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いよいよ手術。手術は朝9:00に看護師さんと共に手術室へ向かう。術前3時間前からは水や経口補水液含め飲み物(勿論食べ物も)禁止になる。禁止になる少し前からは看護師さんが事前にお知らせしてくれた。前日の夜21:00から6:00の間で経口補水液を500mlを飲み切った。緊張する。直前に友達が電話をかけたくれた。「いってくる。頑張るね。」刻一刻と時間が迫り、いよいよ呼ばれる。看護師さんと共に手術室へ向かう。母も立ち会い、手術室の看護師から事務連絡を受ける。説明後、母の元を離れ、いよい
※この記事ではこの後に手術の傷跡の写真を掲載していますので、ご注意ください。手術を受けてから、早いもので2週間以上、経過しました。今まで写真は載せておりませんでしたが、退院して私自身が落ち着いたこともあり、掲載させていただきます。今後手術を予定されている方や同じ甲状腺癌を患っている方、あるいはこの病気について全くご存知でない方、どなたかに少しでも参考になれば幸いです。私の病名は甲状腺髄様癌です。当初は甲状腺癌全体で90%を占める甲状腺乳頭癌と診断されましたが、細胞診の結果、髄様癌である
何とか朝を迎える。何時に起きたのか何時間寝られたのか全く分からない。朝6:00。採血。左腕は傷、右腕は点滴のため、足の血管で採血をする。んー痛い。飲み込むと喉も痛いしどうやって今まで呼吸していたのか忘れるほど。うまく呼吸できない。口と鼻どっちだっけ。めちゃくちゃ唾液が出る。空気をのみ込んでる感じなのに上手くゲップが出ない。おまけに手足まで痺れる。気味が悪い。痛み止めを点滴で入れてもらい、何とか痛みが少しずつ和らいできた。手足の痺れも、痺れ止めの点滴を入れてもらい、症状は落ち着い
先日受けた、甲状腺髄様癌の遺伝子検査の結果を聞きに、病院に行きました。私の病名は甲状腺髄様癌となり、髄様癌のうち、遺伝性が30%、遺伝性でないものが70%らしい。遺伝性の場合、生まれてくる子供が50%の確率で甲状腺髄様癌を発症する可能性があるほか、私自身も、褐色細胞腫(副腎の腫瘍)や副甲状腺機能亢進症と呼ばれる病気になる確率が高くなるそう。更には私と血縁関係にある親族(母親)も、遺伝子検査を受診する必要があるらしい。検査の結果、、、、遺伝性ではありませんでした。一安心。。。。。良か
6:00頃。採血で起こされる。何月何日か、手術から何日経ったのか。もはや気にならなくなった。左腕に手術痕、右腕は点滴のため、足で採血をする。寝ぼけてていても、痛みは分かる。気にならないといいつつ、手術当日から数えて今日は4日目になるが、痛みの具合をそれぞれ10段階で表すとこんな感じで変化した気がする。(あくまで個人的な感想です。汗)首の傷の痛み:10→6喉の痛み:10→6肩こり:8→5手足のだるさ:10→2咳、喉の乾燥:2→8手術当日、本当に苦しかった手足のだ
入院2日目。朝8:00に朝食が出る。普段は8:30起床、1:00就寝という生活だし、味付けは濃いものが好きな私からしたら、病院食は味付けも薄め、量も少なめですごい健康的に感じた。コロナ太りで増えた体重も少しは元に戻るかな。廊下ですれ違う人たち。男性女性様々で、年齢も40-80代くらいだろう。杖をついて歩く人、点滴をしながら歩く人。おそらく病名は違えどみんな同じ癌という病なのだろう。周りを見ても20代の人はいなさそうだった。話し相手がいないのは寂しい。看護師さんが歳が近いのか
先日、ピアスを開けてきました。今まで開けようかなと思ったこともあったけど、開けるとき痛そうだし、ズボラな私はピアスのケアもできない、なんて思ってずっと躊躇してた。でも、甲状腺癌になって、首にも腕にも手術痕ができたし、手術であんな痛い思いしたんだから、ピアスを開ける痛みなんてたかが知れてるんじゃないかと思って開けてみた。何より、20代で癌になって、人生は限りがあるもんだと思い知った。今までは幸い、病気になったこともなく、若ければ健康なのは当たり前だと思ってしまってた。でもそんなこと
※この記事ではこの後に手術の傷跡の写真を掲載していますので、ご注意ください。すっかり前回の投稿から時間が経ってしまいました…。気づけば手術から1年半以上経過しており、その後は特に変わりない生活を送っていました。不定期にはなりますが、引き続き、記録していきたいと思います。まずは傷跡の変化です。撮り方が異なり、少しわかりづらいのですが汗相変わらず、首の方は手術痕は残っています。傷は完全に塞がり、白い線のようになっています。日焼け?もあり、線の周りはやや赤くなっています。手術当初は一年た
入院一週間前、ふと携帯をみると17:00頃に知らない番号からの着信があった。後から調べてみると入院予定の病院の再検査センターの番号だった。気づいたころには受付時間を過ぎており、折り返しても繋がらなかった。なんだろうと思いながらも、この日は金曜日。翌週月曜にかけることにした。翌日土曜日。また同じ番号から電話がかかってきた。出ると、先生からの電話だった。土曜にもわざわざ電話をくれるんだなー。なんだろう。「細胞診の結果から、甲状腺乳頭癌ではなく、甲状腺髄様癌のようでした。CTを入院日で
※この記事ではこの後に手術の傷跡の写真を掲載していますので、ご注意ください。前回の投稿からかなり時間が経ってしまいましたが、、、手術から半年を迎えました。※実際には10月時点で半年以上経っていますが、傷痕と症状の変化を記録のため、振り返って書きたいと思います。まだまだ、手術痕は残ってはいますが、手術当初は赤い線のように目立っていた傷跡が徐々に白っぽくなり、線も細く薄くなってきました。元通りとはいきませんが…(写真の撮り方が毎回違うせいでわかりづらいかもしれないです汗)あと、この写真に
はじめまして。私は都内で働く26歳女性です。ごくごく普通な人生を送ってきた私ですが、2020年12月に甲状腺癌になってしまいました。普段はあんまり、日記をつける方ではありませんが、この経験を残すことで、同じ病気を持つ方や周りに甲状腺癌の方がいる方、誰かたった一人でも人の役に立てたらなと思い書くことに決めました。私の場合は、当初甲状腺乳頭癌と診断されましたが、最終的には甲状腺髄様癌でした。甲状腺癌の中でも珍しい病名のため、もし同じ病を抱えてる方のご参考になれば幸いです。20代で癌に
「今度入院、手術することになったんだ。病名は甲状腺癌っていう病気なの。でも取っちゃえば大丈夫な病気だから。だから大丈夫だから。退院してコロナ落ち着いたらまた遊んでね。何かあったらすぐ病院に行った方がいいよ。皆も無理しないでね。」コロナ禍で会えない友達にはLINEで報告した。“大丈夫”って言葉、100%大丈夫問題ない!なんて保証なんてないけど、心配かけたり暗い話になっちゃうのが嫌で、大丈夫と前向きに言った。本当は不安。手術痕もきっと残る。周りの友達は結婚したり、子供を産んだり、仕事に励ん