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2021.4.11一日一季語藤(ふじ《ふぢ》)【春―植物―晩春】人待つや藤浪に髪濡るるまで北川英子例年4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎える「藤の花」。都内の名所でも、今年は開花が早いようです。藤の名所で恋人と待ち合わせをしているような雰囲気を思わせる句に感じます。日本では古くから、藤を女性、松を男性のシンボルとしたそうです。藤浪のような黒髪をたたえた女性を想像させられる句だと思います。⇒画像をクリックするとブログ記事が読めます。*2021.4.10羽
2024.4.26一日一季語藤(ふじ《ふぢ》)【春―植物―晩春】今まさに零れむばかり藤の花上杉馨2014年に日本で唯一、アメリカCNNが選出した「世界の夢の旅行先10カ所」に選ばれた「あしかがフラワーパーク」栃木県足利市のあしかがフラワーパークでは、うす紅・紫・白・黄色の順に藤の花が開花する2024年4月13日(土)~5月15日(水)の期間、「ふじのはな物語」を開催。600畳敷(1,000平方メートル)の大藤棚3面や、世界でも珍しい八重の大藤棚など、この世のものとは思え
2020.4.24一日一季語藤(ふじ《ふぢ》)【春―植物―晩春】藤の花大樹を抱きのぼりたる石脇みはる*2020.4.23板橋区赤塚公園にて藤の花は神の降臨する依代(よりしろ)として神聖視され、家紋や様々な意匠などに使われているそうです。山野に自生する藤は他の樹木に絡みついて上方に成長しています。杉などの大木に絡みつき樹冠いっぱいに藤の花が咲いている光景は、遠くからもよく見える季節の彩りです。この句は、そんな大木に絡みつき、花を咲かせている景の写生