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3月19日に、新規子宮筋腫治療薬のイセルティが発売されました。同効の経口医薬品としては、すでにレルミナが販売されており、両方ともGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)アンタゴニストです。一番の違いは、イセルティは食事の影響を受けないこと。レルミナは食事の影響を受けるので「食前」となっています(食後で効果減)。イセルティには食事の縛りがありません。作用機序などについては、レルミナの記事を参照してください→レルミナ|「服薬指導のエッセンス」(じほうから新版が発売中!)
9月12日に新規潰瘍性大腸炎治療薬のベルスピティが発売されました。では、日経メディカルさんの解説です。治療抵抗性の潰瘍性大腸炎に新しいS1P受容体調整薬:日経メディカル「ベルスピティは、既存のゼポジアと同じS1P受容体調節薬である。S1P受容体に結合し、受容体の内在化を誘導・維持することで、炎症部位に遊走する活性化リンパ球を減少させる。これにより、炎症性サイトカインの産生が低下し、UCの炎症を抑制すると考えられている。ゼポジアがS1P受容体のサブタイプ1および5に選択的に作用す
5月20日に新規格・新剤型の医薬品が薬価収載されましたので紹介します。アラグリオは手術用の医薬品で、間違えて掲載してしまいました。すいません。○ウプトラビ錠0.2mg/0.4mg/0.8mg(一般名:セレキシパグ)※小児用0.05mgもある【肺動脈性肺高血圧症の用法・用量】(変更なし)以下を1日2回食後に経口投与する。体重開始用量(1回量)増量幅(1回量)最高用量(1回量)9kg以上25kg未満0.1mg0.1mg0.8mg25kg以上50k
表題の件です。マンジャロの薬価はけっこう下がります。高額冷所品なので、翌月分を買わないと思いますが、注意しましょう。001699504.pdf001699514.pdf
今年度も残すところ約3ヵ月ですね。表題の通り、販売終了にともなう経過措置期間が3月末に終了する薬剤があります。比較的使用頻度の高いもの(おもに先発品)を表にしましたので、確認してください。まだ入手できる可能性もありますが、残ったら無駄になるので、ある時点でジェネリック等に切り替えたほうがいいでしょうね。今回も消え去る先発品があります。ジェネリックに切り替わっている現在では当然なのかもしれませんが、ちょっと寂しくなる部分もあります。EPL、イメンド、オステラック、ガストローム、クレストール
12月22日付けで、ケレンディアに慢性心不全の適応が追加されました。○ケレンディア錠10mg/20mg【追加内容】メーカーからの通達文書の一部を貼っておきます。思ったより小さかったので、改めて以下に記載します。【用法・用量】〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉通常、成人にはフィネレノンとして以下の用量を1日1回経口投与する。eGFRが60mL/min/1.73m2以上:20mgeGFRが60mL/min/1.73m2未満:10mgから投与を開始し、血清カリウム
3月30日に新規神経膠腫治療薬のボラニゴが発売されました。なかなか接することがないかもしれませんが、投薬することもあるかもしれませんので、ポイントを押さえておきます。まずは神経膠腫ですが、脳において栄養供給や神経伝達物質の伝達などを担う神経膠細胞こうさいぼう(別名:グリア細胞)が腫瘍化する疾患(脳腫瘍の1つ)で、グリオーマとも呼ばれます。最近、神経膠腫の約70%にIDH1またはIDH2遺伝子変異陽性があることがわかってきました。ボラニゴ(ボラシデニブ)の作用機序【神経膠腫】
前立腺がん治療薬のアーリーダ、イクスタンジの併用禁忌薬が増えました。CYP3A4絡みの相互作用です。抗SARS-CoV-2薬、抗HIV薬には注意が必要です。*マークのあるものが追加です。●アーリーダの併用禁忌薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子ニルマトレルビル・リトナビルパキロビッドパック本剤の血中濃度が上昇し、副作用が増強するおそれがある。ニルマトレルビル・リトナビルからCYP3A阻害作用のない薬剤への代替を考慮すること。また、ニルマトレルビル・リトナビルの血中濃
効能等追加情報が8月、9月と出ていますので、ぼちぼち紹介します。今回はコセルゴです。私は手にしたことがありません。ただ、とても重要な内容の変更ですので、掲載します。○まずは8月の情報です。これまでは小児にしか適応がありませんでしたが、成人にも適応が追加されました。用量については、以下の表が掲載されています。体表面積(m2)投与量0.55-0.69朝20mg/夜10mg0.70-0.891回20mg1日2回0.90-1.091回25mg1日
7月15日に特発性肺線維症、進行性肺線維症治療薬のジャスケイドが発売されました。投薬するうえでの注意点など、まとめておきます。特発性肺線維症(IPF)および進行性肺線維症(PPF)は、肺の間質に線維化がおこる肺線維症のひとつです。IPFは原因不明の肺線維症でもっとも多く、PPFは原疾患として関節リウマチ、全身性硬化症(強皮症)などあり、そのせいで肺組織の炎症が繰り返され線維化が起こります。ちなみに、IPFは、主に50歳以上の男性によくみられ、国内患者数は推定1万数千~3万人とのことで