ブログ記事150件
永祚2年(990)正月今回ようやく4年の月日が流れました永観、寛和年間の長かったこと…初めにしっかり人物のキャラ設定をする狙いがあったんでしょうか…「藤原氏多すぎ」モンダイと、「女子の名、訓読み」モンダイキャラ設定といえば、先日、鎌倉彫教室の友人がこんなことを言っていましたそれは、彼女の旦那様が「光る君へ」の「藤原氏多すぎ」モンダイに苦しみ、彼女に毎回「この人は誰」としつこく聞いてくるという話です彼女は、「私に聞くな」とそのたびに答える
往生要集源信(げんしん)著源信は奈良で生まれ比叡山で修行した日本の僧侶です。『往生要集』は、極楽浄土へ行くための案内書として書かれました。極楽浄土は、西にある阿弥陀仏(阿弥陀如来)の世界です。平安時代に、極楽浄土への導きを願う浄土信仰が貴族の間で広まりました。往生要集をもとにした地獄の様子を絵にした「絵解き」によって、日本人の地獄のイメージは形成されています。ただ往生要集に閻魔は出てきません。閻魔の起源は、インドの「ヤマ」にある。ヤマは最
2017年8月追記この記事の内容は、こちらに再構成して書いていますので、あわせてどうぞ↓源信と二十五菩薩と来迎図先日衝動買いした阿弥陀二十五菩薩来迎のジグソーパズルはまだまだ取り掛かる以前の段階ですが菩薩の顔の部分とか往生するお坊さんの顔半分(こわいな)とかあと、リンゴとか特徴的なピースは面白そうだなと思いますたぶんジグソーパズルあるあるで、わかりやすい模様のところはすぐに終わりあとが大変な事態になるんだろうねそういえば昔、「夕暮れの薬師寺全景」の横長
奈良博「源信」展に出展中の金戒光明寺山越阿弥陀図屏風阿弥陀如来が、山の向こう側から、観音勢至を従えて来迎する様子を描いていますその大きさから、私はこの阿弥陀如来は「実はウルトラマンじゃないか?」と密かに思っているところです(ウソです)阿弥陀如来の手には、かつて人々と結ばれたであろう紐が現在も残っていて、信仰のリアルさをじかに感じることができます♪今回、奈良博で、この山越阿弥陀如来を真近でじっくり見ることができました初めて気づいたことがありましたそれは、潤んだ瞳の美しさです