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『春夜』<蘇軾>春宵一刻直千金しゅんしょういっこくあたいせんきん花有清香月有陰はなにせいこうありつきにかげあり歌管楼台声細細かかんろうだいこえさいさい鞦韆院落夜沈沈しゅうせんいんらくよるちんちん
現在、東京国立博物館で開催中の『王羲之と蘭亭序』展を観てきました。王義之は中国東晋時代の書家です。今から1700年ぐらい前の人です。「書聖」と称され、書を芸術の域に高めたと言われています。その代表作が『蘭亭序』であり、中国書道史上の最高傑作と言われる逸品なのです。これは見ないわけにはいきません。ただ残念ながら王義之の真筆は現存せず、複製が残るだけです。本展では何種類かある複製が展示されています。字は行書という楷書と草書の中間の書体です。私は書画には詳しくないので、どこがどう美しいの
忍者ブログのときに蘭亭序の和訳を書いたが、アメブロの「いいね」に当たる「拍手」が最多。私にしか読めないコメントで感謝が多く述べられている。ネットで検索すれば全訳はいろいろ載っているが、それも参考にし総合したと言ってもいい。原文に忠実な日本語を選んだつもり。内容は深い。永和九年,歲在癸丑,暮春之初,會于會稽山陰之蘭亭,修禊事也。群賢畢至,少長咸集。此地有崇山峻嶺,茂林修竹,永和九年癸丑の歳、三月初め、会稽郡山陰県蘭亭に集ったのは禊(みそぎ)を行うためである。賢者がことご