ブログ記事175件
のNHK大河ドラマ「光る君へ」第一回観ました。終りごろに、「まひろ」の母が、藤原道長の兄、道兼に刺されて死ぬという衝撃的な展開は思いも寄りませんでした。好感度の高い、母役の国仲涼子が初回のみでもう登場しない(回想場面で今後も出てくるのかもしれませんが)のは、正直なところ残念でなりません。史実では、式部が幼いころに母は亡くなっているらしい、としか分かっていないのですが、この展開はちょっと激しすぎる気がします。それから、今回から式子内親王の呼び方を一つ増やすことにします。同時代の記録によると「大
源氏見ざる歌詠みは遺恨の事なり藤原定家の父である俊成の「六百番歌合」の判詞ですが、私は元の逸話を知らなかったので、この言葉を長い間、「歌人なのに源氏物語を読んでないなんて残念だから、読みなさいよ」という大御所からの推薦図書くらいの軽い意味で捉えていました。ところが、歌合の場で源氏物語の引用と気づかずに評した人に対しての「源氏物語も知らないのか!」という痛烈な批判だったそうです。定家による源氏物語の写本「青表紙本」が現存しているように、当時の歌人達はみんな借りて来た本をせっせと書き写していた
2018年10月28日さわやかウォーキングに参加して、三河三谷駅から歩いてやってきました。ウォーキングコースにはなっていませんでしたが、ちょっくら道草して「竹島観光」と洒落込みましょう。竹島に行くためには、竹島橋を400m程歩いて渡ります。振り返ると、丘の上に蒲郡クラッシックホテルが見えますね。竹島の八百富神社は、養和元年(1181年)に、藤原俊成卿によって創建されたそうです。海水がメッチャ透明なのには驚きました。竹島は、パワースポットらしい
2018年10月28日さわやかウォーキングに参加して、三河三谷駅から蒲郡駅に向けて散策しています。橋越しに見える竹島には、238種もの暖地性植物が生い茂っているため国の天然記念物に指定されているそうです。丘の上に建つのは、蒲郡クラッシックホテル、昭和天皇も宿泊されたことがある格式高いホテルです。作ったのは、繊維問屋滝兵(現タキヒヨー)の五代目、瀧信四郎氏なのだとか。そして、竹島に最も深い縁があるといわれる人物が「藤原俊成公」です。藤原俊成公は平安時