ブログ記事4,394件
第1回では、FIT(固定価格買取制度)と非FIT(フィット外)の制度の仕組みと電気の販売方法の違いについて解説しました。ここでは、さらに踏み込んで、この二つの方式が事業者の経済性やリスクにどう影響するのか、そして日本のエネルギー市場の構造にどのような変化をもたらしているのかという、より実務的かつ長期的な違いを考察します。1.事業性・投資リスクの違いFITと非FITは、事業計画の立て方や投資家が負うリスクの性質が根本的に異なります。1.1.FIT事業の経済性とリスク収益の
パイプラインの帝王に乗る——キンダー・モルガン(KMI)170株ホルダーのリアルボイスキンダー・モルガンとは?キンダー・モルガン(以下、KMI)は北米最大級のエネルギーインフラ企業。天然ガスを中心に、約79,000マイルものパイプラインと130超のターミナルを運営し、北米のエネルギー“大動脈”として機能しています。ビジネスモデルの強み天然ガス輸送量は米国生産量の約40%。インフラ使用料(通行料)収入が主体のため、資源価格の変動リスクが比較的小さい。LNG輸出やAI/データセンター向け電
【中外炉工業】––“熱技術で稼ぐニッチ王者”、今の株価は割安か中外炉工業【株価】【投資】【買い時】を短時間でチェック。工業炉×省エネの実力派が、受注好調で利益回復。指標はまだ落ち着いた水準、配当も拡充。どこに妙味があるか、一気に読み解きます。🔍ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのかAmazon(アマゾン)990〜4,990円企業概要/ビジネスモデル先進の熱技術(サーモテック)を核に、工業炉や環境装置
【「グリーン水素の夢が崩れた日」―岩谷産業の撤退が突きつけた“脱炭素幻想”の終焉】それは、一つの企業の撤退にとどまらなかった。2025年3月、岩谷産業がオーストラリア・クイーンズランド州の水素プロジェクトから撤退。「水素社会」という未来の希望は、静かに、しかし確実に崩れ始めた。もはや、「脱炭素=善」という空気では人々を納得させられない時代が始まっている。この出来事は、グリーンという名の幻想に私たちがどう向き合うかを問いかけているのかもしれない。【岩谷産業の撤退に見る脱炭素政策の揺