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憧れの…ベートーヴェンの「テンペスト」第3楽章これを初めて聴いたのは、高校一年生の時。「テーマ…綺麗」…思ったのも束の間、冒頭からずっと、絶え間なく16分音符が流れ続け、「なんてドラマティックな曲なんだろう」…そんな感動を覚えた、その記憶が甦りました。約7分の演奏所要時間。ソナタ形式です。でも、この「テンペスト」…ソナタ第17番。弾くにも聴くにも、やはり全楽章を通してでないと。そこにベートーヴェンの強い精神や、感情の変化、魂…を感じ、大きな感動を得られるから。作曲年は、1
ドヴォルザークの生まれ故郷🇨🇿美しい地球を旅するあなたへ☘️子供の為の曲集を何度かレッスンで使おうとトライするのですが、どうしてなかなか弾きこなせる子はあまり居ません。自分も分かって弾いていたか!?疑問なのですが、大人になってようやく曲の意義や偉大さ、味が解るのです。ドヴォルザークがアメリカ赴任中に15歳の娘オリティエと10歳の息子アントニーンの為に書いたソナチネ作品100は、超絶技巧はないものの本格的な4楽章構成の曲で大人が演奏会で披露しても存分にお楽しみ頂ける名
牛田智大さんが6月27日のクローズドコンサート(習志野文化ホール)で初披露するラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番二短調Op.30ピアノコンチェルト史上、最高に演奏が難しいといわれて有名な作品。またラフマニノフのピアノ協奏曲の中で、第2番に次ぐ人気ある作品になっています。とても長大で演奏に40分以上を要します。1909年に作曲され、ラフマニノフ自身のピアノで初演されたものの、これを弾きこなすピアニストは当時ほんのわずかしかいなかったと言われています。のちにホロヴィッツはこ
ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」の第3楽章の続きです。
過日、みなとみらいで古楽器による第九があったことは知っていました。それに関連した話。N響の福川さんが、3楽章の有名なソロの話を出しておられました。♪どーれみふぁそらしどそどしらそふぁみ♪ってやつです。あれは4番が吹くのだそうですね。全く知らないでいました。当然1番だと。縁の下の力持ち役の4番に花を持たせたのでしょうか。他に理由があるのかな。ホルンの1番と2番以下では全然違うことは、N響の勝俣さんに注目するようになってはっきり認識しました。その役割分担が不動