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戦前は東大病院でも癌の治療に姫川薬石を使っていたのですよ。それをGHQがインチキ医療に変えて、論文は没収されてしまいました。癌の再発防止に姫川薬石は欠かせないものだったのです。それすら知ってる人はごくわずか。ラジウム石で癌を治すことは100年前のピエールキュリー氏によってノーベル賞研究だったのですよ。………………………………ラジウム石は正式な被ばく治療法です。オーストリアでは国が認めた正式医療です。健康保険も効きます。これは正式な漢方医療だからです。日本でも戦後は厚生省が推
笈摺(おいずる)の語源は、笈(背に負う物)から着物を守るために着用していた白衣です。昔は今と違い、巡礼中に命を落とす事もありましたから、もしもの時はそのまま埋めて貰えるよう...死装束も兼ねていたと言う事です。観音巡礼の笈摺は、基本的には【南無観世音菩薩】や【南無大慈大悲観世音菩薩】と記されている物を羽織る事になります。観世音菩薩の霊場巡礼ですからね。四国遍路と兼用されてらっしゃる方なら【南無大師遍照金剛】、他には【南無阿弥陀仏】の笈摺を着ておられる方もいます。厳密には違うのですが、個
最終日は雨でしたね。朝からザーザー(笑)。まあ...雨降って地固まる...と、言いますからね。観音様は水の属性。故に雨が降っても、それはそれで喜ばしいのです♪さて、このGWは前々から念願であった【新西国三十三所】の結願を達成致しましたので、簡単にご報告しておきましょう。同巡礼で残されていた霊場は...三十番の金剛城寺さんと、三十三番の瑠璃寺さんの二ヶ寺でした。ようやくこれで、三十三の札所と客番五ヶ寺を全てコンプリートでございます♪いやはや...長かった(笑)。発願から、足掛
令和5年6月25日(日曜日)午前10時より済渡寺子安観音霊場にて子安観音大祭を修行致します。通称花祭りは、済渡寺の場合アジサイや花ショウブなどのお花がきれいな時期に実施しております。ただ今年は黄色い花ショウブは、例年より一月早く五月中旬より咲いており、花の見ごろに子安観音大祭が実施できるか心配です。多くの方がお参りされるときに、アジサイなどのお花がきれいに咲くことを祈念しております。安産祈祷願開(お礼参り)家内安全商売繁盛病気平癒厄除けなど各
いやはや...しんどかった(笑)...。この三連休は後半雨でしたからね...ちょっと強引にスケジュールを組み直し...初日の土曜日に滋賀方面に出撃して参りました...。実家の川西(兵庫県)に帰宅してから、車での札所三連ちゃん(笑)。流石に強行軍でした...。宇治〜大津に広がる広大な山岳エリア...醍醐寺〜岩間寺〜石山寺に至るこの山岳地域は、古来修験の聖地として崇められて参りました。強大な経済力と軍事力を誇る北方・比叡山の脅威に晒されながら、ここは一味違う修験の世界を守り抜いて来た
さて、昨日は仏教芸術の殿堂としての長谷寺をご紹介した訳ですが、今回は西国三十三所の歴史についてお話ししたいと思います。そもそも何の巡礼なのか...ご存知でない方も多いでしょうからね。観音巡礼の始まりを理解して頂くには、上の絵を見て頂くのが一番手っ取り早い。奈良時代にとある僧侶が体験した不思議な出来事から始まりました。長谷寺に徳道上人と言うお坊さんがおられました。ある時、上人は病に伏せ危篤状態に陥ります。その時、臨死体験と申しましょうか...仮死状態となったまま冥府を彷徨います。そこで
婆藪仙人(ばすせんにん)です。単に婆藪仙とも呼ばれます。他にも【ばそせん】とか、【ばすうせん】とか、【ばそうせん】とも読まれます。仏教における護法善神で、千手観音の眷属である二十八部衆の一人に数えられます。インド神話では伝説の聖者...【ヴェーダ聖典】を感得した賢者の一人と言う位置付けですね。漢訳された時に【仙】の字を与えられました。インド学では【聖賢】と訳されます。梵名はヴァスで、インド神話のヴァシシュタが仏教に取り入れられて定着した神様になります。ヨーガの修行を積んだ苦
今から三年前の2018年4月15日、西国三十三所第八番札所長谷寺で巡礼草創1300年記念大法要が執り行われました。三十三所の札所の住職が一堂に会し、1300年間続いた観音巡礼に感謝の祈りを捧げたのです。私も先達として参列させて頂き、共に観音経を唱えさせて頂きました。この日は雨でした。混雑を予想し、車では無く電車で現地に向かいました。長谷寺駅からお寺までは二十分近く歩かねばなりません。谷を降りて、また上がる...。この日はちょっと早目に到着したかったので、タクシーを利用しようかなと思った
こんにちは。ご訪問くださり、ありがとうございます。こちらのブログでは、主として腎不全で透析をなさっている方や、そのご家族向けに、何かのお役にたちそうな内容についてご紹介しておりますが、病気平癒祈願との関連で、何回かに分けて、お寺で病気平癒などの願掛けをするとき、知っていると、よりお参りが丁寧になるポイントと、西国三十三所や四国八十八か所の札所巡礼をするときのお作法について順番にご紹介しております。第1回は山門に入ってから手水をして自己紹介するまでについてです。↓『お寺で願掛け