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現代の高校生以上の剣道の試合を見ると心がザワザワするのです。小中学生なら「元気でよろしい」と見ておれるのですが、体格も良くなってくると「しばきあい」に見えてくる。いえ、京都大会のような演武としての立合などは比較的穏やかに見れるのです(中にはザワザワする立合も混ざってくるのですが)。しかし、八段の試合でさえ、街中でケンカを見たような胸がザワザワする試合もあります。昔の全日本大会や明治村大会などの昭和の映像はじっくり見れて感動もするのですが。今の剣道は、何かが全く違う。
「打ちに強度が足りない」とか「打ちが軽い」と言われると、ついつい一生懸命頑張って腕を振ったり、手首を効かそうとしたりしてしまうのではないでしょうか。さらには「私は筋力が足りないからだ」と筋トレに励むということをすることになったりもしますね。しかし、筋力に頼れば頼るほど竹刀の重さも腕の重さも消えちゃうのです。なぜなら、筋力は重さを支えちゃうからです。たとえば、何も持たずにバンザイをして静止しますと、それは筋力で腕の重さを止めているのです。言い方を変えれば、腕の重さを位置エネ
私はバンド活動にのめり込んでいた時期もあるので、NHK朝の連続テレビ小説「ブギウギ」を楽しんで視聴しています。で、今朝の福来スズ子と水城アユミのステージ対決は見事な対比でした。観客の盛り上がりの演出に大きな違いがあったので、福来スズ子の圧勝という感じでしたが、その演出がなくても、実力の大きな違いが見事に表現されていたと思います。水城アユミのステージは、歌も踊りも一生懸命さや迫力が伝わってくるのですが、力みがあり、いくらステージを走り回っても、空間が閉じている感じ。福来スズ