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粘性土層で構成される軟弱地盤上において特に対策することなく盛土を構築した場合に、周辺地盤に生じる可能性がある地震変状の発生の仕組みについて説明せよ。また、周辺地盤の変状を抑制するための対策工法を2つ挙げ、それぞれについて工法の概要を説明せよ。■回答1.地盤変状の発生の仕組みについて水分を多く含む土質で、土粒子の密度が低い(一般的にN値が低い)特徴ともつ軟弱地盤は、せん断抵抗力等が低い。この軟弱地盤の上部に盛土を行うと、載荷荷重により軟弱地盤にせん断力や圧密の力が生じる。
大阪モノレール延伸区間の開業を約4年延期、軟弱地盤で基礎工法変更青野昌行日経クロステック/日経コンストラクション大阪モノレール延伸区間の開業を約4年延期、軟弱地盤で基礎工法変更|日経クロステック(xTECH)(nikkei.com)大阪府などの出資の第三セクターが運行する大阪モノレールの延伸区間の開業が、駅舎の基礎工法の変更で従来の目標よりも約4年遅れて2033年ごろになる見通しとなった。労務費や資材価格の上昇などもあり、建設にかかる事業費は従来の約78
地震は、日本ではどこにいても逃げることのできない災害です。一月元旦に襲った能登半島地震では、多くの木造住宅が倒壊しました。地盤の違いが被害の違いとなりました。液状化対策や基礎に対する配慮が必要不可欠です。このブロクでは、基礎構造の一つの解である杭ついて。・・・私が所属していた会社では、かつて「沿線の丘陵地を造成し、新駅をつくり、沿線人口を増やす」という一つの大きなビジネスモデルがありました。現在では、適当な丘陵地が無くなり、また、少子高齢化が相まってこの
粘性土層で構成される軟弱地盤上の道路盛土工事で、特に対策を講じることなく道路下を横断するカルバートボックスを設ける場合に想定される変状について説明せよ。また、想定される変状への対策方法について2つ挙げて説明せよ。1.カルバートボックス設置により想定される変状(1)道路表面の段差、ひび割れカルバートの荷重により支持地盤の圧密が促進され、カルバートが不同沈下を起こし、横断部の道路も沈下する。その結果、道路舗装の表面に段差、ひび割れの変状が発生する。(2)カルバート脇の地盤隆起カルバー