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回路の気になる部分Youtubeで「FunkOjisan 」を見る様になり、現役のギターショップで試奏される音を色々と聞いている間に、真空管アンプのオーバードライブ音の「雛形」を耳が覚えた様な気がしています。録音の制限、ネット配信による制限、それにアンプはショップのオリジナルアンプで、それを「雛形」とするのは少し飛躍がありますが。まあ、レコード録音された音を目標にしていた昔よりは、現実的な目標を得たとは言えますが、それとてなかなか近付けません。この間の「TO-2」の再改造は、「
段間コンデンサーの変更増幅回路の段間では、そこを通過する音の低い側の音がカットされます。下限の周波数は、段間のコンデンサー容量と周囲の抵抗値などで決まるカットオフ周波数と呼ばれ、この周波数を充分に低く設計しないと、アンプは低音不足になったりします。また、段間のコンデンサーの品質が音質に大きく影響すると言われます。段間は「だんかん」と読んでますが、セイモアダンカンとは関係ありません。^^;ギターフリークはギター内のコンデンサーをグレードアップする事が多い様ですが、アンプの段間コンデ
真空管を使ったエフェクターを詳しく調べる前ページでは、真空管を使ったエフェクターを沢山チェックしていますが、その多くは従来の通り100vを超える電圧をプレートにかけるものです。AC100を電源としてケース内にトランスを内蔵するものや、最近は現代の半導体技術を駆使して、サプライユニットの電源を内部で昇圧するものが出て来ました。内部で昇圧するタイプ 下のエフェクターは、2020年頃に発売された「LeeCustomAmplifier12AU7TubeBuffer/Booster」
12AX7は12vのプレート電圧で動作する私が真空管アンプを弄る様になった昔は、オーディオ用アンプを前提にした情報が殆どでした。そこでは、リニアリティや出力を目的に、可能な範囲の高圧(数百ボルト)で真空管を駆動する事が普通でした。高度な知識は持ち合わせない初心者にとって、この高圧駆動は原則の様に思えたのですが、そこに「大型スピーカーを高品位な音質で駆動する」という前提は、敢えて書かれていなかったのです。この前提が違えば、既存の真空管が低電圧で使って良い事は、1980年代に「TO
プリ部のみ真空管のギターアンプ「VA-1000」「TO-2」に収まるトランスを探していて、下のページに出会いました。Guyatone製品の回路図を沢山公開されていて、価値のあるブログです。GuyatoneVA-1000(2):長田(猫舌)のblogVA-1000のセールスポイントは12AX7を使ったプリアンプ部。先の記事でも書きましたが、12AX7の使い方が他のGuyatoneのアンプと趣を異にしています。回路を見てみましょう。B電源となるVcc1はヒーター
固定金具の回転止めTO-2の主基板(真空管ソケットがある)とヒューズホルダーは、基板固定金具上に固定されます。更にその基板固定金具は、フットスイッチでエフェクターのアルミ筐体に固定されています。基板上のパーツを交換・追加してはテストをしますが、これは根気が要ります。①真空管ソケットの2本のネジを外し、基板を金具から離す。➁フットスイッチを緩め、基板固定金具(下の青枠)の全体を少し回転させる。➂基板の右端を手前に持ち上げて、金具から更に離す。この操作で下の写真の様になり、ハンダ作
無いものねだりの再改造案 改造「TO-2」は、低音弦のピッキングでは歪が明瞭ですが、1~3弦では強くピッキングしないと歪みに気付き難い音です。実際は、全ての音に歪の色合いが加わり、バイパス音と比較すれば気付きます。これは歪音のひとつの在り方です。コード弾きの歪音は理想的で、歪を感じさせない大人しい弾き方が同時に出来るのも魅力です。しかし、クランチで明らかな「歪み」の音が常に欲しい時があります。また、全てのピッキングに「ジー」「ギャー」といった音が付帯するディストーションが欲しい場
哲学者の言葉、何か知ってる?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう「良き伴侶を得られない場合は、孤独を貫け孤独に歩め悪をなさず求めるところは少なく林の中の象のように」この言葉は仏陀の「ブッダの感興のことば」第十四章「憎しみ」の引用です。どういう意味かと言うと「良き伴侶と出会えることは喜ばしいことだが、出会えなかったからと言って決して不幸になるわけではない。求めるものが少なければ、不幸になることも無く静かに安寧に生きていくことが出来る