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鑓水峠から絹の道を下りて来ました。横浜方面からだとこちらが絹の道の入口になりますが、正面に石像が並んでいます。木の枝葉に隠れちゃってるけど、左端は文字庚申塔でした。生糸の商いで財を成した八木下要右衛門。その屋敷跡が絹の道資料館になっています。石垣が立派だったので、石垣大尽(富豪の意)と呼ばれた屋敷には、外国人をもてなす為の西洋館もありました。今でも長閑な里山に、外国人を接待する館があったというだけで、いかに豪商だったかが分かります。右下のペダルを踏むと飲料水が出ると
三大紬というと結城紬、大島紬、塩沢紬ですね。何れも産地の名前がそのままついています。塩沢は新潟の地名です塩沢の織物には「越後上布」「本塩沢」「塩沢紬」「夏塩沢」があります。その中で本塩沢と塩沢紬は間違えられ易いですね本塩沢は御召(お召糸で織った織物)塩沢紬は紬(紬糸で織った織物)私が着ているものは本塩沢の単衣です。(シボがあるためよく単衣で仕立てられます)※ここで生徒さんの為に復習しておきます。紬糸とは絹の真綿を紡いだ糸で、太さが一様でなく節があります。
日野市の多摩川で川遊びこの日のウォーキング。スタートはJR中央線の日野駅です。駅を出て北に直進し、四ツ谷前公園の中を通ります。このあたりは、もともと4軒の家しかなかったので、この名前がついたそうです。昭和30年代の川遊びの写真です。にぎわっていました。そしてみんな楽しそうです。多摩川の土手の上に出ました。土手の上から多摩川の鉄橋を。1889年に造られた中央線の前身、甲武鉄道の鉄橋で、その時の橋脚がそのまま使われています。下流には多摩モノレ-ルが走っています。次は仲
糸づくり~合糸撚糸~座繰り機で引いた糸は、繭20粒(40~50デニール)髪の毛ぐらいの細い糸この糸を必要な太さに数本合わせて(合糸)、撚りをかけます(撚糸)。今回は、6本合糸で糸を作ります。糸を小枠に巻き取り小枠を6枠並べます。座車で、水で湿らせた糸を指で合わせな
2019年11月10日昨年に世界遺産の富岡製糸場へ行った時の記事になります。富岡製糸場は、フランスの技術を導入して設立された官営模範工場で、当時、世界最大級規模の器械製糸工場でした。その、器械製糸に代わるまで、使われていたのは上州座繰り器という装置です。富岡製糸場の中に、それを体験できる場所がありました。繭を鍋で煮て、そこから、上州座繰り器をあやつり生糸をとります。左手で回しながら、右手は鍋の中をかき回します。係員の説明を受けながらも体験するのは、わが娘です