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兵隊さんが「向後(こうご)の憂(うれ)い」なく出征する前回の「出征兵士を送る歌(昭和14年)」に対して、兵士自身の心情を歌にした「暁(あかつき)に祈(いの)る」があります。養父と刑事仲間の酒宴(昭和20年代)養父が警察官の仲間を集めて自宅でもよおしていた酒宴で、最も耳にしたのが「暁(あかつき)に祈(いの)る」だった。戦後の風潮だったのか、単に歌詞を忘れたのか、申し合わせたように一番の歌詞だけを繰り返し歌っていた記憶がある。GHQの厳しい検閲や規制を経た時代だったので、警察官としてお
「坂の上の雲」は真実ではないゾ‼️乃木大将は立派な将軍だった❗️旅順、乃木希典、という地名人名を知ったのは、「水師営の会見」という軍歌でした。「乃木」と検索すると「乃木坂46」が出てきますが、その乃木坂の淵源が乃木希典であることを知らない人も多いかもしれませんねさて、1番の歌詞ですが、旅順開城約なりて敵の将軍ステッセル乃木大将と会見の所はいずこ水師営旅順要塞陥落後、日露両軍の将軍が「水師営」という場所で会見する、場面を謳ったものです。4番に至ると昨日の敵は今日の友
今朝のニュースで、金沢で梅の花が開花したと報じられていた。寒かったこの冬を象徴するように、平年より10日、昨年より12日遅い開花だという。遅い北陸の春も、ようやく胎動を始めたようだ。世界に目をやれば、いま大きな武力紛争が起きている。あの地域の人たちには、いつ真の春が訪れるのだろうか。他人事ではない。日本も、ほんの80年ほど前までは、戦争に明け暮れていたのだ。私の父も戦争体験者だった。父は生前、よく軍歌(戦時歌謡)のレコードを聴いていた。それを、子供の頃から聴くと
2019/2/12歌に生きる10日の宇治市民混声合唱団第35回定期演奏会のアンコール曲は「Greetings」(清水雅彦作詞、千原英喜作曲)であった。Greetingは“感謝の意味を込めた”或は“歓迎の意味を込めた”“挨拶”なので、まさにアンコールに最適な曲。その歌詞の前半は歌に生まれ歌に育まれている歌を愛し歌に慰められている歌を歌い歌に憧れている歌の世界今日も歌っているこの歌詞の1行目を自分に置き換えてみると、私が生まれたのは太平洋戦争直前の19