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森雅之様がエロ貴族政治家!武田泰淳原作、吉村公三郎監督作品、日本、115分森雅之様、叶順子様、金田一敦子様、本郷功次郎様、滝沢修様、菅原謙二様、細川ちかこ様、志村喬様他「今日は、陸軍大臣が、お父さまのお部屋を出てから階段をころげ落ちた。」ヒロインで、貴族院議長・西の丸秀彦の娘である氷見子が、面談する相手との会話を、隠れてメモするよう父に命じられている、メモの一文がナレーションされる、オープニング。二・二六事件前後を描ぎながら、視点は氷見子にあり、
「娘・妻・母」★★★娘・妻・母Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}1960年5月21日公開/カラーシネスコ/122分/東宝/製作藤本真澄脚本井手俊郎・松山善三監督成瀬巳喜男撮影安本淳美術中古智音楽斎藤一郎出演-原節子・高峰秀子・森雅之・宝田明・淡路恵子・団令子・三益愛子・仲代達矢・草笛光子・小泉博・杉村春子・中北千枝子・加東大介・上原謙・太刀川寛前作「女が階段を上る時」から4ヶ月後に公開された成瀬監
幸田文原作成瀬巳喜男監督原作は幸田露伴の娘・幸田文だが文さんは四か月ほど実際に柳橋の芸者置屋に女中奉公している。出演は田中絹代、山田五十鈴、杉村春子、高峰秀子、岡田茉莉子・・一人づつでも主役を張れる顔ぶれそこに戦前の大スター栗島すみ子が加わる。栗島すみ子と言えば当時は泣く子も黙る大スターで成瀬監督の助監督時代も知っているから成瀬さんを「ミキちゃん」と呼び山田五十鈴や田中絹代ですら彼女の前では小さくかしこまっていたという。この
先日、たまたまテレビで放映されていた映画「東京物語」を観ました。みてビックリ。何これ、めっちゃ面白…!無知で恥ずかしいのですが今回初めて小津安二郎監督作を拝見しました。戦後間もない、1953年公開の本作は今でも国内外問わず非常に評価の高い映画なのだそう。そもそもこの作品の監督である小津安二郎氏が凄い名監督であるというのも今回知りました。これはシナリオ勉強中の身としては監督作品は全て観ておかねば!という事で小津安二郎監督作をサ
山田太一原作・脚本深町幸男演出1980年代にNHKで放送された山田太一さん×笠智衆さんのドラマシリーズ「ながらへば」「冬構え」「今朝の秋」はどれも胸に染み入る秀作でした。それでは「今朝の秋」のお話です。鉱造(笠智衆)蓼科の山荘で一人暮らしをしている鉱造のところへある日、東京から息子の嫁・悦子がやってくる。息子・隆一が末期癌で余命3か月であると伝えに来たのだ。悦子(倍賞美津子)鉱造は早速、上京し隆一を見