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11月のまたある日、また誰かが家に来ました。とっても綺麗な20代のお姉さん、猫の映画「ガーフィールド🐱」の飼い主の恋人の女優さんに似ていました。しかし私の第一声は…「Whatnow…」私は元々はとても礼儀正しい人間でした。しかし私の第一声の「Whatnow?」は大変失礼な言い回しです。ウンザリして、「今度は何だよ」という言う意味です。児童福祉士の彼女の名前はキャリッサ。数日前に我が家に来た、母子シェルターの職員さん1人がキャリッサを連れてやってきました。私の態度を気にせ
児童相談所の職員キャリッサに言われ、保育園入園の手続きの為、役所へ行くことになりました。キャリッサは迎えに行くと申し出てくれましたが、私は役所の前に行きたい場所がありました。それはファストフードのプレイエリアでした。子供たちを大事なアポイントメントに連れて行く前には、こうやって思いきり遊ばせるようにしていました。そうしないと、第1子、第2子はヤンチャすぎて、役所でじっとできないからです。アメリカの公園は、ギャングが縄張り争いをしていて大変危険な為、子供たちを遊ばせることはできません。
※現在の話です。我が家は灯油を運んでくれる夫がいなくなったので、冬の初め、電気ファンヒーターを買いました。マントルピースも買い、寒い冬を少しでも暖かい雰囲気にしようと思いましたが、やっぱり寒い灯油ファンヒーターじゃないと、東京の冬は乗りきれない……ということで、やはり灯油を買うことに。夫はいつもお家の近くのガソリンスタンドまで歩いて買いに行ってくれましたが、実はマンションの下の公園に、灯油を売りにきてくれる、「優しいおじいちゃん」がいるのです。90歳近いおじいちゃん。当然、少
いくら私が日本に帰りたくても、住民票がなく、未就学児3人を連れて、無職で、家も借りられなければ、日本でホームレスになる可能性があります。保育園に入れる保障もない未就学児3人と共に、ゼロから日本で再建は不可能に近い気がしたので、アメリカに残る想定も考えました。温暖な南部では珍しく寒い冬のある日、私はアメリカの不動産屋へ行きました。1人で行きたかったのですが、その日は第2子の体調が良くなく、保育園を第2子のみ休ませて、一緒に行きました。日本では概念はないですが、アメリ
私は万が一、夫が働けなる日を想定して、米軍にいられなくなった場合、どうするか、毎日考えていました。もちろん日本への帰国しかないと思っていました。しかし…調べていくうちに、①日本の不動産会社は、仕事がないとほぼ家を借してくれない。アメリカから日本の不動産屋さんに電話で問い合わせても、子供がいることも併せて、特に個人経営の不動産屋さんには「いや〜ウチでは無理ですね」と、あっさり断られました。↓②日本の仕事は、住民票がないと働けない。「まずはお家を見つけて、住民票ができた
当時、アメリカで大人気のドキュメンタリー、10代で出産した若いママのリアリティ番組、「Teenmom」(ティーン・ママ)を観ていました。シングルマザーで3人の娘を育てるリアさんは薬物依存性になってしまいました。子供2人は双子で、双子のうちの1人は世界に数名しかいない難病を患い、視力も弱く、いずれ立てなくなる病気でした。リアさんは、「子供を育てる為に、向精神薬を服用した。あの薬があれば、朝、起きてテキパキと子育てと仕事が出来るから。しかし次第に薬の量が増えていき、薬がないと逆に体が