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腫瘍摘出手術後、1か月半たちました。出頭医師のところに診察に行きました。目的は、会社に提出する診断書の発行でした。経過良好、復職可能と書いてもらいました。診察はそのついでです。傷口をちょっと確認して、”あ!固くなってる”だそうです。皮膚の再生速度が速いらしく、固くなるとよくないそうです。”早く治るように保湿の塗り薬ちゃんと毎日塗ってね”とのことでした。あと次回の診察日を決めておしまいでした。そのときの会話を思いだすと、こんな感じでした。先生:次回は8月かな
手術から約3週間、むせの症状がひどく点滴からの栄養でした。なんというか「生きている」という感覚ではなく、「生かされている」という感覚でした。点滴からの栄養で血糖値が一定にコントロールされているため、お腹が空かないのです。でも食いしん坊な私は、「食べたい」という気持ちがどんどん溢れてきます。むせもICUにいたときよりは良くなっている気がします。水も本当に少しずつストローを使ってしか飲めませんが。先生に相談したところ、「検査をしてから食事開始の予定だけど、ゼリーとかなら食べてもい
2017年10月24日、やっと退院の日です。27日間の入院が終わる。本当に看護師さんにお世話になりました。私も誰かのために仕事をしたいと心から思いました。苦しかった入院生活、支えてくださった医療従事者の方々に本当に感謝です。お母さん、毎日、毎日面会時間の最初から最後までいてくれてありがとう。お父さん、毎日福岡からラインしてくれてありがとう。妹、帰省した時に席譲ってくれたり、荷物持ってくれたり、優しくしれてありがとう。自分が弱った時に人の優しさって染みるな。歩
手術後ICUでひと晩過ごした後、病棟の観察室(ナースステーションから見える部屋)に移動します。まだまだ身体のいろんなところからチューブが出ています。ICUを出たからと言って、ちょっと元気になっているわけでもなく、めまいと嘔吐は続いています。普段病気をしない私は、めまい、頭痛、嘔吐に慣れておらず、身体がしんどいのが本当に辛かった。ICUの時は意識が朦朧としていたので、それどころではなかったのですが、右耳が聴こえないのに、電子音みたいな耳鳴りがします。さて、ICUで口からの水分補給
今日も9:00からの診察なので6:00に起き、超満員電車の中病院へ🙃2年前の今頃は入院してたなぁ、3/3に再シャント手術してひなまつりの行事食食べ損なったんだよなぁ‼︎😂食べ物の恨みは怖いというように、よく覚えてる!笑今日は8:30に着き、どうやら2番目の様子。ただ朝ご飯を食べてないので、とりあえずお馴染みのローソンへ🏃♂️ただ、食べるのは誰よりも早いので(笑)、パンとカフェラテを流し込み、診察室前に行くとあれ?番号が掲示板からなくなってる…💦看護師さんに席を外していたことを伝える
さて、いよいよ手術当日です。両親も到着し、朝8:30頃、病室で手術着に着替えます。ゆっくり話す時間もなく、両親に見送られ、9時前には看護師さんと手術室へ歩いて行きました。私のイメージとしては病室からベッドで移動しながら、両親に「がんばってね…!」と言われ、両手を握られながら、別れを惜しむのかと思っていましたが、ドラマの中だけのようです。(笑)自分で歩いて手術室へ行き、自分で手術台に乗りました。なんか想像していたのと違ったのでシュールでした。(笑)手術室のベッドがとても気持ち
【1週間前のMRI】検査の度に悪いように考えちゃう。最近視力が落ちたな…と感じるのは腫瘍のせいでは??入院中に頭蓋内圧亢進で出た症状と似てる気がする…また手術とか言われないだろうかと心配になる…大嫌いなMRIですが、前日寝不足のせいでうとうと。いろいろ考えちゃうけど、診察を待つしかない!【診察当日】やはり8:30に着いたのに既に5人以上は待っている…🙄とりあえず9階のナチュラルローソンでカフェラテをのみひと息☕️早起きして雨の中、通勤ラッシュ、乗り換え、トータル1時間半は疲れ
