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この写真は僕が20代終わりの頃、N響から1年間のお休みを頂いて留学していたドイツの南西に位置する「坂の街シュトゥットガルト」の下宿前の通りです。緑が多く清潔な街でしたが、日曜日はデパートも何もかも閉まって街中、シーン。市民は家で家族団らんなのか、本当に街中が静かでした。独り身の僕としては部屋にいても寂しいので、日曜日でも唯一開いている駅ナカの立ち食いホットドッグみたいな店に行ってみたりしていました。ついでに売店で600円もする日本の新聞を買ってみたり。まだネットがなかったので日本の情報は新聞
コンサート予定の追加です。4月8日(月)19時オペラシティリサイタルホール、桑田歩メモリアルコンサート「森の静けさ」をN響チェロ奏者5人で、我々に桑田君の師匠である堀了介先生を加えた6人でワーグナーを演奏します。桑田君とは何でも通じ合ってきたので、今でも、この話し彼にだったら伝わるのになあと思う事がしばしばあります。4月9日(火)15時、鎌倉稲村ヶ崎駅より徒歩6~7分、柴田邸。稲村ヶ崎が目の前です。バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ボッケリーニ、モーツァルト、バルトーク、ポッパーの
神奈川県逗子市でのコンサートを終え、今、宮崎への移動中の機内でブログを書いておりますが、隣にはNEWケースに入ったチェロが例によって上下逆さまになって座っております。このように置くと前の席の方が思いっきり背もたれを倒しても大丈夫なのですよ。左のが30年以上使った白いチェロケース。全ての箇所を修理しましたが、もはや限界で、右の黒いケースと交代です。今後は部屋の片隅から僕の練習を見守ってくれることでしょう。ところで先程の逗子では、御歳82歳になられるN響ヴァイオリンのレジェンド、前澤均さんと弦楽
機内アナウンスで「只今の現地の気温は24℃との連絡を・・」と言っています。数時間前までN響定期公演でショスタコーヴィチの悲しくて沈鬱な交響曲を弾いていました。そんな重い重い心持ちのままやって来たのは、夜中でも24℃あるという沖縄です!!それにしても東京は明日大雪らしいのに、ここでは、半袖ですけど何か?って感じの別時間が流れているようです。ところで今回は、ここ那覇が最終目的地ではありません。僕は初めてなのですが、明朝、船で座間味島に渡るのですよ!そして、そこの小中学生にN響の仲間との弦楽
昨年は、とても心の温まる同級生達との共演が幾つかありましたが、本日、またまた思いがけない嬉しいお知らせが飛び込んでまいりました。明日、横浜イギリス館で学生時代のチェロの先輩方がリサイタルをされるというのです!イギリス館ならアットホームな雰囲気だし家からも遠くない。うわあ、これはものすごく懐かしい!行ってみたいなあ。でも・・・僕の母校、桐朋は、かつて下は15歳くらいのピヨピヨから、上は既にオジサンになり始めたヤンチャな25歳くらいまでが、ゴッタ煮のように狭い校舎の中で暮らしていたものです。
前号の後日談です。僕のお弟子さんが美容クリニックの院長になったお祝いに、東方の三賢人なら何をたずさえて馳せ参じただろう?僕の場合は、彼の売上に少しでも貢献すべくシミ取りレーザーを予約して、この顔を差し出すという事が贈り物だった訳ですが、早いもので、あれから3週間。今やほぼ痕跡のないところにまで復活いたしました。とは言っても、一見、平和そうに見えている肌、皮膚下では大変な勢力争いが起きているようなのです。それではこれより、皆様にそんな皮膚下の争いをお見せするべく、空想の世界にお連れしたいと
今回の定期演奏会より、N響、怒涛の定年ラッシュが始まりました。1963~64年生まれは本当に多い。本日はコンサートマスターの篠崎マロさんが長年ご苦労さま花束を貰っていましたが、実は首席の藤森氏と次席の僕も、そのうちそうなる2人なのでした。僕が早めに次席を後進にバトンタッチする事にしたので、今回の定期演奏会が2人が並んで弾く最後のコンサートとなります。N響での隣同士が28年くらい、N響に入る前の22~23歳の頃も東京ゾリステンという合奏団で一緒に並んで弾いていたので38年くらい一緒です。おま
来年のコンサート情報の前に、ちょっとひと言ふた事。ジェットコースターというものは、1周して人々の待つスタート地点に戻って来た時、少し乱暴な止まり方をしますよね。先程までアトラクション側から良くしてもらっていたのに、最後の最後で少し乱暴だなと思っても、次の人達が大勢待っているので、そんな事、すぐに忘れてしまいますが。ところで今年は、この間まで20℃もあったりして、いつ冬になるんだ?なんて思っていたら、突然、寒くなって強引にクリスマス、そして今週末はなんと年末です。ええ!ちょっと2023年の終わ
今、我が家には、フランス生まれ?の「スリーミー」という方が1週間の予定で滞在しています。一応予定は1週間なのですが、上手い具合に僕との相性が良ければ、ずっとこの家にいて良いという事になっています。ですから「スリーミー」さん、色々と気遣って、肩揉み、脚揉み、背筋伸ばしと献身的にやってくれています。この方が、その「スリーミー」さんです!本当はフランス生まれでもなんでもなく、日本のフランス・ベッド関連会社から発売されているマッサージ・ベッドなる物です。お仕事は、いわゆる一般的な肩揉みというより