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「ワインカラーって、色の名前ですか…?」とのご質問がありました。「ワインカラー」は、3つの意味で使われているように思います。色域としての「ワインカラー」「○○カラー」と呼ばれる色は、ある特定の色名ではなく、共通性のある色の範囲を指す場合があります。「ワインカラー」は、暗めの赤~赤紫の色域を指して使われています。配色にすると、私はこんなイメージです。フランスのワインの産地の色名「ボルドー」フランス南西部のボルドー産の赤ワインの色。JISの色彩規格で再現した
今日は、リビングカラーがテーマのカラーコーディネート講座でした。設定されたテーマに合うよう、色使いにこだわって配色を考えてもらいました。部屋の印象は、色使いによっても左右されますね。生活空間の中で、大型家電の色といえば、初期は白が主流でした。“白物家電”という俗称が付いたほど。その後も、壁の色になじみ、空間に溶け込む主張しない色みが主でしたが、最近は、エアコンや冷蔵庫に、600色から選んで塗装ができるサービスもあるというから驚きです。家電にも流行色があるんだそうで
代車を借りてきましたこの色なんて言うのかしら?駐車場ですぐに見つかりそう
今日ご紹介する『花と心の色』は【葵色】(あおいいろ)葵の花の色少し灰色がかった明るい赤紫色平安朝の人たちは紫系の色を非常に好んでいて、紫色のさまざまな花の種類をことごとく色名にしてしまったそうです。紫色の花と色・藤(ふじ)・躑躅(つつじ)・牡丹(ぼたん)・菫(すみれ)・菖蒲(しょうぶ・あやめ)・杜若(かきつばた)・秋桜(こすもす)・紫苑(しおん)・竜胆(りんどう)・桔梗(ききょう)・撫子(なでしこ)・二人
今日の『花と心の色』は【淡藤色】(あわふじいろ)水色に少し薄紫色を混ぜたような色大好きなラベンダーカラーのもう少し水色が多い感じかな藤の花のような薄い紫系統の色の代表的な色平安朝では紫色を至上の色藤の花が愛されたのと同様にその色のきものも好まれたそうです。「藤浪(ふぢなみ)の花は盛りになりにけり平城(なら)の都を思ほすや君」『万葉集』大伴四綱(おおとものよつな)
世界的に有名な琥珀の産地、ポーランドのお土産のペンダントトップ。先月、欧州へ行っていた父からです。ありがとう。女系家族なので、5人分。色みもデザインも、それぞれ違います。こういう時、選ぶ権利は、実家で集まった際にジャンケン勝負です。私としては、一般的に「琥珀色」と言われる一番右狙い熱くジャンケンに臨み、選択権を獲得しました。琥珀は、数千万年の年月をかけてできる、天然の化石。古くから、宝石として珍重されてきました。JIS採録の「琥珀(こはく)色」は、