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先日着用した、野村半平の本場夏結城↓本場夏結城は、1930年台に野村半平氏(初代)によってつくられたのが始まり。現在では、3代目の野村不二雄さんが織られています。本場夏結城は、本場結城紬に使われる糸に甘撚りをかけた糸と、麻糸を使って織られたもの。技術的にとても難しいらしく、世の中に、夏結城をうたっている織物はありますが、麻糸を織り込む夏結城は野村さんのみが制作されています。なので、生産反数にも限りがあり、かなりレア。昨年の結城ツアーの時、野村さんのお邪魔させていた
GW前半、夫と娘とで東京観光をいたしました。とにかく、東京の有名どころ、大きな建物を巡る旅(笑)関東以外の方の、東京観光の参考になれば(笑)順路は、一日目まずは、春から社会人の息子の会社(笑)国会議事堂皇居東京駅KITTE丸の内で買い物皇居から東京駅へ二日目スカイツリー国技館相撲部屋めぐり東京ドーム慶応病院(娘が看護師なので)国立競技場靖国神社武道館歌舞伎座スカイツリーで三日目東京タワーと増上寺原宿でお買い物渋
先日着用した、私の着物の中で、一番柄が多い着物の一、二位を争う着物がこちら↓柄は大きいけど、色は派手ではないのと、紬地で光沢感がないので、なんとか着用できる(笑)帯は筑前織物さんの博多帯↓古風な独鈷柄が欲しくて手に入れました。この博多献上は通常の帯の2倍の経糸が使われており、国産糸の手織り品。完全に自己満足の帯(笑)詳しくはコチラに↓『献上柄の博多帯が欲しかった』●献上柄の博多帯が欲しかった私、出身が九州でして、いつかは、献上柄のいい博多帯がほしいと思っていた
お洋服や着物選びに利用する診断類の重要度の順番は、1,顔タイプ2,骨格3,カラーだと、ワタクシは思っています。先日、Aさまが骨格診断と補整着付けアドバイスに来ていただいた時の一コマ。Aさまは、以前、お洋服の骨格診断を受けたことがあり、「ストレート」タイプと診断されたそう。でも、Aさま、骨格ストレートに似合うといわれるタイプのお洋服が好きじゃないし似合わない、と。だから、お洋服選びの迷子になっていたと。これ、よくある話。診断類全般に言えるこ
私は、原色に近い色や、鮮やかな色、主張の強い色は、どちらかというと苦手です。でも、面積的に少なめだといいかな、と思って、着物よりも、帯や小物には、そんな色を買うこともあります。この帯も、この柿色に惹かれて、買った帯↓柿色に辻が花模様の名古屋帯。この色は、私にとっては、色の主張が強い。なので、華やかさが似合う春に着用します。本塩沢の主張感のない着物にあわせると、帯が主役になって、「春だから、この帯なのね」感がでるので、気持ち的に落ち着きます。帯締めはなじませて、
三大紬というと結城紬、大島紬、塩沢紬ですね。何れも産地の名前がそのままついています。塩沢は新潟の地名です塩沢の織物には「越後上布」「本塩沢」「塩沢紬」「夏塩沢」があります。その中で本塩沢と塩沢紬は間違えられ易いですね本塩沢は御召(お召糸で織った織物)塩沢紬は紬(紬糸で織った織物)私が着ているものは本塩沢の単衣です。(シボがあるためよく単衣で仕立てられます)※ここで生徒さんの為に復習しておきます。紬糸とは絹の真綿を紡いだ糸で、太さが一様でなく節があります。
塩沢紬の工房の方のお話聞いてきました。塩沢は、塩沢紬と本塩沢というのがあります。本塩沢とは塩沢お召しのことなのですけど、それがどのように違うのか?実物を見て確かめたいと思い訪ねました。本塩沢(塩沢お召し)は、縦糸に2000回の撚り(より)をかけた強撚糸(きょうねんし)にのりをかけたものを用いて織る。そうすると、広幅の反物に織りあがる。織りあがった反物を湯につけながら手もみしてのりを取り除くと、強い撚りが戻ろうとしてしぼが出来る。またそのことによって、広幅だった反物も普通の反物