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『羞恥』チョン・スチャン斎藤真理子訳みすず書房2018年初版これは『韓国文学の中心にあるもの』(斎藤真理子イースト・プレス2025年初版第2刷)第7章「朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」で取り上げられた中の1冊です。斎藤さんの丁寧な解説と上記の本を繰り返し読み、覚悟を持って読みました。チョン・スチャンは、ご両親が朝鮮戦争時に南に逃れてきた「失郷民」で、韓国で生まれた作家です。『羞恥』が描いた時代は、朝鮮戦争よりずっと後、平昌オリンピック(2018年)を目前にした時代です(原
長いこと観ているYouTubeチャンネル『ジュジュワールド』(登録者数62万人)。今回は、以前も日本に来たことがある脱北者ソアさんと、もう一人の脱北者・ジュオクさんとの大阪旅のシリーズです。動画の中で二人が話す北朝鮮の話はリアルで、「中国の犬の方が飢えないから犬のがマシだと思っていた。」などという生々しい話が沢山出て来ます。この可愛らしい女性達が、地獄のような国から逃げ延びて、こうして自由な人生を歩めるようになれたことを本当に良かったと思います。ところで、一昨日アップされた回で、