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美容外科手術後の修正①開院から1年が経過し徐々に皆さんに知っていただくことが出来てきました。皆さんさまざまなお悩みで来院されますがほとんどの場合他院で治療を受けたが治っていないか治療を断られた患者さんが多いです。最近の患者さん、美容外科で手術を受けられたあとでお顔の状態が崩れてしまってその修正を希望されて来られるかたがいらっしゃいました。二重の手術を希望して美容形成外科に行ったのですが眼瞼下垂ではなかったのに担当の先生のお勧めのままに挙筋短縮を行い上眼瞼が上がりすぎて、ぎょろ
2021年12月2日翌日の手術の為、入院この日私は仕事の都合がつかず、娘は父親と共に東京へコロナ禍の為、病棟まで行くことも出来ず別れたらしい……手術当日も院内で待つことさえできずそれでも少しでも近くに居てあげたいたいとの思いで近くのホテルに宿泊2021年12月3日手術当日朝8時半から手術室へ3時間程で終わると聞いていた予定よりも少しかかったようで、13時前に無事終了したと連絡がきたせっかく再建した右瞼や、なんとか温存してもらった眼球も全て摘出その傷跡を本人の皮膚で被覆する
2021年10月末地元の病院での再検査PETを受けました。2日後の検査結果やはり再発の所見が診られるとのこと東京の主治医から『早急に来て下さい』と11月に入りすぐに東京へ肺への転移は明らかではないのでなんとも……との事。恐らくは大丈夫ではないかと。しかしながら、涙腺の腫瘍は明らかに大きくなっていて、今回は罹患時に伝えられた術式である眼窩内容物も含め全摘が好ましいとの診断。そう言われることはわかっていた。仕方のないことだとも……でも、夏の形成手術の意味……開頭までして大
その後……2020年9月の検査はコロナの影響もあり地元で実施してもらうようにお願いをしました。その時はPET検査も実施で数日後の検査結果涙腺の腫瘍は変化なし小さくなったまま抑えられているとひと安心しかし、喉のあたりにPET検査で光っていて気になる所見が……と後日生検採取鼻の奥から組織を取られ、本人は痛かったようしかしながら、幸い結果は転移ではなさそうとの事で一安心。が、しかし……だいぶ前から頭痛を頻繁に訴える娘これまでそこまで頻繁では無かった為、心配になりかねてより
娘へは私たち両親から事実を告げました。ごめんねと泣く私に、「ママが謝ることはない」と言ってくれる娘。涙が止まりませんでした。そして、東京へ……初めて行く築地がこんな形でなんて・・・なんて考えている余裕もなく、紹介状を持って受付へ。不安しかない私たち。ほぼ1日がかりの受診となりました。医師との話。まずは娘は抜きで『娘さんの病気は凄く稀な病気で、娘さんの歳では10万人に1人程の割合です。涙腺の腫瘍なのですが、癌の種類は腺様嚢胞癌という癌で基本的に抗がん剤は効きません。治療法
年が明け2019年1月9日生検採取の為の手術この時は眉毛の下辺りを少し切って中のものも少し取ってくるだけの手術となった。1週間後結果説明この時娘は連れて行かず、私と夫だけで行きました。医師の口からは悪性でした。涙腺腫瘍です。腺様嚢胞癌という癌で…すごく稀な癌でして、割合としては10万人に6人程の罹患率。普通は40~50代位の女性に多く、13歳の子が罹患した症例はほとんどありません。もはや何を言われてるのかわからず冷静でない私に代わり夫がいろいろ聞いてくれていました。検査を
はじめまして。娘(現在16歳)が当時13歳の時に告知された病気ついて自分自身の記憶に留める為と当時の私の様に情報を探している同じ様な境遇の方に少しでも何が伝わればと思い少しずつ書いてみたいと思います。ただ……私……語彙力もなければ面白さもなくつまらない内容となってしまうかと思いますがどうかご了承ください。
2018年12月中旬紹介された病院へ行きレントゲン検査結果、骨折ではなかった物が二重に見えることに加え、医師の目には右眼が左眼に比べると位置が下がっているように見えると……骨折していないとなると何か出来物のようなものの圧迫により物が二重に見えることありますとの事。詳しい検査が必要ですので後日CTとMRIの検査をしますと言われ12月25日に検査実施。結果は年の瀬も迫った28日右眼の涙腺の辺りに腫瘍のようなものがあります。良性か悪性か調べるために生検を採取する必要がある為、新年早々に
2019年2月25日重粒子線治療の為、当時中1だった娘に付き添い入院?したあの日から今日で丸3年。ひとりでは入院したくないと言う娘と共に約3週間、病室にて寝起きを共にしました。補助ベッドでの3週間は腰も痛くなり、なかなかの苦痛でした病気が見つかる前の彼女は、いわゆる反抗期真っ只中母親である私とも度々言い合いがありました。皮肉な事に、病気が親子の絆を深めたと言っても過言ではないくらい、今の私たちの関係は良好です。重粒子線治療とはいえ、近隣の方なら通院でも治療が可能なくらい身体への負
眼球の周りのスペースを眼窩といいます。ここに腫瘍が出来ることは非常に稀ですが、起こりえます。一般的に眼科医は眼球の中については一生懸命に学びますが、眼球の外、この眼窩について学ぶことは多くありません。(いろいろな原因があるのですが、それはまた別の機会に)それだからこそ眼窩疾患への対処となると、実は眼科医にはとてもハードルが高いものなのです。先日こられた方、まだ20代ですが3年にわたって治癒しない眼窩腫瘍と顔貌の変化に苦しんでいました。片目の上直筋や視神経に腫瘍が広がり