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教科書はまず、採択期間というものがあります。一度採用された教科書は、4年間継続して使用します(例外はあります)。最初の2年間で教科書検定に提出するための白表紙本を作成します。この白表紙本は、発行者名や著者名などが記載されている表紙の4面が白紙のものをいいます。これは、教科書検定が公正に行われるために、内容以外の情報を遮断するためと言われています。この白表紙本を元に文部科学省の教科書調査官が、3年目の約1年間をかけて調査します。ただ、その間に教科書調査官と教科書
「見込み」「大・小」なのか「高・低」なのかこれも迷いどころなんですGoogleでもなんでも検索すれば出てくる話ですでもGoogleなどで調べる(私にとっての)大きなデメリットがありますそれは検索でヒットした答えが根拠のあるものなのか・・・信頼に値するものなのか怪しいときにいろいろなページを確認しなければならないということそれからこちらが最大のデメリットなのですが・・・いろいろなページを読みふけってしまって・・・つまり道
こんばんは。昨晩のエントリー(東大のやつ)が割と自分の中では盛り上がった(?)投稿だったので、やや燃え尽き気味ですが、こういう時こそ書き続けるべきだというのを私は経験上、知っているので、搾り出すように書きます。タイトルにあるように「最高の校閲者」とはどういう人か?ということを今回は書きたいのですが、私自身、校閲の担当者よりも進行係(というか、正確に言うと進行係兼担当者)がこの歳にしては経験が長く、すでに進行だけで8年になるので、今まで社内社外問わず、ものすごい量の校閲疑問を見てきましたし、
6月で新聞校閲を始めて2年がたちます。最初は新聞の一部の面しか担当していませんでしたが、最近はいろいろとやっています。メインはもちろん新聞の面担。週に2回延べ4日、外注の某市広報紙一面オピニオンや中面のオピニオン、特集面。また、ありがたいことに月に1回、各社の懇談会に参加しています。オンライン参加なので他社の方と交流できないのが残念ですが…。大体、午後から深夜にかけての勤務ですが、広報紙だけは午前出勤。締め切り時間が厳格に決まっていて、量が多い場合は早出して朝の8時か
読後記『新聞に見る日本語の大疑問』の第二弾です。26「お夫?」より配偶者を指すとき、「主人」、「だんな」と言いたくない女性が増えているという話。夫婦を主従関係のように言うのは男女差別だというのです。この筆者も女性らしく、この意見に賛同しているようです。ただ、そういう女性と話すときに、その方の夫を、「ご主人」じゃなければ何と呼べばよいのか?本人は「夫」(おっと)と言っても、こちらは「お夫」(おおっと?)じゃおかしいし・・・と述べたまま結論を出していません。私は「ご夫君」(ごふくん)という表現を
はい、先日記録として書いた「レモンと殺人鬼」どうしても絶対におかしい、というところがありまして・・それは・・173ページ金田が語ってる「」の中の文です。だって・・語り手は金田、なんですよ。「俺は金田に忠告したが、あいつは聞く耳を持たなかった。」???いや、絶対におかしいでしょ!校閲さん、ちゃんと見つけて校正してよ・・こんなところばかり気になってしまう私。校閲がちゃんとできてない本って意外に多いですよね。他にも文庫でいくつか見つけたりしてい