私の両親は高知県出身のため、小学生の頃、しばしば高知県に帰省していました。高知県の実家で出されたお茶菓子に小さいスティック状の硬いお菓子があり、けんぴと呼ばれていました。けんぴは小麦粉を練った生地を焼いた菓子ですが、硬いうえに甘みも少なく、出されてもあまりうれしくなかったことを覚えています。芋けんぴも出ることがありましたが、芋けんぴはけんぴ程固くなく、甘さも程よく美味しく食べていました。ここ20年くらいは芋屋金次郎の芋けんぴの評判が良かったので、高知県に出張したときは日高本店に必ず寄って芋けんぴ