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先生のところで「盆香合」のお稽古をしていただきました竹台子で寄せ皆具「盆香合」はお盆に香合を乗せて飾っておいてそれを拝見に出すお点前です当然炭点前がついてきます香合は拝領品などの格が高いものですこの日は仙洞御所菊桐蒔絵の四角い香合でしたお香は焚き切なので2枚しか入れず炭点前のときに全て灰のうえに置くので拝見のときには中身空です拝見の際も香合を極力触ることがないように袱紗の上に置きます色々と忘れていたことを思
9月表千家では中興の祖と言われる七代如心斎の命日(旧暦8月13日)にあわせて天然忌が行われますこの時の棚が竹台子今年は頂いた竹台子があったので倉庫より持ち出しましてさて組み立てよう!!となりました竹の4本柱はすべて節と節の間隔が違いますえ!どうする!?焦りますまずは本で調べましょう「定本茶の湯表千家」には完成した写真が載っていましたそこで「茶之湯道具寸歩圖會」をみると立てる場所によって柱の名前が決まって
九月の最初のお稽古にうかがいました「九月は竹台子」なぜ?定本「茶の湯表千家」で調べたことをつづります表千家七代如心斎がキーワード表千家の中興の祖である如心斎の命日は1751年8月13日(旧暦)そこで現在は九月十三日「天然忌」が営まれる(如心斎天然宗左の名前から命日をこのように呼ぶ)村田珠光のお好みが「竹台子」上下の棚板は桐生地、四本の竹の柱がついている全て節の位置が違っているこのほうが見た目にくだけていて、リズムがあって、面白いと感じる
大棚の組み立て大仕事です。組み立てた竹の台子、竹の柱が4本でそれぞれ節の数と地板から最初の節までの高さが違います。最近のものは竹の柱の節がお約束通りになっていないと聞いていますが、紅雲庵のはちょっと古めですからおおよそお約束にかなっているのかなと思います。二節と三節が対角線上にあり、横並びにならないように、また節の位置に高低差がありこれによって単調にならず「景色がある」というかリズム感のある軽やかなたたずまいです。も~~~毎年「節、えええっと節が~」となるので備忘録をUPして