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3月19日に、新規子宮筋腫治療薬のイセルティが発売されました。同効の経口医薬品としては、すでにレルミナが販売されており、両方ともGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)アンタゴニストです。一番の違いは、イセルティは食事の影響を受けないこと。レルミナは食事の影響を受けるので「食前」となっています(食後で効果減)。イセルティには食事の縛りがありません。作用機序などについては、レルミナの記事を参照してください→レルミナ|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)
9月12日に新規潰瘍性大腸炎治療薬のベルスピティが発売されました。では、日経メディカルさんの解説です。治療抵抗性の潰瘍性大腸炎に新しいS1P受容体調整薬:日経メディカル「ベルスピティは、既存のゼポジアと同じS1P受容体調節薬である。S1P受容体に結合し、受容体の内在化を誘導・維持することで、炎症部位に遊走する活性化リンパ球を減少させる。これにより、炎症性サイトカインの産生が低下し、UCの炎症を抑制すると考えられている。ゼポジアがS1P受容体のサブタイプ1および5に選択的に作用す
10月22日に、新規睡眠薬のボルズィが薬価収載されました。おそらく、まもなく発売されるはずです。ボルズィは国内4製品目のオレキシン受容体拮抗薬です。念のため、先行の3種を挙げると、ベルソムラ、デエビゴ、クービビックです。私個人としては、クービビックを扱ったことがないうちにボルズィが発売になりそうです。現在は圧倒的にデエビゴの処方が多いですよね。気になるのは、4種の違いです。木元先生の新薬情報オンラインから抜粋させていただきます。ボルズィ(ボルノレキサント)の作用機序:ベルソムラ/
ついさっき、同じようなタイトルでヘルネクシオスについて書きましたが、同日に新規非小細胞肺がん治療薬のイブトロジーも発売されていました。では、前回も掲載した分類です。■非小細胞肺がん治療薬の分類・EGFR遺伝子変異陽性第一世代→イレッサ、タルセバ第二世代→ジオトリフ、ビジンプロ第三世代→タグリッソ、ラズクルーズ・ALK融合遺伝子陽性→アレセンサ、ザーコリ、ジカディア、ローブレナ、アルンブリグ・ROS1融合遺伝子陽性→ロズリートレク、ザーコリ、オータイロ、イブトロジ
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。今年も、おもに新発売の薬剤について、すんなりと服薬指導できるように準備をしていきたいと思います。余談ですが、実は私、現在転職活動中です。1月は有休消化中なので、更新できるものはできるだけ更新したいと思います。今回のビルベイは、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症治療薬です。この疾患は指定難病に指定されており、2024年度の特定医療費受給者証所持者数は7人とのこと。つまり、処方を受けることが極めて少ない薬剤と言えます。ただ、サラっとで
3月30日に新規神経膠腫治療薬のボラニゴが発売されました。なかなか接することがないかもしれませんが、投薬することもあるかもしれませんので、ポイントを押さえておきます。まずは神経膠腫ですが、脳において栄養供給や神経伝達物質の伝達などを担う神経膠細胞こうさいぼう(別名:グリア細胞)が腫瘍化する疾患(脳腫瘍の1つ)で、グリオーマとも呼ばれます。最近、神経膠腫の約70%にIDH1またはIDH2遺伝子変異陽性があることがわかってきました。ボラニゴ(ボラシデニブ)の作用機序【神経膠腫】
2月に高田製薬から「2026年1月31日までに、国内において、承認された用法・用量の範囲内ではあるもののコルヒチンの1日量1.8mgを超える高用量投与後に死亡に至った症例が8例報告されています。これらの死亡の要因として、高用量投与以外に高齢、腎機能障害、肝機能障害、CYP3A4又はP糖蛋白の阻害作用を有する薬剤との併用が関連している可能性もあります」との注意喚起があり、その後添付文書が改訂されています。ご確認ください。コルヒチン添付文書改訂2026年2・3月.pdfSharedw
新規片頭痛予防薬のアクイプタが発売されました。片頭痛治療薬もどんどん増えてきており、開発が活発ですね。アクイプタは、片頭痛発作の予防に用いる経口CGRP受容体拮抗薬です。この分野で1番新しい作用機序の薬剤が、抗カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)関連薬で、抗体製剤としてガルカネズマブ(エムガルティ)、エレヌマブ(アイモビーグ)、フレマネズマブ(アジョビ)の皮下注射製剤が先行して発売されました。その後、急性期治療および予防薬として経口CGRP受容体拮抗薬リメゲパント(ナルティーク)