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119B2665歳の男性。維尿病のため教育入院中である。医師が病棟の廊下を歩いているときに、病室内から大きな音が聞こえた。急いで病室へ駆けつけると、患者がベッドサイドに倒れており、呼びかけに対して反応がない。まず行うべき対応はどれか。a応援を呼ぶ。b頸椎を固定する。c胸骨圧迫を開始する。d呼吸の有無を確認する。e頸動脈の拍動を確認する。(解説)解答(a)111F31の国試に次のような問題がありました患者が検査に行くために診察室のドアを開けたところ、突然そ
今日は救命処置の基本であるBLSとALSの違いについて整理していきます、まずBLS、つまり一次救命処置とは、専門的な器具や薬を使わずにその場で行う心肺蘇生のことです、対象は成人も小児も乳児も含まれますが、国家試験で最もよく出るのは成人BLSです、胸骨圧迫は強く、速く、絶え間なく、これが基本で、胸骨の下半分を5センチ以上、6センチを超えない深さまで圧迫し、テンポは1分間に100から120回で実施します、人工呼吸はマスクがあれば利用しますが、できない場合は胸骨圧迫のみのCPRでも構いません、
みなさんも授業や実習で「一次救命処置、BLS」という言葉はもう聞いたことがあると思いますね、ABCのAは気道の確保、Bは人工呼吸、そしてCは循環を維持する胸骨圧迫のことです、このCがしっかりできていないと、体内に血液が回らないのでどれだけ人工呼吸しても酸素は全身に届きません、だから心肺蘇生では胸骨圧迫が中心といわれるんです、では国家試験に出やすい胸骨圧迫の数字をおさえていきましょう、成人における胸骨圧迫の位置は両乳頭を結んだ線の中央部分、胸骨の下半分です、圧迫の深さは成人ではおよそ5センチから
夏休みに親子で救命のスキルを習得!夏休みを利用して、私が上級救命講習、小学5年生の娘が普通救命講習をそれぞれ受講しました。どちらも消防署で実施されている講習を選んだので受講料は無料!事前にWebでの学習を済ませておくことで、当日の講習時間が短縮されるコースを利用しました命に関わる知識と技術を親子で学べたのは、とても貴重な経験になりました【受講の流れ】事前Web講習と修了証の提示今回のコースでは、当日の講習時間を短縮するため、事前Web講習の受講が必須でした。このWeb講