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尊王攘夷というのは、中国語の四字熟語です。もともとの意味は「異民族の侵略に抵抗するために、皇帝のもとに団結しよう!」という、南宋時代に流行った中華思想です。つまり、「皇帝のために夷狄をはらう」のではなく「夷狄をはらうために皇帝の求心力を利用しよう」という思想なんです。「尊王」は「攘夷」の手段であり、「王」は道具なんですよ。そもそもの意味からして。目的はあくまて「日本国の独立を守ること」です。天皇を御神輿に担いで目的達成のためのシンボルにしよう、てのが、尊王攘夷の正しい解釈です。「天皇と
先日は高杉晋作の誕生日だったそう。タイムリーにこのネタを上げなかったのは、画像UPが上手くいかなかったから。178年前の1839年(天保10年)8月20日今の山口県で生まれたよ。結構な武家の家で、しかも長男として生まれ、そりゃもう蝶よ花よ晋作よと育てられた彼は、とってもピュアで素直で優しい子に育たず、気の強い武士に成長。良く言えば信念を貫くサムライに。悪く言えば我がままボーイに。信念を貫く姿は憧れるし、我がままですら愛おしい。結局愛される男。ただ、部下ににいたら
京都長州藩邸跡京都市中京区河原町、現在ホテルオークラの建つ場所はかつて長州藩邸があった所。京都に滞在する藩士、江戸へ向かう途中の藩士らがここに滞在していた。高杉晋作もたびたびここに滞在している。1863(文久3)年3月、晋作はこの藩邸で頭を丸めて自らを「東行」と名乗り、「西へ行く人を慕いて東行く心の底ぞ神や知るらむ」と詩を詠んでいる。藩邸は1864(元治元)年7月の禁門の変の際火災で焼失し、その後は幕府に接収されてしまった。跡地には現在、桂小五郎(木戸孝允)の銅像が建ってい