科学より見た場合、すべての形而上学は非科学的なる一語を以って片付けてしまうであろうが、一歩深く思索した場合、科学それ自体は何物であるかというに、悉く数の離合集散に過ぎないのである。数を離れて科学は存在しないといっても過言ではないのであって科学は主として形而下の学であり、形而下のものは悉く分子であり、分子は原子であり、原子は電子によって生じ、その電子は正電子と負電子、すなわち陰性と陽性のプラス、マイナスの関係となり、そのプラス、マイナスの両極の極致に至ると中性子とか中間子とか或は中性中間子、電磁波