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四兄上の誕辰だと云って令寛は張り切っていた。今年こそ、兄上の誕辰祝いに令寛贔屓の劇団・四喜班を屋敷に呼ぶのだと格別に意気込んでいる。特にお目当ては女方の貂紫雲である。彼の演ずる西施を令寛は特に高く買っていた。その儚げな美しさは真の美女に違わぬと芝居通の評判も高い。歌声も透き通るように可憐である。主催は令寛丹陽夫婦招かれたのは令宣と十一娘夫婦と大夫人と怡真。贅沢にもその六人の前で演目浣紗記の幕が開いた。緑水は鏡となりて谷川の清き流れに紗を洗う〜冷たき波は芹の芽にふりかか
4〜5年前、シャラノキの下にチョコットと思って植えたストロベリーアイスがこんなになりました。フロリバンダだし足元用と思っていたのに2年前一本やけに長い枝が出てきました。邪魔なので折り曲げ剪定をしましたが、その枝は一向に衰えず、可哀想になってシャラノキに巻き付けてやりました。その後ネットで調べたら、半つるバラとしても使えるそうで、鉄筋とイボ竹で簡易オベリスクを作って誘引しました。後ろから見た状況です。このバラは、しなやかな枝で折れづらく、つるバラほど長くはならず、半ツルシュラブほど大きく
………………………………………………………。………ホッ…………。………………………クッ…………。なんと滑稽(おもしろ)き…。老天の血族が人に翻弄されておるわ。西王母を人に降ろすのは実(げ)にも難しき事なるか。…のう、玄冥。実(げ)ニ。人ヲ神二為スハ難(かた)キ事ナレド、神ヲ人二為ラスハ更二難(かた)イゾ。実(げ)に実(げ)に。神を人に降ろすは誠(げ)に難(かた)き……ふと、美淑は縫い物をしていた手を止めた。空を見ながら、衣の襞(ひだ)に隠して丸くなり始めた腹部にそっと手を当てる。「
昨夜は春満月。「ピンクムーン」と言うそうです。(画像はネットよりお借りしました。)春満月洒落た紫雲をたなびかせ静可愛季語…春満月・・・三春紫雲紫色の雲。仏が乗って来迎(らいごう)する雲。吉兆とされる。(ネットより。)