋根命桜井市「桜井」の霊峰「鳥見山」(標高245m)西麓に鎮座する社。当社より概ね西側の橿原市東部にかかる一帯は「磐余(いわれ)」と称され、神武天皇所縁の地。「神名帳」編纂時(延長五年・927年)には城上郡に属していたものの、遅くとも明治以降は「十