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真核細胞は皆、大型で細胞小器官が発達しており、この点で細菌などの原核細胞と区別されます。動物細胞と植物細胞、そして菌類(真菌)細胞がこれにあたります。「生物基礎」では。今いる真核細胞の種類について、共生説に基づいて説明しています。共生説とは、真核細胞のもとになった生物がバクテリアを細胞内に取り込んで細胞小器官として定着させたという考えです。さて、「生物基礎」では真核細胞のうち、動物と植物細胞について構造と働きを学ぶのですが、なぜか取り上げられていない菌類細胞もここで一緒に
こんにちはらんしょうです!昨日はチョコザップで運動してその近くでご飯を食べて帰り勉強する、という特に何もない1日でした。ただ、昨日からatama+生物を始めました!生物なら通学時間や運動中にできそうだったのでatama+<生物>まずは生物基礎の顕微鏡のところから!余裕だと思っていたんですが、普通に抜けてました…◯分解能・肉眼→0.1mm・光学顕微鏡→0.1〜0.2μm・電子顕微鏡→0.1〜0.2nm◯色々なものの大きさ・ゾウリムシ→0.25mm・ヒトの卵→0.14m
休校が明けたら、きっと、生徒からウイルスとは何なのか質問を受ける予感がしています。高校生物ではまだ、ウイルスは大きく取り上げられていません。それはたぶん、ウイルスは物質としての側面が大きく、生物として扱ってよいか、学者の間でも意見が分かれているためです。遺伝物質とタンパク質の殻だけからなるウイルス。彼らはどう理解されようとしているのでしょう。ウイルスの素性については様々な仮説が提唱されていますが、その中の一つに、「ウイルスは、かつて大型の細胞に寄生する小型の細胞だった」
ほとんどの高校生は、今、「生物基礎」という、並ならぬ気合いが入った学習指導要領の改訂から生まれた理科の科目を学んでいます。その教科書をみると、これから社会人になる人が最低限身につけておくべき生物学的な教養が、愛情たっぷりにまとめられております。しかし、悲しいかな。誰かが呪いの魔法でもかけたか、学生が手にした途端、教科書とは、たちまち味気ない、難しいことばかり書いてある本に変わってしまうのは昔も現在も同じで・・・。本来、人間とは、誰に言われなくても教養を佳しとし、思考
現行の高校の教育課程から突然登場したバイオーム(生物群系)。私自身、生物基礎の授業をした際に教えたことが2回ほどあり、率直に思った印象。「面白くない」「何でこの単元あるの?」ただ、そんな風に思える単元でも、何かしらの位置づけがある(できる)はず。面白く、中身のある授業にするにはどうすればいいか、いろいろ考えてみたことをつらつらと。単元理解のカギは植物の生育・気候・土壌そもそも、植生とバイオームという単元名になっているので、中心に捉えなければならないのは植物。しかし、教
高校生物の範囲での解説資料としてお読みください応用科目「生物」レベルで、「光合成」の解説プリントを作っています。今回は光合成反応の前半にあたる「チラコイド膜で起こる反応」だけですが、近く、「カルビン・ベンソン回路」もアップする予定です。光合成が苦手な生徒はぜひ目を通してください。だいぶ楽になると思います。「生物基礎」では、光合成の場となる葉緑体の大まかな構造を学びました。また、水H2Oが分解されて酸素分子O2が発生し、ATPが合成されることを学びました。
原核細胞が共生して誕生した真核細胞は、その後、多細胞化して巨大な生物体に進化することになります。我々のような真核細胞からできた真核生物は、そのなれの果てということになりますね。原始的な真核生物は、今もなお存在しており、はじめは単細胞で生活していたものが、やがて多細胞化するストーリーは広く信じられています。今日は、単細胞生物から多細胞生物への進化過程を想像させる生きものの話です。多細胞生物に進化したのは真核細胞からできた生きものだけです。原核細胞は全て単
☆高校で学ぶ細胞の種類が知りたい方原核細胞と真核細胞その1-細胞の理解に歴史あり-原核細胞と真核細胞その2-真核細胞の種類と起源-高校生物学習教材ウイルスと細菌の位置づけ☆ミクロメートルとナノメートルの理解に苦しむ方細胞の大きさと形ーミクロとナノを使いこなそうー☆生物基礎の発展は学ぶべきなのか細胞の多様性ー生物基礎ででてくる「発展」についてー☆群体と細胞群体の違いはなに?細胞の多様性ー単細胞生物にみられる細胞の特徴ー細胞の多様性ー単
植物は何も食べなくても生きて育ちます。こんな場合は独立栄養。動物は他の生き物を食べないと死んでしまうので従属栄養。食べる側の動物の方が強くて偉いのに従属とは何事か、みたいな違和感。解消しておかないと正しく前に進むことが難しそうです。残念ですが、学問は舶来の輸入もので、日本の科学技術用語は訳語になります。だから、言葉の持つ意味を正しく理解するには、その語の由来をたどらないといけません。独立栄養は英語で「Autotrophy:オートトロフィ」と申しまして、オートは自動、
「光合成の授業」をすると、どこから話そうかなぁ、とか、どこまで説明しようかなぁ、とか、迷います。それだけ話が複雑なのです。植物が不思議でならない人類は、なんと紀元前から光合成の研究を始めていますから。しかも、ここ最近、急に研究が進んで教える内容が増えたのなんの。頼みの教科書にも、よく見ると正直、「生物基礎」だと特に、苦し紛れなところがあって、「あとは、先生たちで何とかしてね」、みたいな、編者の放り投げた感が漂います。私たちの目の前には、キョトンとした目をした生徒たちがい
ドリア念願のミトコンドリアならぬミートコーンドリアいやぁ、自分のひとさらがどーしても理解のある奥様のおかげで実現しました感謝一杯でございます僕が作ると細胞クッキーのよーに…見てくれ良くても悲惨な味になるのですがさすがでございます!カロリーオフしつつ美味しく美味しくいただけました沖田はただいま調子に乗ってカエルの発生にちなみ〜尾芽胚ならぬ「一杯の尾芽杯」をお願いしております🥺受験生のみなさん気分転換になりましたかなー?夏までに、もうひと頑張りですぞではではみな