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■「どんな組織が成長するか?」といえば、ある意味では、「人のために、と思える人が多い組織」と言えるのではないでしょうか。組織ではなく、個人でも、「人のために」と思える人は、誰からも頼られ、力になるので、周囲も、喜んで力を貸してくれるようになり、豊かな人生になることでしょう。逆に、「人よりも自分のために」と思う人は、周囲を頼り、力を借りることになるので、徐々に人が離れてしまい、孤独で、広がりのない人生になることでしょう。なお、ここで言う「人のために」
■経営者からすると、「ある部署が硬直して、思うように動かない」ということがあります。また、職員からすると、「上層部によって、理不尽なことが行なわれて困る」ということがあります。そして、それは大抵、「あの職員が問題児だ」「あの人が身勝手にやっているからだ」と、人に原因があると捉えているのではないでしょうか?しかし、組織運営の観点から言えば、「人のせい」にしていては、問題は解決できません。なぜなら、人はさまざまな価値観を持っているものであり、今後も同じ
■新元号が決まりましたね。元号が変わったり天皇が交代することで、何かが変わるというわけではありませんが、ちょうど、元号の区切りが、組織論の区切りとしてもとても説明しやすいので、ことしは、組織論の領域においても、元年になることを願っています。というのも、「昭和」「平成」「令和」と分けると、組織論の変遷がとてもわかりやすいからです。その違いや特徴は、添付した表の通りです。■「昭和」の時代は、完全なトップダウンの文化でした。「トップダウンこそ、最も
■リーダーシップ論の大家とされているジョン・コッターの「組織変革の8段階プロセス」を知っているという方もいるでしょう。参考になるところがあると考えられますが、これを現場で実践する上で、実効性あるものにするためのポイントを明らかにしてゆきます。その8段階とは、ステップ1:危機意識を高めるステップ2:変革推進のための連帯チームを作るステップ3:ビジョンと戦略を打ち出すステップ4:変革のためのビジョンを周知徹底するステップ5:従業員の自発を促すステップ6:短期的成果を実