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最近読んだ本で面白かったのが吉松隆さんの「調性で読み解くクラシック」です。クラシックの曲にはどうして題名に調号が付いているのか?作曲する時にどうやって調性を選択しているのか??など、調性の事について分かりやすく書かれた本でした。1冊でわかるポケット教養シリーズ吉松隆の調性で読み解くクラシック1,045円Amazon作曲家はどうやって調性を選ぶのか?作曲家が曲を書くとき、使う楽器のそれぞれの「音域」や「出しやすい音(出しにくい音)」を考えたうえで、「どの音から始
メロディーの作り方として、基本的には、伴奏で鳴らしているコードの構成音に合わせた音を使う、という原則があります。伴奏のコードの構成音以外の音をメロディーの音として使うと、伴奏とメロディーが不協和音になってしまい、曲全体の響きが濁ってしまうからです。ですが、メロディーで使う全ての音を伴奏のコードと同じ音にしてしまうと、メロディーの作り方に制約が掛かってしまい、抑揚感のある叙情的なメロディーを作る事が出来なくなってしまいます。ですので、メロディーの音のいくつかは、コードの構成音ではない非和声音
Haydn:SonataNo.50inDmajorHob.XVI:37-GilbertKalish,1974-NonesuchH-71328JosephHaydn:PianoSonataNo.50inDMajor,Hob.XVI:37-I.Allegroconbrio昨日帰宅すると、手紙が届いていました。演奏会の案内状で、かつて私も参加していたグループの演奏会で、私は新作の曲を演奏していまし
音楽、厳密には西洋音楽(クラシック、ジャズ、ロック、ポップスなど)にはそれぞれ調性があります。12種類の長調(メジャー・キー)と12種類の短調(マイナー・キー)、計24種類調性と調号(wikipediaより引用)音楽史的には、バッハが「平均律クラヴィア曲集」を発表したことで、平均律(難しいので説明は省きます)の楽器(鍵盤楽器)で24の調を均等に、自由に演奏できるよう確立した事が、今日まで続く画期的な音楽のシステムとなったようです。もっとも、20世紀
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます勝手なマニアックブログになりつつありますが…よろしければお付き合いくださいね。Queenの作品は転調(調性が変わる)や長調から短調へ(或いはその逆)といった曲がとても多いのですがボヘミアン・ラプソディの複雑さはその調性にあるのではないでしょうか。厚みのあるコーラス/ハーモニーがオペラ要素満載なのですが…あちこちに半音がとても有効に使われています。そして