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眼瞼縁など自由縁の大きな母斑は単純縫縮が出来ません。瞼板、結膜まで全層をV字型に切除し再建するV-sectionを行います。眼瞼の1/4~1/3位までなら大きな変形を残しません。先天性の色素細胞性母斑の中には剛毛が密に生える獣皮様母斑と呼ばれるものもありますが、ほくろと同様に大きいものは皮膚移植を行います。後述する異形成母斑との関連もあります。大きな母斑では切除することにより目、鼻、口などの形態が損なわれることがあります。この様なときは皮膚移植や有茎皮膚移植(
自己紹介と治療まとめはこちらからアメンバーについて承認は母斑のあるご本人またはご家族の方で、コメントやメッセージでやりとりしたことのある方に限らせていただいています。はじめましての方については、お手数ですが申請時にメッセージも一緒にお願いします!※ブログタイトルからプロフィール画面に入り、さらに「プロフィールを詳しく見る」から詳細画面に進むと、下の方にメッセージボタンがあります。あれ?私、去年?もう一昨年?!のMRI検査のこと書いてなかったですね???なんかすっかり書いた気になって
自己紹介と治療まとめはこちらからアメンバーについて承認は母斑のあるご本人またはご家族の方で、コメントやメッセージでやりとりしたことのある方に限らせていただいています。はじめましての方については、お手数ですが申請時にメッセージも一緒にお願いします!※ブログタイトルからプロフィール画面に入り、さらに「プロフィールを詳しく見る」から詳細画面に進むと、下の方にメッセージボタンがあります。あああああ、また間があいてしまった…すみません。↑もう見飽きましたねこれ笑前回ブログでは4月に私が受
よく見られる皮膚の黒色~褐色の平坦又は隆起性の皮膚のでき物です。母斑と呼ばれる細胞自体の変化(奇形)です。年齢と共に数が増え、大きくなり腫瘍性の傾向が見られものもあります。いわゆるシミは色素細胞により過剰に生産されたメラニン色素が、局所的に周囲の基底細胞に沈着する色素異常症でほくろとは別の範疇に属するものです。母斑細胞が表皮内から真皮境界に限局して存在するもの(境界母斑)は、小さければ炭酸ガスレーザーや電気メスにて蒸散させます(くり抜き法)。周囲に熱エネルギーが
頭皮、顔面に見られる生まれつきの皮脂腺由来の母斑で、脂腺細胞の奇形と考えられます。始めは淡褐色調の無毛、禿として頭皮などに見られ盛り上がりも見られません。脂腺は内分泌系の影響を受ける為、思春期頃になると増殖し、カリフラワー状腫瘤としてみられるようになります。整容的な問題もありますが、ごく一部に悪性変化が見られることもあり、治療は切除、縫縮となります。あざ除去の治療は、手術、レーザーともに日帰りで行えます。リスクや合併症は、瘢痕、感染、再発などです。
長女(3才)の扁平母斑についてです。《経過》生まれつき左頬に扁平母斑あり。生後4ヶ月1回目レーザー治療生後9ヶ月2回目レーザー治療1才8ヶ月切除手術関連記事『1回目のレーザー扁平母斑治療のまとめ③』1回目のレーザーは生後4ヶ月頃。生後8日目。退院時はこの程度でしたが…生後4ヶ月になると随分目立つように。(それにしてもこの頃太ってんな。)娘が受けたのはQス…ameblo.jp『2回目のレーザー扁平母斑治療のまとめ⑤』2回目のレーザーは生後9ヶ月で行いま
抜糸をしてきました!ということでざっと、術後の生活についてまとめてみました!手術日:4針縫いました。足は全くつけません。夜中に痛みで目がさめる2日目:検査後、シャワーを浴びる際のガーゼ交換で出血を確認ガーゼが糸に絡まっていて地味に痛い、、4日目:つま先をついてなんとか歩いてみる(左足だけサンダル)7日目:靴下と靴を履いてつま先歩きで歩き回った結果、足が痛すぎて車椅子を利用することに、、10日目:傷部分に体重をかけないように、足全面をついて立ってみる。歩行はまだしない14日目:
生下時より見られる淡褐色で皮膚同高の比較的大きな皮膚病変です。症例により成長と共に色が濃くなり目立ち始める遅発性扁平母斑(ベッカー母斑)が見られます。アザの一種ですが母斑細胞は見られず、面積が広がる事はありません。表皮基底層のメラニン色素が増加しており、真皮乳頭層(表皮との境界部)は不規則に増殖しています。毛根鞘の上皮にも同様の変化が見られ、これらが治療に抵抗し再発する原因と考えられます。範囲が狭く本人の強い希望があれば切除、縫縮を行いますが、色調が淡い症例が多く、切除後の
眼瞼から頬、額にかけてみられる淡青色の色素斑で、斑点状に濃い部分が見られ、多くは片側性です。遅発性に思春期頃より目立ち始めるものもあります。眼球強膜(白目)にも同様の色素斑が見られることもあり、稀に鼻粘膜、鼓膜などにも青色病変が見られます。真皮浅層に大きな青色母斑細胞が増殖しているもので、表皮基底層にも色素沈着が見られます。以前は皮膚移植術や雪状炭酸法(ドライアイス圧抵)が行われてきましたが、最近はQスイッッチルビーレーザー、ヤグレーザー治療が主流です。レーザー