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社会的参照(socialreferencing)とは、乳児や幼児が自分では判断が難しい状況に直面したとき、信頼する他者の表情や行動を手がかりにして、自分の行動や感情を決定する心理的プロセスを指します。この概念は、発達心理学の分野で特に重要視されており、乳児が他者との関係性の中でどのように世界を理解し、行動を選択していくかを示すものです。社会的参照は、生後6〜12か月頃から見られるようになり、子どもが「自分・対象・他者」の三項関係を理解し始める時期と重なります。たとえば、赤ちゃんが初めて見
文科省が、個に応じた学習過程の充実についてhttps://www.mext.go.jp/content/20251215-mxt_kyoiku01-000046335-02.pdfの資料の中で、認知心理学の知見に基づく効果的な学習方略の例を取り上げました。この中で、自己調整学習の効果を高める方略の例として、動機づけ方略、学習方略、メタ認知方略のほか、・分散学習(←→集中学習)・検索練習・交互配置(インターリーブ)・精緻化・二重符号化