術後5日目くらいするとすべてのチューブが取れました。まだ、めまいと嘔吐とむせ、耳鳴りは続いています。この日は点滴棒を使って歩く練習、シャワー、トイレができるようになりました。まだ症状は多く残りますが、具合も悪いのですがICUに比べると少しずつ回復しているのが実感できました。しかし、この日私は髄液漏が起こっていました。開頭手術をした時に骨や硬膜のごく小さな隙間から脳脊髄液が鼻から漏れてきたのです。お昼過ぎ15時頃にシャワーを浴びているとき、鼻からサラ~っとした鼻水のようなも
東京医科大学病院の河野先生からの紹介で、ガンマナイフ治療を検討するために来ました。私のこれまでの経過は、・2017年9月に開頭手術・非常に出血しやすい腫瘍なので90%ほど取であるが取り除くことができた・術後、取り除いた部分は空洞になっていたが、1年経過して取り残した腫瘍が固まってきた・若干大きくなってきているこれまでの経緯を踏まえて、取り残した腫瘍がこれ以上大きくなるのを防ぐために、ガンマナイフ治療を検討するために、クリニックに紹介になりました。先生から私に提示された
手術が終わると「〇〇さん、手術終わりましたよ」と軽く肩をたたかれます。なんとなく目を開けたのですが、うつろうつろしながらすぐにまた目を瞑ってしまいました。身体を持ち上げられて手術用のベッドから移動用のベッドに移動させられ、ICUに着いたらまた持ち上げられてICUのベッドに移動している感覚はありました。看護師さんに「ご両親見えましたよ」とまた肩をたたかれ目を開けると両親がいました。「頑張ったね」と。ここで私の意識がしっかりしてきます。まず、気になるのは聴力が残っているかどう
東京医科大学病院、河野先生受診。初めて河野先生の先生の診察を受けました。・現在脳腫瘍は2cmの大きさ・基本的には若い(当時26歳)手術の選択・脳幹を圧迫しているので、経過観察は難しい・聴力が守られる確率は50%、残せなかった場合は全く聴こえなくなる。中途半端に残るということはない。今、聴力があるのなら、聴力が保たれるチャンスがある。聴力が良いうちに手術をすれば、聴力が残るという望みがある。そもそも聴神経腫瘍という病気はほっといても聴力はなくなる病気なので、今、治さない
手術前に先生のお話を聞きました。4年前は無かったけどDVDを見て、先生に聴きたい事をまとめました。けどやっぱり手術前に見ると緊張します…。*聴神経腫瘍について前回、出血性、充実性、顔面神経が腫瘍に大回りの走行(腫瘍にくっついている距離が長い)であり90%しか取れていなかった。今回はガンマナイフ後で癒着が強く、もっと取れない可能性がある。(先生も40例)。顔面神経麻痺も前回より強く出る可能性がある。1度ガンマナイフを当ててるから無理しては取らない。血流もガンマナイフによって抑えられ
脳髄液漏れの腰からのチューブがなくなるとリハビリが始まります。私は右声帯麻痺があったので、声帯が動くようにするリハビリと歩行のリハビリがありました。毎朝9:30から車いすにのってリハビリ室に行きます。まず、言語聴覚士さんと右声帯麻痺を動かすリハビリからスタートします。声を出す練習、つばを飲み込む練習などがありました。私が1番きつかったのは吹き戻しを100回吹く練習。吹き戻しとはお祭りのときに吹くこれです。これ、何てことないように思えるのですがめっちゃきつい。(たぶ
11月15日に術後の検査に行ってきました。手術日から1か月と2週間、退院して3週間。この間に私は誕生日を迎え、27歳になりました。症状はというと、・平衡感覚が少し良くなった。・耳鳴りに慣れてきた・嚥下障害はまだ残る。いつもしゃっくりのようなゲップのような空気が上がってくる感じ・少し体力が戻ってきた。(家から駅まで歩けるようになった)術後の検査はこんな感じでした。私が鮮明に覚えているのは目をつぶってその場で30秒?足踏みをする検査で30秒経っていないのに看護師さ