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目を冷ました時はすでにお昼を回っていて、眩しい陽射しが外の爽やかな様子を物語っていた。昨日、あれから松岡くんにカラオケに連れて行かれ歌いまくったものだから喉が少し枯れてる。でも、おかげでスッキリしてるかな…うーん、と伸びをして立ち上がると、棚に仕舞い込んだカンバスを取り出した。仕上げたものは四つ。それぞれコンクールに出すものだ。テーマに合わせて仕上げてるけど…なんだかな…「はぁ…。」正直つまんないんだ。要求されるままに仕上げ
2004年という年は、俺らにとっても転機になる年にしようということで、年明けから沢山の仕事のプランが来たんだ。個人的には、大学を無事に卒業出来た事は、ホッとした。大学にかける穴埋めを、嵐のメンバーに、負担させてしまうことがなくなる。【大学卒業】親父との約束を果たせた。この二つから来る安心感は、何ものにも変えがたかった。『翔くん。卒業おめでとう』まだお祝いしてないけど。俺は憧れの先輩を恋人として、手に入れたんだ。ふふふ…💕あのとき可愛かったなぁ……『翔くん』わぁぁっ!「い
5/30日(日)……TRUEWEST大千秋楽この日は、仕事がなかったら見に行くね❤なんて、軽く智くんに言っていたけど、あの疲労度を見たら何がなんでも行きたくなった。舞台を観ると言うよりも、大阪まで迎えに行ってあげたいんだ。でも、智くんも忘れているだろうから、サプライズで……舞台終わって楽屋で花束持って待っていたら………💕女子の喜びそうなことなら、すぐ思いつくんだけど。さとしくんって何をしてあげたら喜ぶんだろう………そんなわけで、仕事も入れずに頑張って、今おれ、機上の人ね
木目調の落ち着いた、銀座のバーちょっと高そうな……少し落ち着きのない相葉に、チラっと目をやる。俺は、松岡先輩が苦手だった。前もバーに居た仲間が、未成年の智くんに酒を飲ませた事がある。支えられて、やっと歩けるほど酔った彼を、松岡くんのホテルに連れていった、苦い過去を思い出していた。あの時は、まだ駆け出しで松岡くんのホテルを間借りしちゃったけど、今なら少々高いホテルでも、彼を連れていけるのに。「はぁ……」二人でいてもつまらない。「悪いけど、今日は帰るわ」相葉にそう言って、立ち上が
〔翔さん、おはよう。〕車を降りたところで、ふいにニノに声をかけられた。珍しいな………「おはよう。」〔昨日の大野さんのインタビュー見ました?〕「え?(-_-;)(まずい……TV見てないや)」〔なんて顔してんですか?まぁ、ここでチャチャっと見てくださいよ〕そう言って、切りぬきらしきものををわたされたあぁ、僕の知らない大野くんの世界えっ!まてよ「俺の飯には行けなくても、松岡くんとなら行けるんだ…」〔メシ断られたの?〕「いや、もういいよ。行こう」ニノだって舞台が終わったばかりな
録画しといた「スピードスター」を見たけれど、やっぱりあの役は、智くんじゃなくても良かった。しかも、すぐ死んじゃうなんて……クスン悲しすぎるよ。ゼッテー嫌だ‼(ノ_・,)そんな日が来たら……生きてられないよぉ。事務所にも言うけど、智くんにも仕事選べっていわないと。RRRR……お決まりになった智くんからの電話マネジャーのお迎えがないときは、家に着いたら連絡するように言ってあるんだ。「はい。智くん着いたの?」『ううん。まだ。家に着くまえに、伝えたい事があって』「えっ?何の?」
タクシーは、言われた場所に着いたようだった。「ここですか?……すぐに戻るのでちょっと待ってて貰えますか?」そう頼んで降りる。タクシーのドアが閉まる音で、松岡くんと、大野君が出てきた。「翔!申し訳ない。大野を休ませてから送ってくれないか?」大野君は、支えられてやっと立っている。「わかりました。」松岡くんは、ドライバーさんにホテルの名前を告げて、お金を渡していた。「いま、俺はそこのホテルに泊まっているんだ。朝8:00までに帰るようなら、フロントに預けてくれ。」そう言って、カードを渡
ねぇ、誰か僕の智くん見なかった?すごく真面目で、神経質なんだけど。突然彼の兄というのがきてワインで接待をしてあげるも……彼は弟の足を引っ張るばかりで可愛そうに疲れきったさとし、諸悪の根元を断ち切ろうと、ついに実行に移すどんな智でも、見方になるからだけど……さとし。誰の服を引っ張っているの?甘える相手はここに居るよ放心状態のさとし……ねぇ、僕を見て「さとし……来たよ」「さとしくん…おれのところに戻ってきて…どこにも行かないで…」『翔くん……』「さとしくん……?」