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12月に入り、最初の週末に雪組『ファントム』を観てきました。新人公演を経た本公演、なにか変化はあるのか?どの組にも当てはまりますが、新人公演前後の本公演を見比べる楽しみがありまして。さて、『ファントム』ですが。最も変化を感じたのは、クリスティーヌ(真彩希帆)そして、エリック(望海風斗)でした。クリスティーヌは、「歌えない演技」が、より繊細になりました。例えば、ビストロで緊張のあまり、小さな声しか出ないところ。以前はわりとシンプルに「小さな声」だったのが、「掠れて消えりそうな声」に
壮の後任トップとしてようやく早霧せいなの登場となる。早霧は宙組時代に役がついてそのまま宙組で路線に乗るのかと思っていたら雪組に組替え、しかも当時雪組には早霧と同期の沙央くらまがいた。沙央も新公で「ベルばら」オスカルや「エリザベート」トートを演じていて若手エース格のはず、なんでこの二人を並べるのかなと思っていたところ思い出したのが水夏希と貴城けいのケース。1期違いとは言え、宙組からきた水が元々雪組にいた貴城と取って代わる形でトップになったのだが、まさか又やるかなとの思いで見ていた。すると
12月9日(日)11時公演はセディナ貸切でした。今年最後の大劇場。貸切看板を見るのも今年はこれが最後、お世話になりました。ありがとう。セディナの貸切はトップコンビ&2番手男役まで、抽選でサイン色紙が当たります。キャリエール付の咲ちゃんのサイン。チケットが届いたとたんに息を飲むS席で、オペラのいらないよいお席。演奏が始まったとたんに物語に入り込み、さめない夢にファントムに導かれ、呆然としたまま歌の暴力と美しさに飲まれ、まばたきも惜しんで見ていました。登場から圧倒的なだいもん